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TAB イベント メディア - 2D: 写真





 



「Elements」展

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「Elements」展
ギャラリーHANA 下北沢にて (世田谷、川崎エリア)
(2017年08月18日 〜 2017年08月24日)

技法や作風などタイプの異なる作家5名による展示。世界を構成する五大元素、地・水・火・風・空を表す『要素』= Elements と名付けられた今展は、それぞれの個性が織り成す化学反応を体感させる。




石川直樹 「いつでもどこでも写ルンです」

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石川直樹 「いつでもどこでも写ルンです」
FUJIFILM SQUAREにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年08月11日 〜 2017年08月24日)

1986年に商品化された「写ルンです」は、当時まだ特別なものだったカメラや写真を、誰もが日常的に楽しむものに変える端緒となり、昨年30周年を迎えました。デジタルカメラやカメラを内蔵するスマートフォンが普及した今日なお、撮影枚数の制限から大切にシャッターを切る感覚、現像するまで写真が見られないわくわく感、フィルムらしい仕上がりなど、「写ルンです」ならではのテイストに改めてご支持をいただいております。 本写真展では、北極点から南極点までを人力で踏破。23歳でエベレスト含む七大陸最高峰を史上最年少(当時)で登頂など、地球をフィールドに活躍し続けてきた写真家石川直樹氏が、厳しい遠征にも携行した「写ルンです」だからこそ捉えることのできた極地の記録から、機動力を発揮した旅先でのスナップなど、「写ルンです」で捉えたこれまでの旅の記録を展示します。 また、自身が新たな方向の写真や映像を担当する、ふくしまの中高生によるミュージカル創作プロジェクト「チャレンジふくしまパフォーミングアーツプロジェクト」(主催:福島県)に出演する中高生たちとのワークショップから生まれた、「写ルンです」で撮影した活動や日常の様子も展示。「写ルンです」が、記録だけにとどまらず、写す人と見る人の心をつなぐことも感じていただけます。 会場: 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1




髙﨑紗弥香 「沈黙の海へ」

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髙﨑紗弥香 「沈黙の海へ」
H.P.FRANCE WINDOW GALLERYにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年07月07日 〜 2017年08月24日)

初夏から晩秋にかけての4ヶ月間、御嶽山の山小屋で働きながら撮影を続ける髙﨑紗弥香。一人歩く過程で写真に収められた風景は、日本の自然でありながら、まったく未知の場所に降り立ったかのような新鮮な印象を与えます。一度見ると頭から離れない圧倒的なイメージからは、雄大さとともにそれに向かう作家自身の強さをも感じさせます。




石井江奈 「Texture~かさなる気配~」

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石井江奈 「Texture~かさなる気配~」
ART FOR THOUGHTにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年08月17日 〜 2017年08月25日)

手触りや質感など、”モノ”が醸し出す視覚的・触覚的感覚を示す言葉、”Texture”をテーマに、プラチナプリントやサイアノプリント作品約20点が揃います。




ベッティナ・ランス 「Chambre Close」

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ベッティナ・ランス 「Chambre Close」
Art Gallery M84にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年08月14日 〜 2017年08月26日)

フランスを代表する女性写真家ベッティナ・ランスは、セルジュ・ブラムリーの小説とコラボレーションによる1990年から1992年に制作されたパリの女性達を撮影したヌード写真集(Chambre Close/シャンブル・クローズ=密室)で、あられもないポーズが話題となりヨーロッパだけでなく米国、日本、韓国、オーストラリア、モスクワでもベストセラーとなり世界中にその名が広がったと言います。世界的な写真家として名声を得る切っ掛けとなった作品、その中から貴重な約20点を展示します。 初めての被写体にストリッパーを選んで以来、女性を写した作品を数多く発表してきたランスは、一貫して女性達が生まれながらにしてまとう華やかさと儚さ、内面から湧き出る美や苦悩、憂いを力強く写してきました。レンズの前で飾り気のない心情や濃厚な人間性を惜しげもなくさらしています。作品の中には、「ランスでなければ写せない」とまで言われるしぐさや眼差しとともに、瞬間に写し取られた本能的な女性達の姿を捉えるベッティナ・ランスの魅力に迫りたいと思います。




赤鹿麻耶「大きくて軽い、小さくて重い」

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赤鹿麻耶「大きくて軽い、小さくて重い」
Kanzan Galleryにて (馬喰町エリア)
(2017年07月18日 〜 2017年08月26日)

写真家、赤鹿麻耶の新作による個展を開催します。




「鏡と穴- 彫刻と写真の界面 vol.3 水木塁 -」

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「鏡と穴- 彫刻と写真の界面 vol.3 水木塁 -」
Gallery αMにて (馬喰町エリア)
(2017年07月15日 〜 2017年08月26日)




「ワンカップ、ラ·プティット·タス」展

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「ワンカップ、ラ·プティット·タス」展
KEN NAKAHASHIにて (新宿エリア)
(2017年08月04日 〜 2017年08月26日)

絵画、写真、シネマ、メディアなどの視覚芸術媒体は、歴史的流れの中で、表現における許容の限界を押し広げてきました。 絵画表現ではフラゴナールからピカソ、写真の文脈ではマン·レイからロバート·メイプルソープ、また映画界ではベルナルド·ベルトルッチからハーモニー·コリンなど、革新的な名作を世に送り出して来たこれらの作家·監督は、セクシュアリティを明るみに出し、エロティシズムや禁断、そして罪などについて物語り、鑑賞者に新たな認識や知性を与えてきました。それはまた、社会的認識上の規制や価値へと立ち向かった勇敢な行為でもありました。ありとあらゆることをインターネットで得られる現代、芸術は世界中に氾濫するネットを媒体にしたイメージの増殖のスピードに追いつくことができない状況にあります。しかし一方で、そういった消費的で性的なイメージには、人の記憶に残り魅了し続けるような”力”が欠けていると考えられます。 例えば、ピカソの「アビニヨンの娘たち」は伝統絵画への破壊的挑戦でしたが、この歴史に残る裸体群像は今もなお人々を魅了し続けています。また、2012年に公開されたハーモニー·コリンの映画「スプリング·ブレイカーズ」に登場するネオンカラーのビキニに覆面姿の女子大生4人組は、現代版裸体群像を想起させ、その斬新なビジュアルとストーリー展開により、映画界や一般観客の間で賛否両論を引き起こすなど世に議論を巻き起こしました。 本グループ展「ワン·カップ、ラ·プティット·タス」は、現代のアーティストが、21世紀においてのジェンダー·リアリズムやポスト·エロティシズムとどう反応することができるか、そして挑発、暴露、逸脱の議論の先に進んだ領域で作品を制作することについて問いかけます。この問題は、今回初回する作家をはじめ、現代のアーティストに向けられた挑戦でもあります。展示では、東南アジア、ヨーロッパそして北米など世界各国の、新進気鋭から世界的に活躍するベテランまでキャリアもさまざまな作家の、絵画、写真、映像作品を展示します。 本グループ展のタイトル「ワンカップ、ラ·プティット·タス」は、自動販売機でいつでも買える酒の”謎”のように、かつては禁じられていたものが何時何処でも手にはいる事象の有様を示唆します。また、「ラ·プティット·タス」という言葉は、快楽目的の性交を「小さな死」と説いた思想家ジョルジュ·バタイユが仏語で小さなカップ·女性器の意味を持つ同語に擬えてエロティシズムの快感を言及したものです。エロティシズムとそのイメージが蔓延し、その至高性が失われつつある今、本展「ラ·プティット·タス」で展示される「快楽の器」は鑑賞者の慾望を満たすことができるか。現代アートが秘めている可能性へと鑑賞者の意識を導くととなるでしょう。 出展アーティスト: サンドリオン・ベランジェ (フランス・カナダ)、クラリス・ロビン (フランス)、クレマンス (メキシコ)、ダリア·ジェ・パスカリス (フランス・イタリア)、レア・ル・ブリコント (フランス)、パスカル・リエブ (フランス)、サリサ・ダマランカー (タイ)、シェリー・シルバー (アメリカ)、スカイナ・ジュアル (モロッコ)、スティーブン・ラック (カナダ・アメリカ)、トム・ド・ペカン (フランス)、トラヴィス・クローゼ (アメリカ) キュレーター: ステファン・サラザン




Spew 「Give me air」

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Spew 「Give me air」
G/P galleryにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年08月11日 〜 2017年08月26日)

newroomでは、国際的に活動し海外でも評価の高い3人の日本人写真家、横田大輔、宇田川直寛、北川浩司によるユニット「Spew」による新作を展示いたします。 2016年に覆面ユニット兼音楽・出版レーベルとしてスタートしたSpewは、ライブをはじめ、2017年の銀座プロムナードギャラリーでの展示「SPEW Photo Exhibition at Ginza」など、サウンドやプロジェクションをつかった型破りなパフォーマンスで注目をあつめてきました。 本展では、3人のメンバーそれぞれが膨らませた黒いふうせんに、音の振動を媒介、増幅させた実験的なインスタレーションをご覧いただけます。最終日にはパフォーマンスライブと、新しいZINEのローンチイベントを行います。




三野新 「偶数と奇数の実験」

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三野新 「偶数と奇数の実験」
G/P galleryにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年08月19日 〜 2017年08月27日)

三野新(1987年生まれ)の新作個展『偶数と奇数の実験』を開催いたします。三野は「恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマとして、写真表現を拡張的に捉え、舞台芸術、現代美術分野にまたがる横断的手法で制作しています。昨年度G/P gallery shinonomeにて写真・作・演出を担当した『人間と魚が浜』(2016)を上演し好評を博しました。写真分野においても、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD での準グランプリや「1_WALL」展での入賞などその才能の評価が著しいものです。 本展では、三野が主宰する新団体ニカサンによる9月上演予定の『偶数と奇数』をもとに、新しい写真的表現を目論む実験的な展示となっています。そこでは、実際の舞台装置がG/P galleryに合わせて新たに制作され、ワークインプログレスとして役者が演じる空間にもなっています。また、この展示はフィクションが紡がれることを予感させるインスタレーションとしても機能しています。物語(フィクション)と現実の政治的な問題を、アクチュアルに三野が思考し実践する場となるよう意図された空間です。三野による実験室として機能する展示を、皆さまぜひご体感ください。 [関連イベント] 「『偶数と奇数の実験』を見る」 展示会場において役者たちと三野によるワークショップを実際にご覧になれます。 日時: 8月20日(日) 14:00〜18:00、21日(月) 16:00〜20:00、22日(火) 16:00〜20:00、23日(水) 16:00〜20:00、25日(金) 16:00〜22:00 入場無料・予約不要・逐次入れ替え制




