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橋口譲二 「Individual - 日本と日本人」

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橋口譲二 「Individual - 日本と日本人」
写大ギャラリーにて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年11月06日 〜 2017年12月20日)

橋口譲二は、主に人物撮影を主体としており、1981年に新宿歌舞伎町や原宿にたむろする若者を撮影した「視線」で第18回太陽賞を受賞します。 橋口譲二の仕事には大きく分けて二つの世界があります。写真集「BERLIN」や「Hof - ベルリンの記憶」、「動物園」などに代表される、異なる宗教や政治体制の都市の人々の暮らしを表現した作品と、今回展示する、日本の様々な場所で生きる市井の人々を撮った日本人シリーズです。1987年3月橋口譲二は、日本人をテーマとした撮影をスタートさせます。日本全国の17歳を撮影した「十七歳の地図」で、正面から人物を捉え、定型質問のインタビューを重ねるスタイルを構築します。この作品形式によって、驚く程の個の多様性を浮かび上がらせることに成功しました。その後も日本全国で、父親を捉えた「Father」、様々な2人を捉えた「Couple」職業別にベテランと新人を対比で捉えた「職 1991~1995WORK」、明治、大正生まれの人を捉えた「夢」など、“日本人シリーズ”を発表していきます。人物を正面から背景とともに捉える撮影スタイルは、"日本人シリーズ"以降、国内外の写真家たちに継承されていきます。橋口譲二の写真には、写された人物が予測しなかったリアリティーが抽出され、見る者に圧倒的なイマジネーションを抱かせると同時に普遍的な多様性を伝えています。 本展では橋口譲二の代表作とも言える「十七歳の地図」「Father」「Couple」「職 1991~1995WORK」「夢」から代表作を選び展示します。日本人と日本を捉えた5テーマを、並列に展示する初めての試みです。経済成長を続け、やがてバブル経済に突入する1980年代後半から、絶頂期を越え急速に崩壊する経済に翻弄された日本人と、その背後に写し出された日本を2017年の現代が改めて見ることは、写真の持つリアリティーと記録性を再認識させるものとなります。 [関連イベント] トークイベント 日時: 11月11日(土) 16:30~17:30 登壇者: 橋口譲二氏、小林美香氏(東京工芸大学非常勤講師/東京国立近代美術館客員研究員) 会場: 東京工芸大学 写大ギャラリー ※入場無料・申込不要




ロジャー・バレン 「BALLENESQUE」

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ロジャー・バレン 「BALLENESQUE」
エモン・フォトギャラリーにて (白金、広尾エリア)
(2017年10月20日 〜 2017年12月20日)

エモンではこの秋、12周年記念企画として写真家ロジャー・バレンを日本に招いて展覧会を開催する運びとなりました。 ロジャー・バレンは1950年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を卒業した後に様々な国を旅して周り、現在は南アフリカ・ヨハネスブルグに在住しています。バレンはこの土地で35年に渡たって写真の可能性を探り、実験的なアプローチによって作品を次々と発表。2001年作品「Outland」(Phaidon社)で一躍その名前を世界に広め、その後のセンセーショナルな創作活動は写真界のみならず美術界全体の注目を集めたことは言うまでもありません。 東京で行われていたDIESELのコラボ展「NoJoke」、そして今年7月からはアルルで重要なインスターレーション作品を発表しています。本展では、「BALLENESQUE: Roger Ballen-A Retrospective」(Thames and Hudson社)と題されたキャリアを通覧する作品集の出版に伴い、これまでの革新的な作品を一同に集めてお披露目する特別な企画展です。 バレン作品の特徴はその強烈な人物像にあります。また、窓のない壁や落書き(部屋の主が描いた)、シミや針金といった要素。人物とそれら複合的要素が光と影の中でぶつかり合って接合と分裂を繰り返し、これ以上足すことも引くこともできない一瞬が記録されています。正体不明の何かを宿して絵画に肉迫する写真。バレンのこの超現実的世界は私たちから言葉を奪い、深く意識の中に留まらせます。 初期から中期にかけた作品は、社会の周縁に生きる人々に向けられ、中期からは物モチーフを遠ざけて、ドローイング、空間構成に及ぶより前衛的な表現に移行していきました。展覧会タイトルとなった「Ballenesque=バレン的な」は、一見認識し難いバレン特有の美を表しています。 バレンの「怖さ」は一貫します。一瞬身構えて後ずさり、それでも息を凝らして見る写真。『善というものはつねにこなごなになって悪の中に散らばっているものである。純粋さとは、汚れをじっと見つめる力のことです。』弱い立場の人々に同調した哲学者シモーヌ・ヴェイユのこの言葉にも似て、バレンはこの澄んだモノクローム写真を通じて、見るものと対話し、考えるきっかけを与えようとするのです。 本展では、代表作「Outland,2001」を中心に、「ShadowChamber,2005」「Boarding House,2009」「Aslum of the Birds,2014」、そして現在の「The Theatre of Apparitions,2016」の作品を選りすぐって紹介致します。独自の様式を確立しながらもそこに囚われず、自ら殻を脱ぎ捨て、再生と変貌を繰り返すロジャー・バレンの世界。 [関連イベント] ブックサイニング 日時: 10月21日(土) 15:30~ ※イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




開通55周年記念 「芸術作品に見る首都高展」

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開通55周年記念 「芸術作品に見る首都高展」
O美術館にて (東京:その他エリア)
(2017年12月16日 〜 2017年12月20日)

12月20日の首都高速道路開通55周年を記念して、この都市にしかない「首都高」というアイコンを様々なアート表現により俯瞰する展示会を開催します。




金村修 「Concrete Octopus」出版記念トークイベント

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金村修 「Concrete Octopus」出版記念トークイベント
POST / limArtにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月19日 〜 2017年12月20日)

金村修写真集『Concrete Octopus』(Osiris/Pierre von Kleist共同出版)の刊行を記念して、POSTでは二夜にわたって、トークセッション+サイン会を開催します。POST内のギャラリーでは、この2日間限りの金村修によるインスタレーションを予定しています。 第一夜: 2017年12月19日(火) 19:00~(受付開始18:30~) 脱中心の視線-クリス・フジワラ×金村修 (通訳あり) "The Center of Everything" : Chris Fujiwara + Osamu Kanemura 第一夜は、この写真集にエッセイを寄せているアメリカの映画批評家・クリス・フジワラと金村修のトーク。フジワラは、収録エッセイの中で金村の写真にひしめくイメージの構成要素に触れ、「写真のなかのあらゆるものは中心であるか、もしくは中心になり得る」と語り、金村修の写真の脱中心的な視線に着目しています。トークの話題は写真にとどまることなく、映画の視線にも及びます。​ 第二夜: 2017年12月20日(水) 19:00~(受付開始18:30~) 水槽の視線-スチュアート・ムンロ×金村修 (通訳あり) "Aquarium of the Eye": Stuart Munro + Osamu Kanemura 第二夜は、金村の写真と映像作品についての執筆も多い、イギリス人のアーティストでありジャーナリストのスチュアート・ムンロを迎えます。「Concrete Octopus」という奇妙なタイトルに喚起されたムンロは、「水の器」のイメージを金村の作品に持ち込みます。参照項としてムンロが選んだ都市をめぐるテキストの引用を交えながら、金村のとらえる「都市」とは、いったいどのような場所であるかが語られるでしょう。​ ※要申込・定員35名 ※申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