渡辺篤 「わたしの傷/あなたの傷」

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渡辺篤 「わたしの傷/あなたの傷」
ROPPONGI HILLS A/D GALLERYにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年08月04日 〜 2017年08月27日)

当事者経験をもとにした個人的なテーマを、社会問題にも接合させながら渡辺篤は制作を続けてきました。近年は、自身が過去に深刻な「ひきこもり」だったことをきっかけに作品を展開させています。現在、「ひきこもり」は一説によると日本に150万人以上居るとも言われています。しかしながら当事者の居る状況自体が、いわばブラックボックス化していることもあって、どこででも起こりうる問題であるものの、すぐにはその特効薬の見つかることのない切実な社会問題となっています。また近年では日本の文化的・経済的等の事情を背負ったこの「ひきこもり」という社会現象は、海外でも"Hikikomori"として語られ、注目されはじめています。 渡辺の近作《止まった部屋 動き出した家》(2014年) では、一畳サイズのコンクリート製の家型造形物の中に、1週間自身の身体を密閉してこもり続け事実上の身体拘束をしたのち、カナヅチとタガネを使って自力で脱出をしました。コンクリートを素材としたインスタレーション内でのこの過酷なパフォーマンスでは、山岳修行における「擬死再生(一旦死んで生まれ変わること)」や仏教由来の「内観」にも通じる”とらわれからの再生”を、自身のひきこもり経験に踏まえた形で表現しました。また、この際の個展開催に向け、実際にひきこもりを続けている当事者たちに向けて、インターネットを通じ、彼ら彼女らの暮らす部屋の写真を募集しました。その結果集まった約60枚を展示。会期中には渡辺自身も思いがけず、ひきこもり当事者が複数会場に訪れました。この展覧会はテレビ・雑誌・新聞など、メディアでも多数取り上げられました。今回は、この作品を再演した映像、インスタレーションを展示予定です。 また、《プロジェクト「あなたの傷を教えて下さい。」》 (2016年)でも、渡辺は自身のウェブサイトを用いて募集を行いました。これは個人的な心の傷についてのストーリーを匿名募集するプロジェクトです。現在までに約700件の当事者性豊かな文章が、日本語のみならず様々な言語で送られてきています。制作方法は、投稿文を円形のコンクリート板に書き、それをあえて一旦ハンマーで割って、陶芸の伝統的な修復技法である「金継ぎ」を応用し、修復をするという形式です。 ”心の傷はいつか光り輝く”という願いを表すその制作工程は、一枚が修復される度に渡辺のSNSを通じ、リアルタイムに画像が発信され続けています。 本展「わたしの傷/あなたの傷」ではこれら近年の作品群を多数展示予定です。さらに、自身の母親との合作も制作予定です。ひきこもりであったときの渡辺にとって、扉の「こちら(わたし)」側で持っていた傷は、同時に扉の「むこう(あなた)」側の傷でもありました。それに気づくことが渡辺がひきこもりを終えた理由でもあるのです。渡辺家の家屋のミニチュアを一旦壊し、当時を振り返る対話をしつつ、お互いで修復を試みます。 渡辺自身が過去に負った傷は、他者の傷に気づくことや、アートにおける発表活動と向き合うことで昇華されていきました。そうした自身の傷の修復の経緯をきっかけとして、「弱い自分・弱い誰か」が見殺しにされない社会を作るため、相互に寄り添う態度を、アートを通して社会に提案しています。




「Eye Point」展

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「Eye Point」展
Alt_Mediumにて (新宿エリア)
(2017年08月22日 〜 2017年08月27日)

神奈川県立新羽高校写真部で写真表現に触れ、今も学校や社会で写真表現を継続しているOBの作品展。 出展作家: 田辺眞、長山桜、藤谷佳奈、内田千冬、庄司理彩、尾島侑樹、黒川正彦




「DIC川村記念美術館×林道郎 静かに狂う眼差し - 現代美術 覚書- 」展

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「DIC川村記念美術館×林道郎 静かに狂う眼差し - 現代美術 覚書- 」展
DIC川村記念美術館にて (その他のエリア)
(2017年07月08日 〜 2017年08月27日)

本展は、当館のコレクションの中心を成す現代美術に焦点を当て、美術史・美術批評の分野で活躍する林道郎の手引きで、初公開作品を含む約90点をご紹介します。現代絵画とは何か、どのような流れや変化があったのか、絵画をさらによく見るために、4回シリーズの講演会やギャラリートークを毎週開催し、コレクションを通して現代美術への理解を深めるための機会です。ポロックやラインハート、ルイスやステラなどの、絵画の本質を追求するモダニズムにより導きだされた作品群は、戦後アメリカ美術におけるひとつの到達点とみなされてきました。そのため、飽和状態に達した絵画は完結したメディアとして急落し、60年代には芸術の様式は立体作品など絵画ではないものへと多様化していきました。しかし、絵画は決して消滅することはなく、現在ではかつてないほどの勢いで私達の前に現れ出ています。このような死なない絵画について林道郎氏は思索を繰り返し、独自の言葉を構築してきました。本展では、絵画がもつ人間の感覚や想像力や思考のモデルとしての可能性について探ります。 [関連イベント] 1. 講演会 登壇者: 林道郎(美術史・美術批評、上智大学教授) 日時: 8月5日(土)「密室と絵画 静かに狂う眼差し」 8月12日(土)「反射と透過 表面という問題」 8月19日(土)「鉛とパン 戦後美術における灰色への沈着と日常性への下降」 8月26日(土)「筆触のざわめき 手の(無)人称」 各日: 13:30-15:00(13:00開場) 予約不要、定員80名、入館料のみ 2. ギャラリートーク 日時: 7月8日(土) 林道郎(美術史・美術批評、上智大学教授) 7月15日(土) ガイドスタッフによる対話型トーク mite!」 7月22日(土) 前田希世子(本展担当学芸員) 7月29日(土)アートテラー とに~ 8月19日(土) ガイドスタッフによる対話型トーク mite!」 上記ギャラリートークの開催日を除く毎日 ガイドスタッフによる定時ツアー 各日: 14:00-15:00 (予約不要、14:00 エントランスホール集合) 定員: 60名、 料金: 入館料のみ ※関連イベントについては公式ホームページをご確認ください。




琉花 「VOYAGE 2014−2017」

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琉花 「VOYAGE 2014−2017」
ALにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年08月18日 〜 2017年08月27日)

フィルムカメラを片手に写真を撮るために旅を始めた2014年から現在までの作品で会場を彩ります。16歳から19歳の琉花がファインダーを通して感じた世界に触れてみて下さい。




田口まき 「Beautiful Escape」

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田口まき 「Beautiful Escape」
CALM & PUNK GALLERYにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年08月18日 〜 2017年08月27日)

2009年にCALM&PUNK Galleryで開催した個展「戦う Annabel Lee」では、当時の社会とメディアから受ける「現実」の二重構造に対して疑問を持ち、作品展示ではなく、撮影風景を公開するというパフォーマンスを行いました。その個展含め田口まきは、これまで一貫して10~20代の女の子を被写体に彼女たちの純粋な姿を捉えてきました。8年ぶりの個展開催となる本展では、2014年頃からの作品群と総勢14名の女の子を被写体に、早朝の都市と美しい朝焼けの浜辺で撮影した新作を展示発表。様々なシチュエーションと女の子が映る過去作品に並び、新作作品では対照的な場所に自由な雰囲気と純粋な欲望を纏った女の子たちの自然体が記録されています。また会場では、過去作品から本展新作まで収録した写真集「Beautiful Escape」を発売。田口のカメラへ純粋に目線や姿を預ける彼女たちのかけがえのない瞬間をぜひご覧ください。




「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2015-2017 - 漂泊する想像力」

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「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2015-2017 - 漂泊する想像力」
原美術館(東京)にて (東京:その他エリア)
(2017年05月27日 〜 2017年08月27日)

原美術館が2003年からパートナーをつとめる「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」は、日本とドイツの間で現代美術アーティストを交換して交流をはかるメルセデス・ベンツ日本株式会社の文化・芸術支援活動で、1991年から続いています。 本展では、2016年にベルリンへ派遣した泉太郎と、2015に年東京へ招聘したメンヤ・ステヴェンソン、さらに、過去にこのプラグラムに参加したアーティストの中から佐藤時啓が招待出品し、新作を発表します。作風・スタイルは異なりますが、いずれも本展に向けた制作のためにカメラを持って街へ出ました。東京あるいはベルリン─街の中を漂泊するアーティストの想像力が創り出す三者三様の世界をご鑑賞ください。 [関連イベント] 1. アーティストトーク(予約制、申し込み先着順) 日時: 2017年5月27日(土)14:00 〜16:00 場所: 原美術館ザ・ホール 出演者: 泉太郎、メンヤ・ステヴェンソン、佐藤時啓 司会: 安田篤生[原美術館副館長/学芸統括] 2. ワークショップ(予約制、申し込み先着順) 会期中に出品作家の佐藤時啓による親子で参加できる体験型ワークショップを行います。 ※関連イベントの詳細・お申込み方法は公式ホームページをご確認ください。




サーラ・マリア・シクルーナ 「ずっと私についてきて」

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サーラ・マリア・シクルーナ 「ずっと私についてきて」
遊工房アートスペースにて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年08月23日 〜 2017年08月27日)

サーラ・マリア・シクルーナの作品は、儀式、システム、そして偶然を絶えず探求し、そのプロセスを大いに重視している。彼女の作品はインストールからシルクスクリーン、そして文書化へと変わるが、しばしばデジタルメディアを出発点として使う。場所とその経験に魅力を感じることで、東京の遊工房アートスぺースで、これをさらに探求し、アーカイブの一環として経験をどのように視覚的に記録し保存できるかを調査する予定。 滞在中、彼女は様々な方法で記録し街を探索する。これは、ムーブメントの記録として、写真とビデオ・ドキュメンテーション、ドローイングとマッピングを駆使して行う。サラは大都市とアーカイブのコンセプトに興味があり、視覚的にこれを描写するさまざまな側面を試していく。日常、多くの出来事が起こる典型的な場所とされる街の記録に重点が置かれる。この作品の収集は、単に地理的要素としてではなく、経験をマッピングすることによって、自分の経験の個人的アーカイブとして存在する。 会場: Studio2




「ユニバーサル・ネーチャー - 日本の現代美術家6名によるカレワラ - 」展

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「ユニバーサル・ネーチャー - 日本の現代美術家6名によるカレワラ - 」展
SEZON ART GALLERYにて (表参道、青山エリア)
(2017年08月06日 〜 2017年08月27日)

本展はフィンランドに伝わる民族叙事詩である「カレワラ」を、日本の現代作家6名が現地でのリサーチに基づき、新たな視点で解釈し作品を発表するものです。カレワラに登場する女性を独自の視点から木彫で表現する飯沼英樹や、カレワラをめぐる架空の話を紡ぎ出し、映像インスタレーションとして発表する太田祐司、人間の持つ根源的暴力や欲望を見据えて神秘世界を表現する鴻池朋子、幸福をもたらす神秘的な道具「サンポ」をもとに映像インスタレーションを展開するしりあがり寿、カレワラの編纂者であるエリアス・リョンロ-トが訪れた村をテーマに新たな口承の物語を紡ぐ田中愛弓、そしてカレワラにまつわる物語をもとにドローイングを施す淺井裕介など、参加作家の表現は多岐にわたり、そのテーマや着眼点もさまざまです。本展に参加するアーティストたちによって「カレワラ」の解釈が深化するとともに、フィンランド、日本両国の文化交流事業として相互理解を深めることが展覧会の目的となります。 キュレーター: 窪田研二




「写真家 沢田教一展 - その視線の先に - 」

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「写真家 沢田教一展 - その視線の先に - 」
日本橋髙島屋 8階ホールにて (京橋、日本橋エリア)
(2017年08月16日 〜 2017年08月28日)

ベトナム戦争の報道写真で活躍し、母子が戦火を逃れて川を渡る様子をとらえた『安全への逃避』でピュリッツァー賞を受賞した写真家・沢田教一の回顧展を開催します。 青森県に生まれた沢田は、1965年からベトナム戦争を取材。主に米軍の作戦に同行し、最前線での激しい戦いや兵士の表情などを数多く写真に収めます。1970年、カンボジアでの取材中に銃殺されるまでのわずか5年という本格的なキャリアの中で、ピュリッツァー賞のほか世界報道写真コンテスト2年連続大賞、USカメラ賞、ロバート・キャパ賞(死後受賞)などの輝かしい実績を残しました。米軍の重要作戦をカバーし続け、1968年の「フエの攻防」では、ベトナムの古都で繰り広げられる激しい市街戦の模様を世界に伝えました。 本展では妻・サタさんの全面協力のもと、こうした戦場カメラマンとしての業績とともに、故郷・青森を写した作品や東南アジアの人々を切り取った姿など、写真作品約150点を紹介。カメラやヘルメットなどの遺品や愛用品も約30点展示します。沢田の写真に通底するのは、優しい眼差しです。疲れ果てた名もなき米兵、家を追われたベトナムの市民、故郷・青森の貧しい漁民――彼らがすがるかすかな希望や、懸命に日々を生きる姿にカメラを向けました。沢田は、「そこに生きる人々を撮りたいんだ」と語り、戦争カメラマンと呼ばれるのを嫌っていたといいます。ベトナムでの大活躍の先に見ていた未来とは…。サタさんをはじめ関係者の証言を紡ぎながら、34歳で殉職した「写真家」の業績をたどります。




テリ・ワイフェンバック「The May Sun」

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テリ・ワイフェンバック「The May Sun」
IZU PHOTO MUSEUMにて (その他のエリア)
(2017年04月09日 〜 2017年08月29日)

アメリカの写真家テリ・ワイフェンバック(1957年-)の、国内外の美術館として初となる個展を開催いたします。ワイフェンバックはメリーランド大学で絵画を学んだ後、1970 年代より写真制作を始めました。過去に出版された15冊の彼女の写真集はこれまで高い評価を得てきました。 本展覧会は、2005年に写真集として発表された代表作のひとつである「The Politics of Flowers」とワイフェンバックがIZU PHOTO MUSEUMに長期滞在し制作したシリーズ「The May Sun」を中心に構成されます。「The Politics of Flowers」は、2003年に最愛の母を亡くしたワイフェンバックが、パレスチナに咲く花を採集して作られた19世紀の押し花帳『Pressed Flowers from the Holy Land』と出会ったのを機に制作されました。この押し花帳に収められた花々は、紛争の絶えないパレスチナの地で生きることの過酷さや、他者の死とどのように向き合うことができるのかということをワイフェンバックに語りかけてきました。彼女は、押し花が語るその言葉をひとつひとつ丁寧に汲み上げていきます。 また初公開作品である「The May Sun」や、柿田川湧水(静岡県・清水町)で撮影された映像作品等も合わせ、約110点を展示いたします。 [関連イベント] 1. オープニングトークイベント 登壇者: 金子隆一(写真史家)、テリ・ワイフェンバック 日時: 4 月9日(日)15:30-17:00 場所: クレマチスの丘ホール(美術館より徒歩2分) 料金: 当日有効の入館券のみ必要です。 参加方法: お電話にてお申し込みください。 クレマチスの丘コミュニケーションセンター Tel. 055-989-8780(水曜休) 2. 第3回『Photographers’ Workshop』 Part 1 テリ・ワイフェンバック「Selection and Sequencing for Your Book」 日時: 2017年4月23日(日) 12:30~17:00 対象: 写真作品の制作経験のある方  定員: 9名(先着順) 持ち物: ご自身で撮影された作品の写真プリント20〜40枚 *サイズは2Lサイズ〜六つ切でご用意ください。 *プリント余白の有無は問いません。 *フィルム・デジタルどちらで撮影された方でもご参加いただけます。 参加費: 5000円(展覧会入館料は含まれません。) 集合場所: IZU PHOTO MUSEUM受付カウンター Part 2 川内倫子 開催日: 2017年5月28日(日) 日時、内容等の詳細は後日掲載いたします。お申込み受付開始は掲載後からとなります。 3. 学芸員によるギャラリートーク 日時: 会期中の第2・第4土曜日 各14:15より(約30分間) 料金: 当日有効の入館券のみ必要です。 会場: IZU PHOTO MUSEUM 申し込み不要(当日美術館受付カウンター前にお集まりください。) ※関連イベントの詳細・お申し込みは公式ホームページをご確認ください。




「GALLERY COLLECTIONS」展

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「GALLERY COLLECTIONS」展
GALLERY 360°にて (表参道、青山エリア)
(2017年08月01日 〜 2017年08月31日)




荒木経惟「花幽園」

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荒木経惟「花幽園」
ラットホール・ギャラリーにて (表参道、青山エリア)
(2017年07月14日 〜 2017年08月31日)

当ギャラリーで11回目の個展となる本展では、最新作のカラー写真約60点を展示いたします。 咲き乱れる花々に、人形や怪獣の玩具が絡み合うように配された最新作は、本展のタイトルが示すように、「幽明の花園」の趣きを醸し出しています。枯れゆく定めにある花々が、なまめかしい人形や異界を感じさせる怪獣とともに写し取られ、荒木の「生と死」に対する関心が、官能的かつユーモラスにほのめかされています。彼岸と此岸の閾に位置する「花園」はまた、荒木自身の現在の心境をメタファーとして埋め込んだセルフポートレートでもあるのかもしれません。本展と同時期には、東京オペラシティアートギャラリー(7/8-9/3)、東京都写真美術館(7/25-9/24)の2カ所で、荒木経惟の大規模な個展が開催されます。




「RESTIaRt Photography Exhibition vol.1 William Klein Collection from KOMIYAMATOKYO」

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「RESTIaRt Photography Exhibition vol.1 William Klein Collection from KOMIYAMATOKYO」
RESTIRにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年07月01日 〜 2017年08月31日)

ファッションと常に密接な関係にあるアート、互いに大きな影響を及ぼすその2つは、私たちのライフスタイルにより深みを与えてくれるものです。
ただ、実際に袖を通し体験することのできるファッションと異なり、アートは少し堅苦しく感じてしまうこともしばしば。
そんなアート作品をより身近に感じて頂くために、このリステアートが始動します。
国内では触れる機会の少ない作品を数多く所蔵する神田の老舗、小宮山書店の協力のもと、アーティストやテーマごとに切りとるPop Upエキシビションを開催します。

RESTIaRtでは、展示だけでなく貴重なピースを実際にお買い求め頂くこともできます。

第1弾はウィリアム・クライン。




所幸則 「時のWizard」

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所幸則 「時のWizard」
ソニーイメージングギャラリー 銀座にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年08月18日 〜 2017年08月31日)

今回の展示のテーマは“時間”。2006年から取り組んでいる“時間”について、所幸則流のアプローチで表現しています。 アプローチは2つあります。1つは、“One Second”という1秒間に起きたことを1枚の写真に閉じ込め、視覚的に体感してもらうという方法論。地元渋谷を舞台に制作を開始し2008年に発表した“One Second”シリーズが源流となり、その後2017年に発表した「うさぎガールと黒縁眼鏡」(通称:お散歩ジャンプ)シリーズに結実する表現手法です。今回は「うさぎガールと黒縁眼鏡」シリーズから、カラーの作品を展示します。「うさぎガールと黒縁眼鏡」シリーズは、僕(黒縁眼鏡)と7歳の娘(うさぎガール)が散歩に出かけては、草むらや街角で“美しい光”を探して、その光の中で3回ジャンプする姿を”One Second“の技法で撮影しました。「父と娘のわずかな美しい時間」です。 もう1つのアプローチは、秒速80m以上の高速移動で起きる距離と時間の関係性を視覚化するシリーズ。アルベルト・アインシュタインに敬意を表し“Einstein romance”と名づけました。いずれも科学的な実証実験のようなスタイリッシュな表現だと自負しています。この10年間、発表してきた作品はモノクロームばかりでした。モノクロームによる表現をとってきたのは“時間”というテーマが明確になりやすいからという意味もありますが、1990年代に確立した表現スタイルから「色彩の魔術師」と評されることも度々あり、このイメージを払拭したいという思いからこれまでの10年はモノクロームでの表現に注力してきました。しかし、時が経つにつれ、過去の所幸則のイメージに捕らわれる人は少なくなってきたのではないかと感じるようになったため、今回はごく一部を除きカラー作品で構成します。 [関連イベント] ギャラリートーク ゲスト: タカザワケンジ(写真評論家) 日時: 8月20日(日) 15:00~15:45 入場無料/事前予約不要




「建築家・大高正人と鎌倉別館」展

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「建築家・大高正人と鎌倉別館」展
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年05月27日 〜 2017年09月03日)