笠井爾示 「東京の恋人」

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笠井爾示 「東京の恋人」
渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3にて (渋谷エリア)
(2017年12月09日 〜 2017年12月21日)

『東京の恋人』は、笠井が2011年以降に撮影した女性のポートレートを中心に、まとめた写真集です。そこには、被写体となった60名以上の女性とのプライベートな関係性を思わせる描写や、性を露わにしたエロスが、「日々の記憶」として写されています。本展では、写真集に掲載したカットに加え、新たに200点以上をセレクト。笠井自身がプリントした写真と、長辺2mに及ぶ大判写真(3点)を含む、約500点を展示します。




笹本晃 「Menu」

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笹本晃 「Menu」
Take Ninagawaにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月18日 〜 2017年12月22日)




アレッサンドラ・マリア・ボナノッテ 「Moments of Silence」

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アレッサンドラ・マリア・ボナノッテ 「Moments of Silence」
ヒロ画廊にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年12月08日 〜 2017年12月22日)

ボナノッテは世界中を旅し各地に住む人々や文化、自然などを撮影し発表してきました。日本にも縁が深く、全国の神社仏閣や祭礼などを撮影し日本各地で展覧会を開催しております。また、アーティストが作品を制作する際の美しさを捉える技量にも定評があり、これまで人間国宝としても知られる染織家志村ふくみ、フランス出身のキルト作家林アメリー、奈良県無形文化財の刀匠・河内國平などを撮影しています。今回はヨーロッパの雪深い自然を被写体に、絵画に見立てて制作された新作を約19点展示いたします。




竹之内祐幸 「The Fourth Wall / 第四の壁」

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竹之内祐幸 「The Fourth Wall / 第四の壁」
PGIにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月01日 〜 2017年12月22日)

幼少期に感じた孤独感や疎外感から他者との間に壁を作っていた、という作者は、カメラを手にすることによって、自分自身から解放され、写真を撮る行為によって無心になり、花や草木、昆虫や小動物、身の回りの何気無い日常を一つ一つ丁寧に見つめていきます。作者の柔らかい視線と鋭い観察眼は、被写体の魅力を十分に引き出し、全てのものが等価で、そこに存在することの美しさを炙り出しています。本展は、大学在学中から近年まで撮りためた作品の中から、新作を中心に約40点を展示します。また、会場では、11月下旬にT&M Projectsより刊行予定の同名タイトルの写真集を、展覧会に合わせ先行販売致します。 <トークイベント> 日時: 11月18日(土) 16:00〜 出演: 竹之内祐幸、伊藤貴弘 (東京都写真美術館学芸員) 会場: PGI 定員: 30 名 参加費: 500円 (要予約 / 当日お支払い下さい) ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




渡辺眸 「TEKIYA 香具師」

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渡辺眸 「TEKIYA 香具師」
Zen Foto Galleryにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月18日 〜 2017年12月22日)

1960年代末、当時写真学校で写真を学んでいた渡辺が地元のお祭りの前日に地割りをしていたテキヤの男たちにたまたま出会って衝撃を受け、彼らを約4年間に渡って追いかけ撮り続けたシリーズが半世紀ぶりに蘇ります。モノクロ作品約30点を展示いたします。また、地湧社より写真集『TEKIYA 香具師』が展覧会に合わせて刊行されます。




亀山仁 「Myanmar 2005-2017」

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亀山仁 「Myanmar 2005-2017」
ギャラリー冬青にて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年12月01日 〜 2017年12月22日)

2005年からミャンマーを訪れているがここ数年の変貌は驚かされる。最大都市のヤンゴンには大型ショッピングモールや高級ホテルが次々とオープンし、渋滞の激化、バスシステムの刷新、ネット通信網の充実など建設ラッシュが続いている。 以前、私にとってミャンマーはインレー湖周辺の撮影が目的でヤンゴンは通過するだけだった。しかし最近はヤンゴンで過ごす時間が増えている。ヤンゴンでミャンマーの写真家や写真を学ぶ学生と交流をするようになり、ここが良くも悪くもこの国の先頭を走っていると実感した。ミャンマーの今と未来を思ううえでヤンゴンでも写真を撮りたいと考えるようになった。 軍事政権下の半鎖国状態から抜け出し過渡期のミャンマー、この変化が彼ら自身が望む未来に繋がることを願っている。そして様々な環境が変わって行くなか、彼らの道を見失わないで欲しいと願う。(亀山仁)







「ムサビ助手展2017 -武蔵野美術大学助手研究発表- 」

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「ムサビ助手展2017 -武蔵野美術大学助手研究発表- 」
武蔵野美術大学 美術館・図書館にて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年11月27日 〜 2017年12月22日)

本学研究室の一員である助手が、日頃の制作や研究の成果を発表する展覧会。日々の授業運営などを担う傍ら、アーティスト、デザイナーあるいは研究者としても活躍する助手たちの多彩な表現を展観する。本展では出品作家である助手自身が企画運営にも携わる。 [関連イベント] 1. シンポジウム 日時: 11月30日(木) 17:15-19:00 出演者: 田中正之(本学造形文化・美学美術史教授)、鈴木康広(アーティスト・本学空間演出デザイン学科准教授)、沢山遼(美術批評家・本学芸術文化学科非常勤講師) 会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール 参加方法: 入場無料、先着順(予約不要)、直接会場へお越しください 2. アーティストトーク 日時: 12月9日(土) 14:30-16:30 出演者: 本展参加助手 会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール 参加方法: 入場無料、先着順(予約不要)、直接会場へお越しください




今井智己 「Remains to be seen」

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今井智己 「Remains to be seen」
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月18日 〜 2017年12月22日)

タカ・イシイギャラリーで4年ぶり、3度目の個展となる本展では、2014年以降に撮影された作品群から約12点を展示いたします。今井は、写真を通じて「見ることとは何か」という問いに絶えず真摯に向き合ってきました。日々眼前に広がる世界を見つめ、被写体そのものの存在感に惹きつけられるように視線が自然と赴くものを捉えながら、今井は常に見るものと見えてくるもの、意識と無意識、自己と他者との視線の狭間を丁寧に感じ取り、その時、その場所と対峙しています。代表作『真昼』(2001年)や『光と重力』(2009年)に続く日常的な風景への眼差しは、本作においても変わらぬ力強さをもちながら、より親密な視点へと膨らみを増し、意識を向けなければ流され見過ごされてしまいそうなものまでも、今井は手のひらに大切に掬い取るように写真に収めていきます。「Remains to be seen」というタイトルには、日常に溢れる「とるに足らないありふれたもの」に一筋の視線を注ぐ今井の想いと、分かりそうな予感はあるけれど分からないままのものを拾集し、それらの光景の収まるべき場所を自身の記憶の中に探していく様が窺えます。視覚の対象として映るものだけでなく、対象が内包する積層された時間や記憶をも見通し包括的に理解しようとする作家の視線は、その写真を見る個々人の記憶を呼び起こし、見ることの普遍性を提示しているかのようです。