1984年、建築家・大高正人の設計による鎌倉別館が北鎌倉寄りの鎌倉街道沿いに開館。大高正人は、ル・コルビュジエに学んだ日本近代建築の巨匠、前川國男の下で神奈川県立図書館・音楽堂(1954年)や東京文化会館(1961年)を担当し、独立後は横浜のみなとみらい地区などの総合的な都市計画を手がける一方で、風土に根ざした地方都市の町づくりを推進した建築家です。改修に伴う長期休館を前にオリジナルの建築意匠でご覧いただける最後の企画展として、大高正人の美術関連の仕事に焦点を当てながら、鎌倉別館で開催してきた展覧会にまつわるコレクションや関連資料を中心に、鎌倉別館の33年間の活動を振りかえります。 [関連イベント] 「担当学芸員によるギャラリートーク」 日時: 6月25日(日)、7月9日(日)、8月6日(日) 各日14:00〜14:30




「ベスト・オブ・モノクローム2017 - ファインプリントへの憧憬 - 」展

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「ベスト・オブ・モノクローム2017 - ファインプリントへの憧憬 - 」展
リコーイメージングスクエア銀座8F A.W.P ギャラリーゾーンにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年07月26日 〜 2017年09月03日)

4人の写真家によるファインプリント約30点で構成する「ベスト・オブ・モノクローム2017」を昨年に引き続いて開催いたします。銀塩写真の環境が厳しくなるなか、今なおゼラチンシルバープリントによる作品制作に取り組む作家たちと、デジタルでのファインプリントの分野を切り開く作家によるモノクローム展です。今回の展示はアンセル・アダムスが提唱するゾーンシステムを実践する中島秀雄や、ファインプリントの教育者である畑鐵彦、ゼラチンシルバープリントによる作家活動の松田敏美、インクジェットプリントでのモノクロームプリントに取り組む吉田正の貴重なオリジナルプリントを展示いたします。




笹岡啓子 「PARK CITY」

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笹岡啓子 「PARK CITY」
フォトグラファーズギャラリーにて (新宿エリア)
(2017年08月09日 〜 2017年09月03日)

笹岡啓子は、2001年から2009年にかけて広島平和記念公園とその周辺を撮影し、写真集『PARK CITY』(インスクリプト、2009年)を出版しました。その後も各地での写真展開催や東日本大震災による被災地域の撮影(『Remembrance』)、また『photographers’ gallery press no.12』での広島取材などを通じ、継続して公園都市・広島へ関心を寄せてきました。本展は10年を超えて継続する本シリーズの新作および近作により構成され、都内での同シリーズ個展としては3年ぶりとなります。広島の記憶に対して、安易な理解や共感に陥ることなく、忘却の淵にある固有の出来事とその複雑さをひとつひとつたぐり寄せるような試みは、現在の我々のあり方を再考する作業ともいえるでしょう。 展示内容: インクジェットプリント 10点 [関連イベント] レクチャー&トーク 日時: 8月11日(金・祝) 16:00〜18:00 1)レクチャー:西井麻里奈「臭跡をたどる ───「復興」が生み出す排除と流動」 戦後から50年代にかけて「復興」の名のもとに立ち退きを迫られた人びとが訴えを表明した「陳情書」。それらの貴重な史料をいまへ残された具体的な声の証としてひとつひとつ読み解いていきます。《そこにいてはいけない》存在とされ、生き得る場所を求めて流動を続けた人びと。達成されたとされる広島「復興」の影にかろうじて残された彼らの微かな臭いの跡から、現在の広島を照らしていきます。 2)トークセッション: 西井麻里奈、東琢磨、笹岡啓子 参加費: 1000円 定員: 25名(要予約) ※詳細はホームページよりご確認ください。




荒木経惟「写狂老人A」

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荒木経惟「写狂老人A」
東京オペラシティ アートギャラリーにて (新宿エリア)
(2017年07月08日 〜 2017年09月03日)

荒木経惟は、1960年代から今日まで第一線で活躍をつづけ、日本を代表する写真家の一人として世界的な評価を得ています。本展では、70歳を越えてさらに活発な制作を繰り広げる荒木の近作、最新作を壮大なスケールで紹介します。荒木はその被写体や手法が多岐にわたることで知られますが、写真についての飽くなき探求は、50年以上の活動を経て現在もなお、とどまるところを知りません。「写狂老人A」のタイトルは、老境に入り一層精力的に制作を続けた画家・葛飾北斎が70代半ばで「画狂老人卍」と号したことになぞらえ、荒木自身を表しています。荒木の制作活動からは、北斎と同様の、生涯を通じてあくなき探究を続け、道を究めようとする者に共通する人並みはずれたエネルギーが、時代やジャンルの違いを超えて伝わってきます。2017年現在、既に500冊を超える写真集を上梓している荒木は、そのテーマや手法が多岐にわたることでも知られますが、近年、自らの「死」に直面するような数々の体験を経て、「生」を見つめる眼差しは鋭さと深みを増し、長年の重要なテーマである「生と死」がより鮮明に表現されています。荒木経惟の「現在」をいきいきと伝え、その広大かつ多様な活動の核心に迫ります。 [関連イベント] 対談「写狂老人Aについて考える」 日時: 2017年8月12日[土]18:00~19:00 出演: 倉石信乃(明治大学理工学研究科総合芸術系教授)×北澤ひろみ(本展ゲストキュレーター) 会場: 東京オペラシティアートギャラリー(展示室内) 申込不要(参加には当日入場券が必要です。また参加状況により入場制限を行う場合があります。) ※関連イベントについては公式ホームページをご確認ください。




廣瀬智央 「森のコスモロジー」

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廣瀬智央 「森のコスモロジー」
渋谷ヒカリエ 8/ ART GALLERYにて (渋谷エリア)
(2017年08月09日 〜 2017年09月04日)

廣瀬智央は長年に渡る異文化での体験を推敲し、日常的な素材を用いて視覚化した、透明感と浮遊感を伴う作品を制作してきました。現在もインスタレーション、パフォ-マンス、彫刻、写真、ドローイングなど様々なメディアによって、現実と記憶の世界が交差する世界観を生み出しています。 現実に旅した空を長年撮り続けた「空」シリーズ、印刷物から切り取ったイメージで旅した写真作品「ナイト」シリーズ、食材や地図、豆やゴールドなどの素材をアクリルキューブに閉じ込めた彫刻作品「ビーンズコスモス」シリーズなど、廣瀬は毎日の暮らしの中に溶け込んだものを掬い上げ、詩のように再構成していきます。日常としての境界が揺らぎ、まるで旅をするように異質な文化や事物と出会う、その脱領域的な想像力によって新たに得られた、みずみずしい実存性が魅力となっています。 彼の作品の軸になっているのは、万物の不確かさ、曖昧さであると言えるでしょう。ありふれた日常のものを別の文脈に置き換えた時の、美の基準の転換やリアリティの儚さを、感覚を通して体験させることで、世界にあるものは全て常に絶え間なく動いていることを、私たちに語りかけます。 [関連イベント] トークショー「ミクロコスモス」 今回の展覧会や作品について語る、対談形式のトークショーを開催します。 日時: 2017年8月31日(木) 18:00〜19:30 会場: 8/ COURT(8/ ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery向かい) 登壇者:廣瀬智央 x 住友文彦(アーツ前橋館長/東京藝術大学大学院准教授) 要予約、入場無料 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




百頭たけし 「カイポンする/我蓋朋」

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百頭たけし 「カイポンする/我蓋朋」
コ本やにて (東京:その他エリア)
(2017年08月22日 〜 2017年09月04日)

カイポン(蓋朋):台湾SF小説の始祖とされる張系国の『星雲組曲』に収められた短編小説『翻訳の傑作』に現れる異星の言葉であり、概ね「親愛」を意味する。太古から行われてきた食人行為の際に上げる歓声を語源としている。




猪俣肇「something-invisible」

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猪俣肇「something-invisible」
エプソンイメージングギャラリー エプサイトにて (新宿エリア)
(2017年08月17日 〜 2017年09月07日)




「EMON AWARDグランプリ受賞作品展 大坪晶 『The Portrait of the Crowd』」

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「EMON AWARDグランプリ受賞作品展 大坪晶 『The Portrait of the Crowd』」
エモン・フォトギャラリーにて (白金、広尾エリア)
(2017年08月18日 〜 2017年09月09日)

EMON AWARDは、写真・映像の新たな支流を創りだそうとするアーティストにフォーカスする公募展。第6回を迎えた募集では、ドキュメンタリーからコンセプチュアルまで102名の個性的な作品が寄せられ、今年2月にファイナリスト8名による公開プレゼンテーションと審査が行われました。6thEMON AWARDグランプリに輝いたのは、無作為に集めた人物写真を使って記録と記憶を探求した、コラージュ作品の大坪晶。 自身が撮影・収集してきた膨大な写真サンプルを使い、身近な家族、或いは感銘を覚えた歴史上の人物等の肖像をコラージュで表しています。矛盾をかかえる社会の中でも、繊細に想像力を膨らませて生きる人々への想いが紡がれています。写真作品でありながら絵画と等しくすべて手作業によるもの。現在と過去が交錯して時間軸が喪失するような忘我の状態を淡々と表現した正円の作品9点に加え、新作のシルクスクリーン作品も交えて構成するソロエキシビション。




「#10, Object manipulation」

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「#10, Object manipulation」
statementsにて (渋谷エリア)
(2017年08月12日 〜 2017年09月10日)

本展のタイトルであるObject manipulationとはジャグリングが拡大解釈された言葉です。直訳すると「物体を巧妙に扱う」や「物体を操作する」 といったものになりますが、そもそも、ジャグリングは常に一つ以上の物が宙に浮いている状態を維持したまま幾つもの物を投げたり取ったりを 繰り返すものです。本展ではこの「物体」や「物」に焦点を当て、私たちが普段どのように物を認識し、接しているのかを問うていきます。 ぜひこの機会にものや対象として存在するこの世界がどのようにあるのかを探る展示をご高覧いただきますようお願い申し上げます。




「ジャストライト」展

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「ジャストライト」展
アキバタマビ21にて (千代田エリア)
(2017年07月28日 〜 2017年09月10日)

写真というメディアのあらゆる側面には、「ジャストライト」つまり「ちょうどいい」としか言いようのない「何か」が凝縮されています。適切な絞りとシャッタースピード、印画紙への露光時間、そして被写体との出会い。化学的であると同時に魔術的でもあるこの不可思議なメディアの本質は、おそらく未だに解明されていません。それは、虹が発生する経緯を科学的に説明したとしても、その異様な現象自体の本質にはまるで手が届いた気がしない、あの人間の原初的な感覚とでも言うべきものに似ているのかもしれません。デジタル写真とフィルム写真の違いは?というシンプルな問いが、問いの立て方それ自体が間違っていたような風潮にまで押し戻されて、忘れられた問いとして現在に至っているのがその典型であるようにも思えます。 写真は「ちょうどいい」ものの凝縮であるはずなのに、いつでも遅れてやってくるメディアです。すべての写真は時間が経てば、「歴史の証人」としての烙印を押されてしまいます。都市を撮る写真には、際立ってそれが顕著です。ワールドトレードセンタービルが写った写真、東京スカイツリーのない写真、そしてこの3331が中学校だった頃の写真。 わたしたちの「ジャストライト」も、それは今現在の「ジャストライト」に他なりません。歴史がすべてを物語にしてしまうその前の現在です。「ちょうどいい」とは、現在のこと、つまりはわたしたちが生きることによって過去と現在を往還しつつドリフトしていく連続の総体です。生きて、撮り、不安におののきながらも、このメディアがもたらすはずのある種の調和に触れる、9名の作家による(未来に過去と呼ばれるそうした類の)展示です。 [関連イベント] トークイベント 日時: 8月19日(土)17:00〜 ゲスト: 伊藤貴弘 氏(東京都写真美術館学芸員)




「Reborn-Art Festival 2017」

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「Reborn-Art Festival 2017」
牡鹿ビレッジにて (その他のエリア)
(2017年07月22日 〜 2017年09月10日)

Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。このお祭りでは、石巻中心市街地と牡鹿半島にて、国内外の現代アーティストたちの作り上げた作品が地元の方々の協力のもと展示され、さまざまなスタイルの音楽イベントが開催され、さらには、石巻を含む東北のシェフのみならず、国内外の有名シェフたちによる地元の食材を使ったここでしか味わえない食事をいただくことができます。 今、生まれ変わろうとしている東北だからこそ、他では出会うことのない価値観や人に出会うことができる。今まで出会うことのなかった自分にさえ、出会うことができるかもしれない。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。 会場: 宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部) 提携会場: 松島湾(塩竈市、東松島市、松島町)、女川町 ※詳細はホームページにてご確認ください。




百々俊二「A LIFE 1968-2017」

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百々俊二「A LIFE 1968-2017」
gallery916にて (お台場、勝どきエリア)
(2017年07月07日 〜 2017年09月10日)

本展では、写真家・百々俊二の原点となる貴重な初期作品「佐世保」から新作のデジタル作品「春日山原 始林」まで、50 年もの長きにわたり種々様々な表現で生み出された作品群の中から、厳選された 300 点 余りを展覧いたします。 膨大な写真群によって浮かび上がる自身の私小説のような軌跡を、是非ともこの機会にご高覧ください。




森山大道 「Pretty Woman」

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森山大道 「Pretty Woman」
Akio Nagasawa Galleryにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年06月23日 〜 2017年09月17日)

本展覧会は最近1年間の間に撮影された作品で構成されています。




野村佐紀子 「Ango」

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野村佐紀子 「Ango」
POETIC SCAPEにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年08月15日 〜 2017年09月17日)

『Sakiko Nomura: Ango』は1946(昭和21)年に発表された坂口安吾の短編小説『戦争と一人の女』【無削除版】に、野村佐紀子が撮影した写真作品を加え、新たに編集し造本した “書物”です。その出版記念として、収録された作品に加え、野村佐紀子が新たにプリントした多重露光プリント他、今回の展示のための特別作品を交えて展示いたします。開館時間は異例の16:00-22:00。野村佐紀子の写真による濃密な空間を、夏の夜に出現させます。 [関連イベント] 朗読イベント ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




比嘉良治「時がこもる浜・沖縄」

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比嘉良治「時がこもる浜・沖縄」
東京アートミュージアムにて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年07月01日 〜 2017年09月17日)




「2D(にじげん)プリンターズ 芸術: 世界の承認をめぐる闘争について」

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「2D(にじげん)プリンターズ 芸術: 世界の承認をめぐる闘争について」
栃木県立美術館にて (その他のエリア)
(2017年07月15日 〜 2017年09月18日)

当館ではダーウィニズムを美術に応用した「画像進化論」展(2011年)、熱力学と色彩論の親和性を考察した「マンハッタンの太陽」展(2013年)など科学理論との対比から社会における美術の位置を再考する展覧会を開催してきました。 さて、21世紀の今日、最新技術である3Dプリンターが社会の注目を集めています。その理由は、その技術が医療などの人間の生命維持や社会システムそのものに直接的に役立つからです。すなわち3Dプリンターは一般的な意味での「有用性」をもっているのです。その一方で「プリンター」という言葉は社会や会社で日常的に使用される印刷機やコピー機などを連想させると同時に、美術においては版画や写真などのいわゆるプリント芸術や複製芸術をも連想させます。さらに芸術作品は一般には自律的であり、一般的な意味での「有用性のないもの」と古典的美学はとらえてきました。 このような状況のもと、直接的社会有用性をもった3Dプリンターの出現によって芸術の有用性が再び問われています。芸術はあいかわらず有用性をもたない浮世離れした無用の長物なのか、あるいは芸術ならではの特殊な有用性を世界に向けて発揮するものなのか。 以上の前提から第三弾となる今回はあらためて美術の有用性に着目します。無用の長物(遊戯)と思われていた科学は技術と手を結んで社会での認知を獲得したのに対して、科学が範とした従来の有用性を捨て去ったことがこれまで美術の価値すなわち逆説的な有用性と考えられてきたようです。 21世紀の今日もなおこのような自律的価値が有用なのか、あるいは批評性をもった社会的価値こそが有用なのかを、写真、版画、映像、印刷物などの複製技術と絵画、ドローイング、彫刻など約200点における手わざとを比較展観しながら、美術の面白さと恐ろしさとともに考察します。




「アートはサイエンス」展

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「アートはサイエンス」展
軽井沢ニューアートミュージアムにて (その他のエリア)
(2017年04月29日 〜 2017年09月18日)

戦後、日本の産業・科学技術は急成長を遂げてきました。自動車や家電製品は、当時の人々に新しい技術として受け入れられ、広く普及しました。その後の約70年間でそれらは進歩し、現代ではコンピューターを利用した“最先端の科学技術”による様々な製品が身の回りに当然のように存在しています。科学の進歩に合わせ、私たちの生活も気付かないうちに変容してきました。それに伴い、美的感性もまた多様化しているのではないでしょうか。 このたび注目するのは、“科学技術の発展によって新たに生まれる芸術表現”であり、それらと共に成長する未来です。20世紀初頭から戦後の前衛の時代には、科学技術が実験的な試みとして芸術作品の中に登場しました。そして現代においては、コンセプチュアルな面から空想や理念を具現化するために最新テクノロジーが駆使されています。 メディア・アートでもその進化を見てとることができます。ナム・ジュン・パイクが開拓したビデオ・アートは、美術に「映像」という分野を生みだしました。以後、コンピューターグラフィックスの進化やパソコンの普及に伴い、かつて専門分野であったそれらはより身近なものとなりました。近年、美術館や博物館での展覧会においても映像をはじめとする様々なメディアの導入がなされています。また、インタラクティブな要素を持つ作品の展示は、新感覚のアートとして常に話題を集めています。 今回の展示では、多様化する “現代美術”の新たな可能性を指し示すひとつの動向として、科学の発展を味方に付けたスタイルの展開を追い、芸術家が切り開こうとしている領域を紹介します。




総合開館20周年記念「TOPコレクション 『コミュニケーションと孤独』 平成をスクロールする 夏期」

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総合開館20周年記念「TOPコレクション 『コミュニケーションと孤独』 平成をスクロールする 夏期」
東京都写真美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年07月15日 〜 2017年09月18日)

メールやインターネットの普及、肖像権侵害や個人情報保護、ひきこもり、コミュニケーション障害など、平成の出来事は、他者とのコミュニケーションのはかり方、ものとの距離の取り方を変容させました。こうした変化は、作家と被写体との関係性にどのような影響を与えたでしょうか。本展では、人と人、人とものとのつながり方の変化をキーワードに収蔵作品を紹介します。 [関連イベント] 1、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が 集まり、言葉を交わしながら一緒に美術を鑑賞するワークショップです。 日時: 2017年9月3日(日) 10:30~12:30 対象: どなたでもご参加いただけます 定員: 14名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選) 参加費: 500円 ※申込方法など詳細は決まり次第、当館ホームページでお知らせいたします。 2、じっくり見たり、つくったりしよう! 出品作品に写っているものについて参加者全員で対話をしながらじっくり鑑賞したあと、簡単な写真制作を行います。※作品解説ではありません。 日時: 2017年8月19日(土) 10:30~12:30 2017年8月20日(日) 10:30~12:30 対象: 小学生とその保護者(2人1組) 定員: 各日10組。事前申込み、先着順。 参加費: 800円(別途本展覧会チケットが必要です) ※申込方法など詳細は決まり次第、当館ホームページでお知らせいたします。 3、担当学芸員によるギャラリートーク 会期中の第1、第3金曜日16:00 より、担当学芸員による展示解説を行います。 展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、3階展示室入口にお集まりください。 日時: 2017年7月21日(金) 16:00~    2017年8月4日(金) 16:00~    2017年8月18日(金) 16:00~    2017年9月1日(金) 16:00~    2017年9月15日(金) 16:00~




「山へ! to the mountains」展

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「山へ! to the mountains」展
世田谷文学館にて (世田谷、川崎エリア)
(2017年07月15日 〜 2017年09月18日)

古今東西、人間は「山」と共に生きてきました。本展では、『日本百名山』の著者である作家・深田久弥をはじめ、時代を超えて<山>という同じフィールドに情熱を傾けた、写真家や建築家、学者らの業績をご紹介します。この夏、「自分にとっての山(自然)」を探しに行きませんか?