村越としや 「沈黙の中身はすべて言葉だった」

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村越としや 「沈黙の中身はすべて言葉だった」
CASE TOKYOにて (渋谷エリア)
(2017年11月25日 〜 2017年12月22日)

村越としやは、東京に拠点をおきつつ、2006年以降故郷福島を被写体に選び、静謐でありながら力強い風景の中に、そこで過ごした自身の記憶をなぞるように継続的に撮影を行っています。 2011年に起きた東日本大震災、そこで感じた「写真を撮る」ことへの葛藤。作家自身に去来した想いとその狭間を、この度刊行予定の二冊の作品集が浮かび上がらせます。




長島有里枝 + ミヨ・スティーブンス-ガンダーラ 「Forever is Composed of Nows」

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長島有里枝 + ミヨ・スティーブンス-ガンダーラ 「Forever is Composed of Nows」
MAHO KUBOTA GALLERYにて (表参道、青山エリア)
(2017年11月21日 〜 2017年12月22日)

1998年、カルフォルニア芸術大学の講評会の場で、ミヨ・スティーブンス-ガンダーラと長島有里枝は初めて出会いました。すぐお互いに惹かれるものを感じた二人は、以来20年近くに渡って互いにアートに関わる友人同士として交流を深めてゆくこととなります。 本展のアイディアはそんな二人の閃きからスタートしました。 20代のある時期をカリフォルニアで過ごし、互いにライオット・ガール・ムーヴメントに多分に影響を受けた二人は、その後アメリカと日本という異なる場所を拠点としながらそれぞれにアート表現の可能性に挑み続けてきました。初期の頃から家族に象徴される、自己と他者との関係性に目を向け、同時に表現者としての女性の問題に着目してきた長島が次第にその興味を「女性のライフコース」に向けていく一方、ミヨはロサンジェルスのリオホンド大学で教鞭をとりながら、フェミニズムやアイデンティティ、そして環境破壊の問題を主なテーマにして制作を続けています。 今回の展覧会では二人の創作上の起点を感じさせる作品と、現在およびこれからの表現上の可能性を指し示す作品を展示いたします。 長島の初期作品としては、渡米中の1997年に制作したスケートボードの作品を展示します。スケートボードに乳剤を塗布し、直接写真を焼き付けたミクストメディアの作品5点が展示される予定です。あわせて新作として、ここ数年のうち、アメリカの各地でカメラにおさめた植物の写真を初めて発表いたします。 ミヨは2016年より取り組んでいる「Wunderkammer(脅異の部屋)」の写真シリーズを日本では初めて発表するほか、自身の幼年期と密接に結びつくインディアナ州やケンタッキー州の風景を収めた「The Wilderness of Childhood(幼年期の荒野)」のシリーズから印象的な1点の写真作品を展示いたします。 あわせて写真作品以外に、「In Mourning(喪に服して)」と題された刺繍によるドローイングの作品も発表いたします。 いずれの作品もそれぞれのアーティストの毎日の洞察や思索の積み重ねである一方で彼女たちが生きてきたこの20数年の世界の移り変わりの激しさや様々な課題を多分に映し出しているように見えます。近年の二人の作品に共通することとして、加速する世の中の激流から距離をとり、独立した精神の場に自らを置き、けして状況に押し流されることなくじっくりと時間をかけて自らの表現方法と向きあう真摯な制作手法をとっていることが感じられます。




早川祐太 + 高石晃 + 加納俊輔 「三つの体、約百八十兆の細胞」

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早川祐太 + 高石晃 + 加納俊輔 「三つの体、約百八十兆の細胞」
Maki Fine Artsにて (市ヶ谷、神楽坂エリア)
(2017年11月24日 〜 2017年12月22日)

早川祐太の彫刻、高石晃の絵画、加納俊輔の写真、異なるメディウムの混合による共同制作実験は3年以上に渡り、これまで札幌大通地下ギャラリー500m美術館での展示(2014年)や東京工芸大学ギャラリーでの展示(2015年)などで展開してきました。フィックスされた作品よりも、その制作プロセスに重点を置くことにより、「現象」、「造形」、「圧縮」という各自の作家がもつ表現形式を再検証し、更新することを目的としています。展覧会タイトルの「三つの体、約百八十兆の細胞」とは、制作している3人のアーティストの身体を180兆の細胞の集合(一人あたりの細胞は約六十兆)として捉えることで、モノである作品を含めた制作現場全体がひとつの現象となる瞬間のイメージを表しています。本展に合わせて、これまでのプロセスを952ページにおよぶアーティストブック「Three Bodies, About 180 trillion Cells.」として結晶させます。 [同時開催]  伊勢克也「Macaroni / Lost and Found」 場所: 同ビル3F「Sprout Curation」 (新オープン)




Dance Archive Project in Tokyo 2017 ウィリアム・クライン × 大野慶人 × アノーニ「たしかな心と眼」

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Dance Archive Project in Tokyo 2017 ウィリアム・クライン × 大野慶人 × アノーニ「たしかな心と眼」
寺田倉庫にて (東京:その他エリア)
(2017年12月15日 〜 2017年12月23日)

さまざまな実験的な表現を通して、観客と共に考え、現代の舞踊文化を次世代に継承することを目指すダンスアーカイヴプロジェクトを、東京・寺田倉庫にて、8日間にわたって開催いたします。 写真家ウィリアム・クラインの未発表写真データや、舞踏家大野慶人の3Dスキャンとモーションキャプチャーを素材にしたVR作品、音楽家アノーニとのコラボレーションなど、デジタルテクノロジーとライブ・パフォーマンスを掛け合わせながら、過去を未来へとつなぐダンスアーカイヴのあり方を探ります。 <本イベントのみどころ> 1961年東京、日本発の前衛的身体表現「舞踏」の創始者たちと伝説的写真家による、歴史的なセッションが行われました。銀座と新橋の路上でゲリラ的にパフォーマンスする土方巽、大野一雄、大野慶人。それにカメラを向けるウィリアム・クライン。この時撮影した写真のうち4枚を、クラインは写真集『TOKYO』(1964)で発表しました。 今回、ウィリアム・クラインの協力を得て、このセッションで撮られた約600点の写真を全てデジタル化し、映像とVRの形で世界初公開いたします。 さらにそこに写るイメージから想を得て、ダムタイプの元メンバーである川口隆夫が、2017年の東京で新たな「ダンス・ハプニング」を起こします。 このほかも、舞踏の「生けるアーカイヴ」である大野慶人の動きをヘッドマウントディスプレーを介して体験できるVR作品や、アノーニとのライブ・パフォーマンスなど、先端的かつ多彩なダンスアーカイヴ体験を提案いたします。 [展示]ダンスアーカイヴの未来(Supported by BNP Paribas) ■大野慶人「Digital 3D in Motion」 ■ウィリアム・クライン「 TOKYO1961 アーカイヴ」ムーヴィー&VR ■ダンスアーカイヴから写真、美術、映像を観る [ライブ・パフォーマンス] 継承し、創造する ■12月15日(金)~16日(土) 大野慶人ソロ「花と鳥 抄」 ■12月16日(土)~20日(水) Crab Dancers’ Parade - Work in Progress 川口隆夫とジョアンナ・コンスタンティン&ゲスト ■12月21日(金)~22日(土) アノーニ×大野慶人「たしかな心と眼」 ※入場者数が定員を越える場合は、入場を制限する場合があります ※公演中は、一部ご覧いただけない展示がございます [出展作家] ウィリアム・クライン、大野慶人、アノーニ、川口隆夫、ジョアンナ・コンスタンティン、比嘉了、右左見拓人、齋藤正和、渡辺晃一、諏訪敦、ティム・ウォーカー、岡登志子、松岡大、砂山典子、白井剛、上杉満代、ソケリッサ! イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