マイヤ・タンミ 「白兎熱」

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マイヤ・タンミ 「白兎熱」
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYにて (白金、広尾エリア)
(2017年08月04日 〜 2017年09月22日)

KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY は、マイヤ・タンミ個展「白兎熱」を開催いたします。本展は、Bromide Publishing House Ltd.から新たに刊行された写真集『White Rabbit Fever』(ハードカバー/200P/日英バイリンガル)の刊行記念展覧会となります。




猪熊弦一郎 + 森山大道 「CITYSCAPE」

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猪熊弦一郎 + 森山大道 「CITYSCAPE」
SAKURADO FINE ARTSにて (表参道、青山エリア)
(2017年08月03日 〜 2017年09月23日)

写真と絵画という異なったメディアを用いながらも、独自の視点で都市風景を即興的に切り取る猪熊弦一郎と森山大道の二人展を開催します。森山がカメラを片手に東京の街を彷徨し撮り下ろし たスナップ写真シリーズ『4区』(1998-99年)『バイバイ ポラロイド』(2008年)と、猪熊がニューヨーク滞在中の1960年代を中心に制作した都市構造を俯瞰する抽象絵画を展示します。日本の戦後現代美術の流れを作った二大作家を新しい視点で組み合わせた展覧会です。 「アレ・ブレ・ボケ」と形容される森山の作風は、荒れた粒子、傾いた構図、ピントがボケてブレた画面を特徴とし、従来の写真表現の常識を覆すようなラディカルなアプローチとして世界に衝撃を与えた。森山の生み出すイメージの不鮮明さの背景には、1950年代のニューヨークを荒々しい手法で撮影したアメリカ人写真家ウィリアム・クラインの影響がある。一方、クラインが活躍したのと同時期の1950年代半ばにニューヨークへ渡り、以後同市を20年間活動の拠点とした猪熊は、抽象表現主義やポップアートの作家と交流を持ちながら、具象画から抽象画へとスタイルを移行した。 ファインダーを覗かずに連写したイメージをその場ですぐさま現像する森山のインスタント写真は、直感や即時性に頼る部分が大きく、猪熊の作品もまたうごめく三次元の都市空間を想像上の二次元図に展開する過程で、スピードある即興的なタッチを伴う。また、森山の断片的なフレーミングやクローズアップ、過激なコントラストは被写体が抽象化されたようなグラフィカルな要素を強め、その点はデザイナーとしての顔を持つ猪熊の、色や形、重さや軽さのバランスを追求する構図や記号的なモチーフに相通じる。このように感覚やオートマチズムを用いながら生み出される両者の作品は、都市に潜む艶かしく禍々しいエネルギーをダイナミックかつフラットに抽出し記録する。




総合開館20周年記念 「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」

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総合開館20周年記念 「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」
東京都写真美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年07月25日 〜 2017年09月24日)

東京都写真美術館は、総合開館20周年を記念して「荒木経惟 センチメンタルな 旅 1971– 2017–」展を開催します。 荒木経惟は、1960年代から活動を始め、国の内外で高い評価を得ています。荒木の作品は、 テーマや手法が多岐にわたることでも知れ、これまでに500冊近い写真集を上梓するなど、 その制作意欲は現在もなお、尽きることがありません。 本展は、その膨大な作品群から、妻、「陽子」というテーマに焦点をあてた展覧会です。荒木 自らが「陽子によって写真家になった」と語るように、1960年代の出会いから1990年代のそ の死に至るまで、陽子はもっとも重要な被写体であり、死後もなお荒木の写真に多大なる 影響を与え続けてきました。本展では、陽子を被写体とするものや、その存在を色濃く感じさせる多様な作品を通して、荒木が重要視している被写体との関係性を探り、またその写真 の神髄である「私写真」について考察していきます。展覧会タイトルの「センチメンタルな旅 1971– 2017–」とは、1971年に出版された私家版の写真集に始まり、現在へと続いている荒 木経惟の私写真、そしてその写真人生そのものを表しています。 [関連イベント] 1、関連トーク「22世紀アラーキー論 ―ずっと、センチメンタル―」 日時: 2017年8月6日(日) 14:00~16:00 出演: 伊藤俊治(美術史家・東京藝術大学教授)、斎藤環(精神科医)、北澤ひろみ(本展ゲスト・キュレーター) 司会: 藤村里美(東京都写真美術館学芸員) 会場: 東京都写真美術館 1階ホール 定員: 190名(整理番号順入場/自由席) 入場料: 無料/要入場整理券 *当日10 時より1階ホール受付にて入場整理券を配布します。 2、朗読会+トーク 荒木経惟の作品についての詩を作者自らが朗読します。 日時: 2017年9月16日(土) 14:00~16:00 出演: 吉増剛造(詩人)、朝吹真理子(作家) 会場: 東京都写真美術館 1階ホール 定員: 190名(整理番号順入場/自由席) 入場料: 無料/要入場整理券 ※当日10 時より1階ホール受付にて入場整理券を配布します。 3、ゲスト・キュレーター・担当学芸員によるギャラリートーク 会期中の第2、第4金曜日14:00より、ゲスト・キュレー ターもしくは担当学芸員による展示解説を行います。 展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、2 階展示室入口にお集まりください。 日時: 2017年7月28日(金) 14:00~    2017年8月11日(金) 14:00~    2017年8月25日(金) 14:00~    2017年9月8日(金) 14:00~    2017年9月22日(金) 14:00~




「ラップ・ミュージアム」展

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「ラップ・ミュージアム」展
市原湖畔美術館にて (その他のエリア)
(2017年08月11日 〜 2017年09月24日)

アメリカ・ニューヨークにて、ヒップホップ/ラップが生まれて約40年。そして日本でラップが生まれてから約30年が過ぎようとしています。現在では、多種多様なラップ、ラッパーが存在するようになっています。特に近年は、ラップのバトルを行うTV番組「フリースタイルダンジョン」の人気を始め、「ラップブーム」とも呼べる現象が起きています。若者を中心に、ラップをする人たちも増えてきて、これまで以上に多くの場所でラップを耳にするようになってきているはずです。 では、果たしてラップとは、いったいどんなことをしているのでしょうか?本展では、ラップをひとつのアートフォームとして捉え、その構造を分析しながら、ラップから派生された文化的実践に焦点を当てる日本で初めての展覧会です。




「戦後写真の巨人が永遠に求め続けたもの『INTERFACE - 写真家・東松照明を見る - 』」

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「戦後写真の巨人が永遠に求め続けたもの『INTERFACE - 写真家・東松照明を見る - 』」
FUJIFILM SQUAREにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年07月01日 〜 2017年09月30日)

会場: FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館 会期: 第1部 2017年7月1日(土)~8月14日(月)、第2部 2017年8月15日(火)~9月30日(土) 「戦後写真の巨人」と称される東松照明は60年代初頭、「家」「占領」「長崎」などのシリーズで日本の写真界に衝撃を与えました。60年代末からは米軍基地の取材で沖縄に滞在したことが転機となり、同地を撮影した写真集『太陽の鉛筆』(1975)を境に作品制作をモノクロームからカラーへと転換させます。その後もライフワークとして長崎の取材を継続するなど、2012年に他界するまで数々の作品を世に問い、多方面に影響を及ぼしてきました。東松にはもう一つ転機となる重要な出来事がありました。それは1986年に受けた心臓のバイパス手術です。東松は「手術を受けてから、どうしても生命力に関心がいく」と語り、以降の作品には、東松がその経験ののちに見出した新たな視点と世界観が映し出されています。 本展では第1部と第2部に分け、その1986年以降に発表されたシリーズ「プラスチックス」(1988〜1989) と「インターフェイス」(1968〜1996)を展示いたします。第1部で展示する「プラスチックス」は、東松が手術後に東京から移住した千葉県の九十九里浜で撮影されたもので、海岸に漂着したプラスチックの残骸が構成的にとらえられています。第2部で展示する「インターフェイス」は、1966年に「潮間帯」として発表された作品に端を発し、のちに「インターフェイス」というタイトルで新たに発表されたものです。潮の満ち引きにより、海と陸の極端な環境が混じり合うそのエリアには独自の生態系が存在し、東松はその場所を俯瞰で鮮明にとらえています。これらの作品からは東松自身の中に宿る生命力と同時に、その生死すらも超越した哲学が感じられます。展覧会名にもなっている「インターフェイス」とは、本来、二つの領域が接している境界あるいはその界面を意味する言葉で、写真家自身の本質的なテーマとも重なるものです。本展で展示する2つのシリーズにも自然と文明、過去と未来など様々な「インターフェイス」が示唆され、東松の唯一無二の重層的な作品世界が浮かび上がります。 [関連イベント] 「ギャラリートーク」 東松泰子氏(東松照明オフィスINTERFACE 代表)が東松照明の素顔と作品制作について語ります。 日時: 2017年7月29日(土)14:00~/16:00~、2017年9月2日(土)14:00〜/16:00~(各回ともに約30分の予定) 参加費無料、申込不要




「特別展 深海2017 - 最深研究でせまる”生命”と”地球” - 」

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「特別展 深海2017 - 最深研究でせまる”生命”と”地球” - 」
国立科学博物館にて (上野、谷中エリア)
(2017年07月11日 〜 2017年10月01日)

2013 年夏に同館で開催した特別展「深海」では、世紀のスクープ映像と言われた生きたダイオウイカの映像とともに、全長約 5 メートルのダイオウイカの標本展示を行いました。あれから4年。本展では、「生物発光」や「巨大生物」、「超深海」などに焦点をあて、最新映像や実物とともに紹介するほか、東北地方太平洋沖地震の実態にせまる「深海と巨大災害」、「深海と資源」などを、映像やCGなどを駆使して紹介します。またダイオウイカを撮影した取材班が再び結集し、新たな深海シリーズNHKスペシャル「ディープ・オーシャン」も制作中です。より「深く」、新たな感動をお届けします。




「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」

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「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」
21_21 DESIGN SIGHTにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年06月23日 〜 2017年10月01日)

つくることの喜びとともに、「壮大なプロジェクト」に向かって歩みを進める表現者たち。本展では、既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介します。 2016年6月、イタリアのイセオ湖を舞台に「フローティング・ピアーズ」を実現したクリストとジャンヌ=クロード。湖に出現した3kmの布の浮き橋は、やはり布で覆われた周辺の歩道を伴い、風景を鮮やかに更新して人々を高揚させました。時には数十キロにもおよぶ野外空間や大都市の中の橋、国会議事堂などを作品へと変貌させる、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現してきた彼らを本展の出発点として、ダイナミックな手法で活動を行うさまざまな分野の作家が集います。綿密な計画を練り、多くの人たちの協力と賛同を得ながらプロジェクトを実現する様子は、完成した広大なスケールの作品と合わせて、「そこまでやるか」という驚きに似た感情を見る人に呼び起こします。彼らの姿勢は、自然環境の中での技術的な課題、経済的な問題、時代や情勢の変化など様々な困難に立ち向かう強い意志と情熱、数多くの試行錯誤、そして信念を持って行動する決断力を感じさせます。また壮大なプロジェクトは、表現者による「壮大な都市計画」の提案とも言えるでしょう。彼らの作品は、一時的あるいは恒久的に街や自然の風景を変えることにより、私たちの生活に浸透していきます。公的機関や企業、有志の人々などさまざまな協力者がプロジェクトに参加し、制作プロセスから関わることによって、協働する楽しみやつくる喜びを体験できることも大きな特徴のひとつです。彼らが実現する作品は私たちに新しい体験をうながし、これまで思いもつかなかった楽しさと価値観に気づかせてくれます。本展では、そのようなクリエイションが持つ特別な力と、そこから広がっていく喜びを伝えます。




「TWS-Emerging 2017 展」

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「TWS-Emerging 2017 展」
トーキョーワンダーサイト本郷にて (千代田エリア)
(2017年06月10日 〜 2017年10月01日)

TWS-Emergingは、若手アーティストを対象に2016年まで実施した公募展「トーキョーワンダーウォール」から選ばれたアーティストが個展形式の展覧会を行うプログラムです。今年は会場を渋谷から本郷に移し、9名の才能あるアーティストたちを3期に分けて紹介します。6/10 (土) から始まる第1期では、銅版画の黒石美奈子、テキスタイルの黒田恭章、油彩画の神祥子の3名が同時に展示を行います。また、各会期の初日には美術分野で活躍するスペシャリストをゲストに迎え、オープニング・トークを開催します(参加無料 / 予約不要)。 第1期: 6月10日 (土) ~7月9日 (日) オープニング・トーク: 6月10日(土) 16:30~18:00、 交流会: 18:00~19:00 アーティスト: 黒石美奈子、黒田恭章、神 祥子 トーク・ゲスト: 平野到 (埼玉県立近代美術館 主任学芸員) 第2期:7月22日 (土) ~8月20日 (日) オープニング・トーク: 7月22日 (土) 16:30~18:00、 交流会: 18:00~19:00 アーティスト: 山内祥太、伊藤夏実、鹿野洋平 トーク・ゲスト: 中野仁詞 (キュレーター、神奈川芸術文化財団) 第3期: 9月2日 (土) ~10月1日 (日) オープニング・トーク: 9月2日 (土) 16:30~18:00、交流会: 18:00~19:00 アーティスト: 渡部仁美、林菜穂、石井佑果 トーク・ゲスト: 山本和弘 (栃木県立美術館 シニア・キュレーター)




「激動昭和の時代を駆け抜けた銀幕のスターたち - 生誕100年写真家・早田雄二の世界 - 」展

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「激動昭和の時代を駆け抜けた銀幕のスターたち - 生誕100年写真家・早田雄二の世界 - 」展
ニュースパーク 日本新聞博物館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年07月01日 〜 2017年10月01日)

美空ひばり、高倉健、浅丘ルリ子、三船敏郎、若尾文子、石原裕次郎……。それぞれの心に残る映画黄金期のスター約100人の永遠に輝く一瞬を、生誕100年を迎えた写真家・早田雄二の世界を通してご覧いただきます。




原田裕規 「作者不詳 #1」

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原田裕規 「作者不詳 #1」
CAGE GALLERYにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年08月03日 〜 2017年10月01日)

武蔵野美術大学在学中の2012年に「ラッセン展」と「心霊写真展」を共同企画し、翌年にはフィルムアート社より『ラッセンとは何だったのか?』を上梓。その当時より、心霊写真の考察を通して「不詳の作者」をテーマとして掲げており、本企画は原田によってその延長線上に位置付けられる。本企画「作者不詳 #1」は、原田自身によりシリーズとして銘打たれ、「作者不詳」と「平面」という2つのテーマが交錯しながら、およそ2ヶ月間の会期中に合計3本(#1-1、#1-2、#1-3)の展覧会を実施。 #1-1は8月3日(木)から、#1-2は8月26日(土)から、#1-3は9月16日(土)からの開始予定で、1本の展覧会につき2点1組の作品が展示されるだろう。




「岡本太郎の東北」

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「岡本太郎の東北」
岡本太郎記念館にて (表参道、青山エリア)
(2017年07月01日 〜 2017年10月09日)

縄文との出会いから5年が過ぎた1957年。日本文化の本質をさがす旅に出た岡本太郎は、最初に訪れた東北でいきなり“原始日本”と遭遇します。貧しく閉ざされた冬の東北。そこには見えない力と対話する“呪術の心”が息づいていました。東北で原日本の片影に触れた太郎は、沖縄でその心が脈々と受け継がれている姿を目撃し、1962年の東北再訪を経て、日本人の血の中にいまも縄文の心が宿っていることを確信します。この体験こそが岡本芸術の方向を決定づけ、ついには太陽の塔の誕生へとつながっていきます。岡本太郎の眼がとらえた60年前の東北。ぶ厚く豊かな日本。ぼくたちはそれを見たことがないけれど、けっして他人事ではありません。これこそ、われわれの日本であり、われわれ日本人そのものだからです。岡本太郎の眼が切り取った「ほんとうの日本」をどうぞご覧ください。




伊藤勝敏「素顔の海」

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伊藤勝敏「素顔の海」
池田20世紀美術館にて (その他のエリア)
(2017年07月29日 〜 2017年10月10日)

海の生命体は、すべて海の自然が造り上げた見事な芸術品のようだ。体一つで厳しい自然環境を生き抜いてきたその力強さは、神々しい。特に伊豆半島の海は、火山の噴火で溶岩が流れ込んだ海中のジオパークを感じ、そこで暮らす生き物は、地球誕生以来、真っ先に命を授かったのではないかと思えるほど不思議な造形と彩色に被われている。海中は、地上からは伺い知ることのできない感動と謎の世界。姿、形が違っても命の価値は同じだと気付く。彼らと私たちが共に生きるための知恵と答えは、海中に潜んでいる。 [関連イベント] 伊藤勝敏ギャラリートーク 日時: 7月22日(土) 13時30分~14時30分[会場展示室]




「MAMコレクション005:リサイクル&ビルド」

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「MAMコレクション005:リサイクル&ビルド」
森美術館にて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年07月05日 〜 2017年10月23日)

戦後日本は、老朽化した建築や施設を壊し、最新技術を用いたものに置き換える、「スクラップ・アンド・ビルド」という方法で、発展を遂げてきました。10年単位という短いサイクルで都市を変化させるこの手法の裏には、技術信仰、経済優先、効率主義という「近代」的な思想がありますが、今日、その有効性は再検証されています。過去20年、建築のリノベーションが再注目されていることは、そのひとつの現われといえるでしょう。本展は、今年のヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表作家として参加する岩崎貴宏、今年8月開催の「ヨコハマトリエンナーレ2017」に参加の宇治野宗輝、2012年紫綬褒章を受章した宮本隆司という、近年注目を集める日本人作家3人の作品を通じて、都市とリサイクルの関係に焦点をあてます。ベニア板と中古家電製品の組み合わせにより、架空の都市が表現された宇治野のサウンド・スカルプチュア《ヴァーティカル・プライウッド・シティ》(2011年)、タオルや衣服の糸によるミニチュアの建築物が構築された岩崎の立体作品《Out of Disorder》(2007年)、拾い集めたダンボールで作られたホームレスの家を主題とした宮本の連作写真「ダンボールの家」(1994‐96年)。些細な日用品をリサイクルすることで作られたこれらの構造物は、カッコよさや時流、合理性からは外れたものかもしれませんが、独創性に溢れ、私たちが忘れてしまいがちなものを思い出させてくれることでしょう。




「MAMリサーチ005:中国現代写真の現場 - 三影堂撮影芸術中心 - 」

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「MAMリサーチ005:中国現代写真の現場 - 三影堂撮影芸術中心 - 」
森美術館にて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年07月05日 〜 2017年10月23日)

中国人と日本人の写真家ユニット榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ)は、北京を拠点に2000年より共同制作を始めました。生活に根ざした姿勢で、二人の家族が増えていく様子や、変わりゆく中国の風景、破壊される環境などに目を向けながら写真を撮り続けてきました。2007年、榮榮&映里は私財を投じて北京の草場地芸術区の広大な土地に、写真のための複合施設である「三影堂撮影芸術中心」を設立します。建築デザインは2人の活動を見続けてきたアーティストのアイ・ウェイウェイによるもので、ギャラリーや暗室、図書室、アーティスト・イン・レジデンスの設備を備えた画期的なものでした。2009年からは中国の若手写真家の発掘と育成を目的としたアワード「三影堂撮影賞」を開始。国際的な活躍をめざす中国人写真家の登竜門となりました。40年の歴史を誇るフランスのアルル写真祭と提携した国際写真祭の開催(2010年−)や、新潟県の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」で発表した「三影堂撮影賞作品展」(2015年)など、各国の写真家や批評家とのネットワークをもとに、展覧会やレクチャー、ワークショップなど多様な活動を積極的に行ってきました。2015年には福建省厦門(アモイ)市に三影堂の分館がオープンし、活動の場はさらに広がっています。本展では、中国における写真芸術の普及に努めてきた三影堂の10年間を振り返り、その活動を紹介します。また美術史家のウー・ホン(巫鴻)氏と協働し、中国現代写真史の流れの中で三影堂がどのような役割を果たしているのかについても考察します。本や雑誌、写真資料に加え、三影堂の成長を見てきた批評家やアーティスト、スタッフたちの生の声を捉えたインタビュー映像を数多く展示します。「三影堂」の名前は「道は一を生み、一は二を生み、二は三を生み、三は万物を生む」という老子の言葉に由来します。写真(影)が無数の可能性を生む場所になることを望んで作られたユニークな写真センターを、さまざまな角度から紹介します。 [関連イベント] トークセッション「写真の現場から世界へ:三影堂と中国現代写真の歩み」 ※日英同時通訳付 写真を通して文化の国際交流に大きく貢献してきた三影堂の誕生までの道のりと活動について榮榮&映里が語ると共に、彼らを初期から見続けてきたウー・ホン氏が中国の現代写真の歴史と文化的背景について話します。さらに笠原美智子氏を交えて日本と中国の現代写真の状況などに触れながらディスカッションを行います。 出演: ウー・ホン(シカゴ大学美術史学部特別教授)、榮榮&映里(アーティスト)、笠原美智子(東京都写真美術館学芸課長) モデレーター: 荒木夏実(森美術館キュレーター) 日時: 2017年7月29日(土) 14:00〜16:00(開場13:30) 会場: 森美術館オーディトリアム 定員: 80名(要予約) 料金: 無料(ただし、当日有効の森美術館の展覧会チケットが必要です) ※出演者は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。 ※詳細は公式ホームページよりご確認ください。




「BankART Life Ⅴ (5) ~ 観光」展

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「BankART Life Ⅴ (5) ~ 観光」展
BankArt Studio NYKにて (横浜、神奈川エリア)
(2017年08月03日 〜 2017年11月05日)