加瀬健太郎 「よその子 うちの子」

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加瀬健太郎 「よその子 うちの子」
スタジオ35分にて (武蔵野、多摩エリア)
(2017年12月06日 〜 2017年12月23日)

加瀬さんは最近リトルモアブックスより『お父さん、だいじょうぶ?日記』が刊行されました。『お父さん、だいじょうぶ?日記』はひょうきんお父さん兼カメラマンの加瀬さんが家族との日々を綴った文章と写真で構成されています。どういうわけか加瀬さんの写真と文を読むとほっとします。"まっ、いいか"という気持ちになるのは僕だけではないはず。加瀬さんは子供専門のカメラマンではありませんが、気付いたらかなりの枚数の子供の写真がたまっていたそうです。イギリス留学時代の友人 (子供) がモテたいが為に敢行したダイエットに密着した名著『スンギ少年のダイエット日記』(2008リトルモアブックス)も子供ですし、どういう経緯かはわかりませんが、近所の学校の組体操をする小学生たちの写真も撮影しています。他にもたくさん抜けの良い写真があるそうなので、ここは加瀬さんが撮った子供の写真にフォーカスして一斉に見せてみようという事で今回の展覧会「よその子 うちの子」をやる事になりました。今回は子供がテーマという事もあり、毎週土曜日は15時からオープンし、加瀬さんによるワークショップ、占い、アコギライブなどのイベントを考えております。作品はもちろん『お父さん、だいじょうぶ?日記』をはじめ加瀬さんの何冊かの本などの物販もします。是非、加瀬健太郎の世界を味わいにいらしてください。 [関連イベント] 1. 「カセケンのラジオ すっぴん!土曜日」 日時: 12月9日(土) 17:00〜 2. 「カセケンの子どもの撮り方写真講座〜そんなの僕にもわからない〜」 日時: 12月16日(土) 14:00〜15:30 場所: スタジオ35分 用意するもの: デジカメ(スマートフォンでも可)と自分の子ども、もしくはよその子(合意の上連れてきてください)。 費用: 2500円 (「お父さんだいじょうぶ日記」付き) 予約: 必須 ※申し込み方法は公式ホームページをご確認ください。 3. 「カセケンのan an 占い」 日時: 12月16日(土) 在廊中いつでも 4. 「カセケンのクリスマスリサイタル 弾き語りフォー・ユー」 日時: 12月23日(土) 19:00-19:30




「2017 MOMASコレクション 第3期」

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「2017 MOMASコレクション 第3期」
埼玉県立近代美術館にて (その他のエリア)
(2017年10月07日 〜 2017年12月24日)

・セレクション: ピサロとか岸田劉生とか 印象派のカミーユ・ピサロや、日本近代洋画を代表する岸田劉生の作品など、西洋近代絵画に日本近現代の作品を交えて紹介します。 ・描かれたこどもの世界 子どもを主題にした作品や子どもたちのための仕事など、子供や物語の世界に憧憬した作家たちの作品を紹介します。 ・明治・大正の日本画−江森天寿を中心に 草花のみずみずしさを捉えた写実的な花鳥画を得意とした深谷市出身の日本画家・江森天寿を中心に、自然を画題にした明治から大正期の日本画をご覧いただきます。 ・近代浦和・文化の景色 美術館が建つ浦和の地に文化的な土壌がはぐくまれた時代の空気を、旧制浦和高等学校、埼玉県女子師範学校などの学生たちの様子を伝える資料から探り、浦和画家の作品とともに紹介します。 [関連イベント] 1. サンデー・トーク 日時: 12月17日(日) 15:00~15:30 作品: 元永定正「みっつのかたちはしろいせん」1984年 担当学芸員: 石井富久 費用: MOMASコレクション観覧料が必要です。 場所: 1階展示室 2. 美術館サポーターによる作品ガイド 日時: 10月7日(土)、8日(日)を除く会期中の毎日14:00から30分程度、美術館サポーター (ガイド・ボランティア) が展示作品について解説します。 場所: 1階展示室 費用: MOMASコレクション観覧料が必要です。




「はいからさんが通る」 展 - 大正・乙女らいふ × 大和和紀ワールド! -

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「はいからさんが通る」 展 - 大正・乙女らいふ × 大和和紀ワールド! -
弥生美術館にて (上野、谷中エリア)
(2017年09月29日 〜 2017年12月24日)

大きなリボンを頭に結び、矢絣の着物に袴、編み上げブーツで颯爽と自転車に乗る少女たち…卒業式の定番として愛される華やかでキュートな袴スタイルは、明治~大正時代の女学生の装いです。女学生の袴姿は、和装から洋装へと移り変わる過渡期に現れた一瞬のきらめきでした。1975年に漫画家・大和和紀が描いた「はいからさんが通る」の大ブームによって袴姿の女学生は再び脚光を浴び、本作は第1回講談社漫画賞を受賞しました。 本展では「はいからさんが通る」の原画とともに大正~昭和初期の女学生や職業婦人などの女性文化を当時の資料からご紹介します。さらに大和和紀の画業を「あさきゆめみし」「ヨコハマ物語」「イシュタルの娘~小野於通伝~」などの代表作や貴重な初期作品も含む、原画約200点を展示します。 [関連イベント] 上映「カリガリ博士」上映 日時: 11月3日(金) 17:40〜19:00 会場: 弥生美術館1F展示室内 登壇者: 山内菜々子(活動写真弁士)、上屋安由美(ピアノ) 定員: 60名 参加費: 一般1500円、学生1400円(入館料込み) ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認下さい。




「英字新聞が伝えた『日本』 - ジャパンタイムズ120年のあゆみ」展

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「英字新聞が伝えた『日本』 - ジャパンタイムズ120年のあゆみ」展
ニュースパーク 日本新聞博物館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年10月07日 〜 2017年12月24日)

日本と諸外国との架け橋になることを目指し、日本で初めて日本人の手によって創刊された英字新聞The Japan Times。企画展では、1897年の創刊から発行し続けた約50万ページに及ぶ紙面の中から、年代・テーマ別に約120点の紙面を厳選。政治経済情勢をはじめ生活や文化まで、日本をどのように報道してきたかを多角的に紹介します。 [関連イベント] 記念講演会 (1)「メディアのマーケティング戦略と課題について考える~新聞からデジタルまで」 日時: 10月29日(日)14:00~15:45 登壇者: 石井龍夫(花王株式会社)、山口有希子(日本アイ・ビー・エム株式会社) (2)「世界で活躍したい人のためのThe Japan Times ST活用法」 日時: 11月4日(土)13:30~14:45 登壇者: 高橋敏之(The Japan Times ST 編集長) (3)「横浜が育てた英字新聞盛衰の歴史」 日時: 11月25日(土)13:30~14:45 登壇者: 鈴木雄雅(上智大学教授) (4)「ジャパンタイムズ・僕の読み方」 日時: 12月10日(日)14:00~15:15 登壇者: 茂木健一郎(脳科学者) ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