観光のスタートは、BankART Studio NYKを巡る旅から始まります。1953年生まれのコンクリートの荒々しい空間に咲く花畑と海を彷徨いながら、建築家により封印された光の部屋(島)を訪ね歩きます。河岸には、草木が繁茂し、動物たちがポツネンと存在する楽園が出現。水上の家を訪ねる事もできます。NYK本体のあとは、黄金町への道程「近くにあるのに気づかない街」を巡るプログラムです。「日本郵船博物館」に立ち寄り、日本近代の礎を築いた帝蚕倉庫群の跡地、北仲地区へ。現在ここは再開発のまっただなかで、新市庁舎の工事も進んでいますが、12年前には253名ものクリエイターのシェアスタジオ「北仲BRICK&北仲WHITE」があった場所です。今回、展覧会期間にあわせて、「北仲COOP」と称した創造都市の知の集積であるミュージアムショップがオープンします。(主催:横浜創造界隈共同体)ここに掲げられたアーティストの言葉は、白い仮囲をぐるっと巡ります。そして「国道16号線を渡れ!」の号令のもと、ぴおシティの地下道をくぐると野毛地区へと出ます。ここまでくると黄金町はすぐそこです。「歴史的建造物(未活用)」や「横浜の郊外住宅」、「アーティストのシェアスペース」を巡るツアーや、「続・朝鮮通信使2017~韓国のオルタナティブ」等の特別メニューも用意されています。 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




「黄金町バザール2017 - Double Façade 他者と出会うための複数の方法 -」

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「黄金町バザール2017 - Double Façade 他者と出会うための複数の方法 -」
高架下スタジオSite-Aギャラリーにて (横浜、神奈川エリア)
(2017年08月04日 〜 2017年11月05日)

NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターと初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会が共催する「黄金町バザール」は、今年で10回目の開催を迎えます。初黄・日ノ出町地区は、かつて約260店舗の違法風俗店舗が軒を連ね、まちの商店や地域住民の転出が生じるなど、生活環境の悪化が深刻な問題となっていました。2005年の神奈川県警察本部による一斉取締の後、まちの賑わいを取り戻すために、地域、警察、行政、企業、大学が連携し、安全で安心なまちの再生という課題に取組んできました。 そして2008年の1回目の「黄金町バザール」の開催を機に、アーティストの日常的な活動場所としてまちを開き、異なる文化的背景をもつアーティストたちが集まるエリアへと変化しました。新しい住民としてのアーティストが活動に加わり、多様な文化や世代が共存することは、まちに新しい人と人との関係や時間の流れを生み出す活力となっています。 ※vol.1とvol.2で一部展示替えあり [vol.1] 2017年8月4日(金)-9月13日(木)、[vol.2] 2017年 9月15日(金)-11月5日(日) [関連イベント] バザールコレクターズ・オークション 黄金町バザール2016の回帰中に地元の個人宅や商店に黄金町で活動するアーティストの作品を設置したプロジェクト「バザールコレクターズ」。 今回は8月4日(金)オープニングイベントとして、参加アーティスト松蔭浩之がオークショニアとなり、地元住民を招いた「お金のかからないオークション」を開催します。落札された作品は、会期中に落札者の自宅や商店に飾られ、松蔭がその記録を撮影し、展示します。このオークション・イベント開催の様子は、どなたでもご覧いただけます。 日時: 8月4日(金) 18:30〜20:00(受付開始18:00〜) 会場: 高架下スタジオSite-D集会場(横浜市中区黄金町1-2番地先) 予約・申込: 不要 ※オークション後は懇親会も行います 参加アーティスト: 松蔭浩之(美術家・写真家) ※関連イベントの詳細・お申し込みは公式ホームページをご確認ください




「ヨコハマトリエンナーレ2017『島と星座とガラパゴス』」

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「ヨコハマトリエンナーレ2017『島と星座とガラパゴス』」
横浜美術館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年08月04日 〜 2017年11月05日)

横浜トリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展です。タイトルの[島][星座][ガラパゴス]は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱、ポピュリズムの台頭などで大きく揺れています。 ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」では、「接続」と「孤立」をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。本トリエンナーレでは、アーティストを厳選し、その多くが複数作品を展示することで、小さな個展群が緩やかにつながり、星座あるいは多島海を形作るように展覧会を構成します。また、幅広い分野の専門家が参加する公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」を通して討論を重ねます。視覚と対話の両面から深くテーマを掘り下げ、「議論」や「共有・共生」の機会となることを目指します。先行きの見えない複雑な時代に、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか。 多くの人々とともに考え、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。 会場: 横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館地下




「開園50周年記念特別展 日本民家園“今昔”ものがたり」

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「開園50周年記念特別展 日本民家園“今昔”ものがたり」
川崎市立 日本民家園にて (その他のエリア)
(2017年04月29日 〜 2017年11月26日)

民家園は昭和42年4月1日に開園し、平成29年4月で50周年を迎えます。これを記念し、野外博物館をつくることになった経緯や初期の民家園構想を示す資料、ガイドブック、開園時のパンフレットなど、普段は展示していない貴重な資料を特別に公開します。また、50年を楽しく知ることができるすごろく遊びコーナーもあります。 会場: 本館展示室




西村豊「八ヶ岳 生きもの ものがたり」

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西村豊「八ヶ岳 生きもの ものがたり」
清里フォトアートミュージアムにて (その他のエリア)
(2017年07月01日 〜 2017年12月03日)

西村は、撮影にあたって餌付けはせず、野生の「日常」にこだわります。そのため大変厳しい条件で撮影して来ました。写真絵本『よつごのこりす』では、あえてリスたちに吹き出しをつけて見せ、子どもたちの想像力をかきたてます。西村の眼に映る生きものの細かな表情の変化や、身体表現から読み取れる感情などを、子どもにもわかるように見せることが、西村の写真の目指すところと言えるでしょう。観察し、発見する楽しさを丁寧に伝え、「今度はあなた自身で見出してほしい」という思いが西村の活動の原動力となっているのです。西村の代表作であり、当館の収蔵作品である「ヤマネ」シリーズをはじめ、デビュー作のホンドギツネ、また近年、児童向けの写真絵本として発表しているニホンリスの「よつごのこりす」シリーズ、ニホンジカ、キツネの「ごんちゃん」など、未発表作品を含む約200点を展示し、西村の多様な活動と写真から、八ヶ岳の豊かな自然と共存する生きものたちの生命(いのち)の輝きを展示します。また、会期中には、西村によるトークを開催するほか、入館無料デーやヤマネポストカードのプレゼントデーも多数あります。そのほか、「子りすの紙相撲」や「お米作りすごろく」、自由に感想や絵を描いて貼り付けられる「メッセージの木」など、お子さまが遊べるコーナーもあります。 [関連イベント] 1、アーティスト・トーク ホンドギツネのお母さんやヤマネの赤ちゃん、ニホンリスの家族など、西村が出会ったさまざまな生きものについて語ります。 日時: ①7月30日(日)14:00〜15:00    ②8月5日(土)14:00〜15:00 会場: 展示室&ガーデン トーク: 西村豊 参加料: 入館料のみ 2、K・MoPAチャリティ・トーク2017 「リスの写真で脳トレ!? 脳科学者の視点でみる西村豊の写真」 日時: 9月2日(土)14:00〜16:00 会場: 音楽堂 出演: 西村豊、篠原菊紀(脳科学) 参加費: 一般3,000円(入館料を含む) 2名以上はお一人2,000円 小・中学生は無料 ※要予約/定員120名/全席自由 3、プラチナ・プリント・ワークショップ プラチナ・プリントは、古典技法のひとつで、優美な色調と高い保存性が特徴です。当館では、<永遠のプ ラチナ・プリント>を基本理念のひとつに掲げており、作品の収集のみならず、技法の継承を目指して、毎 年プラチナ・プリント・ワークショップを開催しています。フィルムを使用し、手作りの印画紙に写真を 焼き付け、現像するという写真の原点を体験することで、写真の新しい見方や、表現世界の広がりを得る ことができるでしょう。「暗室作業は初めて」という方も「作品制作に取り入れたい」という方にも、細江 賢治講師が丁寧に指導します。 日時: 11月11~12日(2日間) 講師: 細江賢治(写真家) 参加費: 30,000円(入館料を含む) 定員: 限定8名 ※詳細は公式ホームページよりご確認ください




ジム・オコネル 「歌舞伎町」

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ジム・オコネル 「歌舞伎町」
新宿ゴールデン街にて (新宿エリア)

この展覧会では、ジム・オコネルが2006年に撮影した東京の風俗街の写真が10枚展示されます。歌舞伎町で働いている男女、飲み騒ぐ人、通りがかりの人たちの姿が映し出されています。 会場: 亜楽




「透」展

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「透」展
ギャルリー・ジュイエにて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年08月24日 〜 2017年08月29日)

「透」という字には、「光が通り抜けて向こうが見える。物の間を通り抜ける。」という意味があります。あなたはこの様子から、どんな印象を思い浮かべるでしょうか?涼しさ、清らかさ…あるいは色を思い浮かべる方もいるかもしれません。部員ひとりひとりが感じた「透」を、ぜひお楽しみください。




庭先PT 「庭先PTDX」

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庭先PT 「庭先PTDX」
新宿眼科画廊にて (新宿エリア)
(2017年08月25日 〜 2017年08月30日)

会場: Space O 庭先の面白さを視覚的に楽しんでもらうことを目的に活動する路上観察系アートユニット「庭先PT」と愉快な仲間たちがグループ展を開催いたします。シャッター、送水口、ゴムホース……。8者8様の対象物への視点をお愉しみください。 出展アーティスト: あさみん(公園遊具)、大久保茉莉(シャッター)、加賀谷奏子(鉄塔)、木村絵里子(送水口)、木村りべか(植木鉢)、中島由佳(ゴムホース)、藤田泰実(落ちもん)、村田あやこ(路上園芸) [関連イベント] 庭先PTDXトーク 8月26日(土)18:00~20:00




「The Days Before 90’ 日本の現代美術」展

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「The Days Before 90’ 日本の現代美術」展
ラディウムーレントゲンヴェルケにて (馬喰町エリア)
(2017年08月25日 〜 2017年09月18日)

「レントゲン藝術研究所のウチとソト」 大森にレントゲン藝術研究所が生まれたのは、1992年6月。その頃日本はバブルが崩壊し、価値観が足元から崩れていく時代を迎えていた。パブリックアートにもなる洗練された藝術と、生み育てられる前のまだ何者とも判断がつかない藝術、その葛藤のなかで、レントゲン内部ではその間にある欲求不満が密かに発酵していたのだ。今回の展覧会では、90年代にレントゲン藝術研究所内外で起こっていた日本のアートを、一部切り取って比べてみたい。 [関連イベント] トークイベント「90’日本美術って何だったの?!」 日時: 9月1日(金)19:00〜 会場: レントゲンヴェルケ ギャラリー内 語り部: 中村ケンゴ(美術家)、池内務(レントゲンヴェルケ代表)、細川英一(アートダイバー) ※ご参加費はドネーションとさせていただきます(予約不要)。