ジョン・サイパル 「随写 vol.17」

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ジョン・サイパル 「随写 vol.17」
Totem Pole Photo Galleryにて (新宿エリア)
(2017年12月12日 〜 2017年12月24日)

随写 vol.17開催に合わせ、写真集「随写」(Zen Foto Gallery 出版)を発売いたします。12月16日(土)18時~写真集「随写」発売記念パーティーを開催いたします。




田原桂一 「光合成」 with 田中泯

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田原桂一 「光合成」 with 田中泯
原美術館(東京)にて (東京:その他エリア)
(2017年09月09日 〜 2017年12月24日)

1970年代から一貫して《光》の探究を続け、国際的な評価を得た写真家・田原桂一は、惜しくも病のため本年6月に他界いたしましたが、亡くなる直前まで本展の準備に力を注いでいました。今回展示する写真作品46点は、世界的に活躍するダンサー・田中泯との類まれなコラボレーション(1978~80年および2016年)の中から選び抜いたもので、展覧会の形では日本初公開となります。また、会期中には田中泯のソロダンスパフォーマンスも行います。




笹岡啓子 「SHORELINE」

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笹岡啓子 「SHORELINE」
フォトグラファーズギャラリーにて (新宿エリア)
(2017年12月08日 〜 2017年12月24日)

本展では、2012年から2017年にかけて、福島県の浜通りに位置する楢葉町のある定点から撮影された作品を展示致します。地震と津波のみならず、原発事故の被害にも見舞われた楢葉町では、直後から2012年8月まで警戒区域に指定され、立ち入ることができませんでした。2013年頃より除染作業が本格的に開始され、2015年には避難指示が全域で解除されています。定点からの経過観察によって、復興事業における除染作業や土地整備の工程だけでなく、それにともなった地勢の変容が浮き彫りになります。向かい合う別室(KULA PHOTO GALLERY)では、山形県と宮城県にまたがる奥羽山脈の蔵王連峰の雪景を写した新作が発表されます。日本海の湿気を含んだ季節風がもたらす雪雲と蔵王連峰の針葉樹が世界的にも珍しい樹氷群という特有の現象で知られています。2011年の東日本大震災以降、笹岡啓子は大きな災害から個々の復興へと向かう現在進行形の場所に、撮ることで向き合ってきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。




北野謙 「光を集めるプロジェクト」

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北野謙 「光を集めるプロジェクト」
MEMにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年11月25日 〜 2017年12月24日)

写真は"光が像を結ぶ"一事にかかっている。 写真家は行為者として明確な主語で、コンセプトを立て作品を制作する。ところがそれを追求していくと、自分のやったことなのに像が"立ち現れた"としか言いようのない、得体の知れない"淵"に立っている時がある。(僕はこれを"ゆらぎの淵"とよんでいる。)例えば、屋根の上に半年間取り付けたカメラを丁寧に取り出し、汚れを落としてフィルムを回収する。現像すると何本かに1本、ネガにうっすらと太陽の光跡が写っているものがある。それを丁寧にスキャンしてPhotoshopで調整する。すると見たことのない光跡がぐわっと浮かび上がる。無数の線は、46億年変わらない地球の公転と自転が刻む<冬至—夏至>の宇宙的リズムである。 「撮る(能動態)」とも「撮られた(受動態)」とも違う 「現れた」としか言いようのないこの"淵"は、行為なのか状態なのか。「する/される」の関係に集約されない主体と主語。(國分功一郎著『中動態の世界』には言葉の歴史の中で、動詞が<能動態/受動態>の対立構造になる前の世界について書かれている。)"淵"への切符(方法)が見つかった時は(少し怖いのだけど)至福である。そしてそこから見える世界を、写真というメディウムに入れて少しでも持ち帰りたいと思う。 [関連イベント] 作家対談企画 日時: 11月25日(土) 19:00~ 会場: MEM ゲスト: 梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学) ※参加無料、対談終了後、オープニングレセプションを開催




Kyosuke Azuma 「OUR LAND」

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Kyosuke Azuma 「OUR LAND」
KATAにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月17日 〜 2017年12月24日)

モデルに中島セナ(étrenne)を起用し、スタイリスト塚田綾子、ヘアメイク村上綾、また衣装協力にMaison SUZU迎え作品を撮り下ろしました。開催初日のイベントではスペシャルゲストとしてJulia Shortreed、うたたねが出演し、OUR LANDの世界観を体験できる展示となっております。




安藤忠雄|TADAO ANDO 展

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安藤忠雄|TADAO ANDO 展
Akio Nagasawa Galleryにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年09月29日 〜 2017年12月24日)




西山忠男 「OWL」

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西山忠男 「OWL」
みどり荘にて (渋谷エリア)
(2017年12月16日 〜 2017年12月24日)

北海道上川郡東川町に在住している木彫り作家、西山忠男のおそらく彼の人生最後となる個展「OWL」を開催する運びとなりました。展示されるのは、その燭台の実物数点と、それを写した安永の写真50点、並びに西山が木を彫り、つくり続けているふくろうたち。




「展示バカ マスターズ 2017」展

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「展示バカ マスターズ 2017」展
NADAR / TOKYO (ナダール/東京) にて (表参道、青山エリア)
(2017年12月13日 〜 2017年12月24日)

2012年から毎年開催してきた「展示バカ」展に、過去3回以上出展したことのあるベテラン7名が集う「展示バカ マスターズ」を開催します。 展示バカの中の展示バカ!強者たちの力作、ぜひご覧下さい。




「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」

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「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」
足利市立美術館にて (その他のエリア)
(2017年11月03日 〜 2017年12月24日)

吉増剛造(1939-)は、1960年代から現在にいたるまで、日本の現代詩をリードし続けてきました。その活動は、詩をはじめとすることばの領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐に広がり、私たちを魅了し続けています。常にことばの限界を押し広げてきた吉増の詩は、日本各地、世界各国をめぐり、古今東西、有名無名の人々との交感を重ねる中で綴られてきました。本展では、半世紀以上におよぶ活動の中から、各時代の代表的な詩集を柱とし、詩や写真をはじめとする吉増の作品群に加えて、関連するさまざまな表現者の作品や資料と共に展示します。現代のみならず、古代の営みにまで遡って様々な対象をとらえ、そこからかつてないビジョンを生み出し続ける吉増の視線、声、手は、日常を超えた世界への扉を私たちの前に開くでしょう。




「キナバル山と富士山 - ふたつの山の物語」展

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「キナバル山と富士山 - ふたつの山の物語」展
エスパス空にて (東京:その他エリア)
(2017年10月01日 〜 2017年12月24日)

海洋国家として交流を続けると共に、深い理解に基づく友情を築き上げてきたマレーシアと日本。その証として2013年にスタートしたプロジェクト。 『The Two Mountains Photography Project(TM2.0)』は、マレーシア・クアラルンプールでの第一章を終え、今回はその第二章となる展覧会です。参加写真家は日本から蓮井幹生、叶野千晶、鈴木麻弓、マレーシアからはバイノン・フレニゲンとナナ・サフィアナの5名。自国と他国の山に向き合った時間が濃密に映し出された作品には、それぞれの国民性が反映された特別な山への想いが読み取れます。マレーシアの作家たちは山で生きる人の暮らしとその日常を、日本人作家は山の神聖、自然の持つ循環と再生に着目し、"山の本質"との出会いを求め、彷徨います。アジアが誇る名峰の存在を5人の写真家の視線の先に捉え、ふたつの希有なる山が継承してきた文化的アイコン、精神とも言える山の本質と人間との関係性を見つめ直したいと思います。 [関連イベント] ギャラリートーク 日時: 10月6日(金)17:00〜18:00 出演: Steven Leeと参加写真家 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




奥山由之 「As the Call, So the Echo」

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奥山由之 「As the Call, So the Echo」
gallery916にて (お台場、勝どきエリア)
(2017年11月18日 〜 2017年12月24日)

本展では、写真家として歩みだして6年となる奥山由之が、ある時から止まってしまった"写真の持つ気配"をもう一度再生させるきっかけとなった、ある村の日常、命が宿り、球体を絵描くようにして人の輪が創り上げられていく様子、を具象と抽象で表現した最新作約70点を、四章の構成によって展覧いたします。また、併設の展示室Gallery 916 smallでは、映像作品の特別上映もございます。なお、本展覧会に併せて、写真集『As the Call, So the Echo』を赤々舎より出版いたします。 [関連イベント] トークセッション&ブックサイニング 日時: 11月25日(土)16:00〜17:30、登壇者: 奥山由之、上田義彦    12月10日(日)15:00〜16:30、登壇者: 奥山由之、飯沢耕太郎




「第58回 2017年 報道写真展」

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「第58回 2017年 報道写真展」
日本橋三越本店にて (京橋、日本橋エリア)
(2017年12月19日 〜 2017年12月25日)

2017年の出来事を振り返る報道写真展。海外では、第45代アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ氏が就任、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射など世界が大きく揺れ動いています。一方、国内では将棋界の新星、中学生の藤井聡太四段が29連勝達成、秋篠宮家の長女・眞子さまのご婚約内定発表、そして陸上男子100mで日本人初の9秒台をたたき出した桐生祥秀選手、衆議院解散・総選挙など、さまざまな出来事が起きています。本展では、今年を象徴するニュースや話題を中心に東京写真記者協会(新聞・通信・放送 33社加盟)による決定的瞬間を捉えた写真約300点を一堂に展覧いたします。 [開館時間] 12月19日(火) 10:30-19:30 12月20日(水)〜24日(日) 10:30-20:00 12月25日(月) 10:30-18:00




「クリスマスはアートを贈ろう」展

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「クリスマスはアートを贈ろう」展
GINZA SIXにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年11月21日 〜 2017年12月25日)

マークスタイル トーキョーのギャラリー企画「クリスマスはアートを贈ろう」展が、GINZA SIX店と表参道ヒルズ店で始まりました。今回は2店舗同時開催となります。この冬、マークスタイル トーキョーは「アート」のあるライフスタイルを提案します。 「アート」が持つ美しさや感動、作品に秘められたアーティストのメッセージなどを感じることでライフスタイルはより豊かになります。そんな初めての「アート」体験にふさわしい作品やプロダクトをセレクトしました。GINZA SIX店、表参道ヒルズ店のギャラリーが「アート」を楽しみたい方のゲートウェイとなるはずです。 店舗: マークスタイル トーキョー GINZA SIX店 / 表参道ヒルズ店




坂崎幸之助 「街は超天然色」

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坂崎幸之助 「街は超天然色」
アイランドギャラリーにて (京橋、日本橋エリア)
(2017年12月14日 〜 2017年12月25日)




澤田教一 「故郷と戦場」

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澤田教一 「故郷と戦場」
IZU PHOTO MUSEUMにて (その他のエリア)
(2017年09月09日 〜 2017年12月25日)

1936年に青森市に生まれた澤田教一は、米軍三沢基地での勤務を経て、1965年に戦火の絶えないインドシナ半島に赴きました。ベトナム戦争が拡大の一途にあった時期に最前線での撮影を続けた澤田は、34歳で銃弾に倒れるまでの約5年間に、数々の傑作を世に送り出し賞を受賞します。ピュリツァー賞受賞作に含まれる《安全への逃避》では、戦闘で故郷を追われながらも、必死に生き抜こうとするベトナムの人々の姿を捉え、世界中に戦場における過酷な現実を突きつけました。 本展では未発表のカットを含む写真や戦地から送られた電送写真原稿など約300点を展示いたします。写真に写し出された故郷と戦場、そこに交錯する生と死を通じて、澤田教一が身を賭して伝えようとしたベトナム戦争に迫ります。「アメリカの戦争」について考えるよき機会となれば、幸いです。




玉城ティナ 「ひとり・ごと」

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玉城ティナ 「ひとり・ごと」
ROCKETにて (表参道、青山エリア)
(2017年12月15日 〜 2017年12月25日)

講談社主催「ミスiD2013」の初代グランプリに輝き、14歳で講談社『ViVi』の最年少専属モデルに起用されて以降、ファッション雑誌のみならず、広告やテレビ、ラジオ、ファッションショーとさまざまな分野で活躍、いま最も注目されるモデルのひとり、玉城ティナの写真展を開催します。 本展では、玉城ティナ自身が感性のおもむくまま自由に撮りおろした今回初公開の写真と、彼女の友人や親族が玉城ティナを被写体に撮影したプライベートな写真をあわせて展示&販売。また、彼女による写真やイラストを使用した、クリスマスギフトにもぴったりな限定グッズも販売します。 街中がクリスマス一色に染まる季節、表参道けやき並木のイルミネーションを楽しみながら、玉城ティナの自然体な魅力と新たな一面をお楽しみください。




「キヤノンフォトグラファーズセッション企画展 - その後のファイナリスト - 加藤ゆか 『流星痕』」

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「キヤノンフォトグラファーズセッション企画展 - その後のファイナリスト - 加藤ゆか 『流星痕』」
オープンギャラリー1・2にて (東京:その他エリア)
(2017年12月12日 〜 2017年12月26日)

キヤノンMJでは、2010年より、若手写真家の発掘や育成を目的としてキヤノンフォトグラファーズセッションを開催してきました。これは、日本を代表する写真家を講師に招聘し、ポートフォリオレビューや写真集の作成、写真展の開催を通して若手写真家の活動を支援するワークショップです。この度、第1回から第5回までの参加者(=ファイナリスト)から作品を募集し、講師を務めた写真家 瀬戸正人氏による選考の結果、加藤ゆか氏が選出され、「その後のファイナリスト」展として写真展を開催します。(会場: オープンギャラリー1) 作家より: 「【流星痕】流星が通った跡に残る光の筋。明るい流星でしばしば見られ、数秒程度で消滅する。愛する人と今を生きていることへの慈しみ、穏やかな時間が過ぎ去ってゆく悲しさ、二人の時間が永遠に続くことへの祈りを込め、この作品を制作しました。」




「Editor's Shot! 2017 ~カメラ・写真専門誌編集者による競作展~」

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「Editor's Shot! 2017 ~カメラ・写真専門誌編集者による競作展~」
オープンギャラリー1・2にて (東京:その他エリア)
(2017年12月12日 〜 2017年12月26日)

本展は、カメラ・写真専門誌の編集者の写真作品を展示し、来場者の投票によって優秀作品を選定する競作展です。今年で8回目となる本企画には、13誌の編集部がエントリーしました。日頃の編集業務の中で数多くの作品に触れ、審美眼を養ってきた編集者の中から、自ら精力的に写真撮影に取り組んでいる腕自慢の方々の入魂の作品を一堂に展示します。展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。(会場: オープンギャラリー2) [出展予定誌] アサヒカメラ、カメラマン、CAPA、写ガール、写真ライフ、たのしいカメラ学校、デジカメ Watch、デジタルカメラマガジン、日本カメラ、PHaT PHOTO、風景写真、フォトコン、フォトテクニックデジタル




「青木紘二クライアントワークPart1」

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「青木紘二クライアントワークPart1」
キヤノンギャラリー 銀座にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年12月14日 〜 2017年12月26日)

本展は、青木紘二氏が、クライアントからの依頼で撮影した広告写真を集めた写真展です。もともとジャンルに対するこだわりはなく1976年、プロとしてのキャリア開始から依頼のあるものは何でも撮ってきました。その技術と経験により、スポーツ、人物、ゴルフ場、風景、動物など多岐な分野にもそれぞれの瞬間の輝きが写し出されます。スポーツ報道のカメラマンであり、又広告撮影のカメラマンとして、又ストックフォトエージェンシー代表として数多の写真と関わり続ける青木紘二氏だからこそ撮影できた作品群を展示します。




アートラウンジ「この星の欠片」

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アートラウンジ「この星の欠片」
パークホテル東京にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年10月30日 〜 2017年12月27日)

秋深まり次第に木々が色づきながら、街はクリスマスや年越しの装いを見せる華やかな季節。今回選んだのは、まさにこの星から生まれた形、質量、色、輝き、肌触りから着想を得て、アート表現へと昇華された作品達。素材も陶土、磁土、岩絵の具といった自然由来のものから、人工的な塗料、既成の工業品を取り入れたものまで様々。そのどれもが、この星に生きる人間によって見出され、加工され、再生され、新たな形状と質感を手に入れるのです。奇跡のように生まれた地球上のあらゆる物質も、人間の生み出す美の表現も、きっと「この星の欠片」なのではないでしょうか。また、本展開催を記念し、オープニングレセプションを開催いたします。作家数名が在廊の上で皆様と交流の時間を過ごしたいと思います。ワンコイン形式で、出展作家の器を用いてホテルセレクトの日本酒やスパークリングワインなどをお楽しみ頂けます。 オープニングレセプション 「かけらラウンジ」 日時: 10/30(月) 18:00-21:00 予約: 不要 参加費: 無料




ヴィトルド・レーマー 「あの日々の、忘れられた光」

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ヴィトルド・レーマー 「あの日々の、忘れられた光」
Kanzan Galleryにて (馬喰町エリア)
(2017年12月08日 〜 2017年12月27日)

ポーランド・ヴロツワフでTIFF写真フェスティバルを主催するマチエイ・ブイコ(Maciej Bujko)を迎え、ポーランドの写真家、ヴィトルド・レーマーの日本初となる個展を開催します。ヴィトルド・レーマー(Witold Romer 1900年-1967年)は、ポーランド写真史上で最も重要なアーティストの1人でありながら、その活動期が、ポーランドが2つの大戦に翻弄されていた時期と重なったこと、そしてアーティストと科学者という異なる2つの顔を持っていたことなどから、長きにわたり知られざる存在でした。近年、個人のアーカイブが発見され、その作品の全貌が明らかになりつつあります。今回は、当時、揺れ動く故国に新たな道を開こうとしたポーランドの知識人たちのプライベートを活写したポートレートや風景写真を中心に、レーマーの繊細な表現の魅力に迫ります。 [トークイベント] 日時: 12月8日(金) 18:30〜 出演: マチエイ・ブイコ × 菊田樹子(インディペンデント・キュレーター) 定員: 20名 参加費: 無料 要予約、お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




「知られざる移民写真家の物語 『ブラジルの大地に生きた写真家・大原治雄』」

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「知られざる移民写真家の物語 『ブラジルの大地に生きた写真家・大原治雄』」
FUJIFILM SQUAREにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年10月01日 〜 2017年12月28日)

開拓農民としてブラジルへ渡り、アマチュア写真家として独自の写真世界を築き上げ、ブラジル国内 で高い評価を得た日本人がいました。その名は大原治雄。2016 年、生地である高知を皮切りに、日本で初めてとなる大規模な巡回展が国内3会場で開催され、大きな反響を呼びました。本展は、この展覧 会から厳選した約 30 点を展示、首都圏において初の大原治雄の作品を紹介する貴重な機会となります。 【併催イベント】 1. 平間至氏 トークショー日 時: 2017 年 11 月 4 日(土) 14:00 -、16:00 -(各回 30 分) 会 場 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 入場料: 無料 2. 酒井邦弘氏 トークショー 日 時: 2017 年 12 月 2 日(土) 14:00 -、16:00 -(各回 30 分) 会 場: フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 入場料: 無料




吉村和敏 「Pond & RIVER 錦鯉×発電所」

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吉村和敏 「Pond & RIVER 錦鯉×発電所」
ソニーイメージングギャラリー 銀座にて (銀座、丸の内エリア)
(2017年12月15日 〜 2017年12月28日)

「POND(池)」では、錦鯉をテーマに旅をした。錦鯉は、新潟県山古志地方が発祥とされている。江戸時代中期、この山里で暮らす人々は、冬の間の貴重なタンパク源として真鯉を飼うようになった。その真鯉から突然変異で色つきの稚魚が誕生し、いつしか人々は、より美しくユニークな模様の鯉の創出に情熱を燃やしはじめたのだ。やがて日本が高度経済成長期に突入すると、自宅の庭の池で錦鯉を飼うことがブームとなり、錦鯉は急速に全国へと広がっていった。そして今、海外で「NISHIKIGOI」の愛好家が激増している。私は新潟や広島の養鯉場を訪れ、色鮮やかな錦鯉が生み出されていく過程を丹念に取材した。同時に、街中の水路や日本庭園にもカメラを向け、カラフルな錦鯉が優雅に泳ぐ姿を日本の風景として作品に置き換えていった。「RIVER(川)」では、木曽川をテーマに旅をした。木曽川は、長野、岐阜、愛知、三重の4県を流れて伊勢湾に注ぐ総延長229kmの大河だ。この川には、33の水力発電所と15を超えるダムがあり、そのいくつかは、日本の近代化に決定的な役割を果たした実業家、福沢桃介が手がけたものだ。「一河川一会社主義」という強い信念を持って発電所建設に望んだ桃介の足跡を辿りながら、桃介橋や對鶴橋、赤沢自然休養林に残る森林鉄道の蒸気機関車など、木曽地区の歴史遺産にもカメラを向けた。また、木曽川水系の発電所を所有する電力会社から正式な許可を取り、発電所やダムの巨大建造物、内部に鎮座する水車や発電機を克明に記録した。「錦鯉」と「発電所」──。この全く異なる二つのテーマに共通しているのは「水」だ。豊富なミネラル成分を含んだ雪解け水が錦鯉の鮮やかな色彩を作り出し、山谷を勢いよく流れる川の水は、現代人の暮らしには欠かせない電力を生み出している。作品展「POND & RIVER」では、日本の大地を潤す水と共に隠された日本の歴史や文化を掘り起こし、その素晴らしさを世界中の人々へ伝えていきたい。




石川直樹 「この星の光の地図を写す」

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石川直樹 「この星の光の地図を写す」
市原湖畔美術館にて (その他のエリア)
(2017年10月21日 〜 2017年12月28日)

世界をフィールドに活躍する写真家、石川直樹(1977-)の個展を開催します。石川は 22 歳で北極点から南極点までを人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功しました。その後も国内・世界各地を旅し、人類学・民俗学などの観点を取り入れつつ、独自のスタイルで写真を撮り続けています。本展では、初期から現在に至る活動を総合的に紹介します。写真を通して、世界への旅を追体験しながら、作家の描く、この星の新しい地図を発見することになるでしょう。本展は、2017年2月に水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催された同名の展覧会の巡回展として開催されます。本展では、会場一部では、石川素樹建築設計事務所が構成を担当し、山や島状の造作が展示空間に登場。また、サウンド・アーティストの森永泰弘氏と共同で行われた東南アジアのフィールドワークにおける新作写真や現地で採取した音を合わせて展示いたします。 [関連イベント] 「石川直樹アーティスト・トーク」 日時: 11月23日(木) 14:00-16:00 出演: 石川直樹 会場: 市原湖畔美術館・多目的ホール 参加費: 1000円(別途入館料が必要) ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




「Place M 30周年記念企画展」

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「Place M 30周年記念企画展」
Place Mにて (新宿エリア)
(2017年12月18日 〜 2017年12月28日)

1987年以来、当ギャラリーがコレクションをしてきたオリジナルプリントを展示いたします。森山大道、須田一政、沢渡朔、ロバート・フランク、ユージン・スミスなど著名な写真家だけでなく、当ギャラリーで展示した若手新人作家、中国など海外作家との交流の中で、収集した作品です。




塚本亮太 「Drive-thru」

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塚本亮太 「Drive-thru」
G/P galleryにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月02日 〜 2017年12月28日)

塚本亮太は、2011年からスタートした現代写真のアワード『TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2017』にてグランプリを受賞しました。幼少期から、ものづくりに対して興味を抱いていた塚本は、大学でデザイン全般を専攻するも、次第に現代アートへの興味をふくらませていきました。卒業後も個展『TOUGH』(梅香堂、大阪、2013年)を開催するなど、制作活動を継続し、現在は東京にて、広告代理店ワイデン+ケネディ トウキョウが主催する短期間のプログラム「ケネディーズ」に参加しています。グランプリの受賞対象作品となったのが、ホームセンターで購入したベニアをペンキで塗装し、組み合わせた立体を撮影した《冷静な熱帯》、路上に設置したベニヤを移動する車中から撮影し、その記録動画をキャプチャした《Drive-thru Capture》をはじめとする、さまざまな距離と視点からとらえた写真作品です。原色を塗っただけで、まるで芸術作品のような振る舞いをしはじめるベニアに、色がもつ暴力性と子供だましのような浅はかさを、そして、さらにそれをイメージとしてキャプチャすることで対象の文脈が変化し別の文脈と再接続する、あるいはそうしたようにみえることに強い快感を覚えると塚本は言います。自身の活動を、「作品と、まだ作品になっていないものの間にある曖昧な領域を探している」と説明するように、あざやかな原色で構成されたベニアは、すでに記号化されてしまった過去の美術様式の要素を単にコピーして、作家の日常に再構成しただけの存在にすぎないのかもしれませんし、さらにそれを撮影し写真作品化することで、どのような意味が生まれるのか 、本展は写真というメディウムが立体やパフォーマンスといった他領域と接続していくなかで、写真がもたらす芸術の価値生成について思考をめぐらす良い機会となることでしょう。展示は、受賞対象作品と新作をあわせた8点で構成される予定です。また開催にあわせて、作品をまとめたZINEも発売いたします。 [トークイベント] 日時: 12月2日(土) 16:00-17:30




鈴木信彦 「Tokyo Spiritual 2000-2017」

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鈴木信彦 「Tokyo Spiritual 2000-2017」
新宿ゴールデン街にて (新宿エリア)
(2017年11月20日 〜 2017年12月29日)

若者が、それぞれの思いを胸に集まる街・渋谷。そこでスナップ写真を撮り続けた、鈴木信彦の写真展。 会場: 新宿ゴールデン街 nagune




高明根 「A blending space」

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高明根 「A blending space」
東京画廊+BTAPにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年11月02日 〜 2017年12月30日)

高の作品は写真という平面の媒体を用いつつ、独自の手法で立体を立ち上げるものです。高は写真をフィルムにデジタル印刷し、それを透明なプラスチックにラミネート加工した後、ヒートガンを使用して立体的に組み立てゆきます。建築物の壁のように立てられた半透明の写真のレイヤーは、しかし、対象の再現を目指すものではありません。そこに現れるのは、内部がそのまま外部であるような、逆説的空間です。高は1980年代からこの手法に取り組み、自然、建築物、人体という三つの分野を主な被写体として、シリーズを展開してきました。本展では、高が撮り貯めたアジア諸都市の写真を用いた作品を展示します。これらの作品においては建築という文化的遺産の厚みと、薄く透明なイメージが相互に作用することで、特有の空間が生み出されています。一方、「部屋」というタイトルをつけられたシリーズで問題となるのは、人間の身体とより親密(インティメイト)な距離を保つ空間です。そこでは、「見る/見られる」という関係を基底として、鑑賞者と対象との間に、イメージを通した接触が幻想されるに至ります。




「スマートイルミネーション横浜2017」

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「スマートイルミネーション横浜2017」
象の鼻テラスにて (横浜、神奈川エリア)
(2017年11月01日 〜 2017年12月31日)

スマートイルミネーション横浜は、長年にわたって優れた都市景観の形成に取り組んできた横浜都心臨海部を舞台に、新たな夜景の創造を試みる国際アートイベントです。 2011年、東日本大震災を契機として、都市空間における省エネルギー技術活用の重要性が高まるなか、本イベントはスタートしました。アーティストの創造性を活用しながら、環境にやさしい、未来の夜景のあり方を考えることが、本イベントのコンセプトです。 国内外のアーティストが最先端の環境技術を活用してつくりあげるアートプログラムのほか、学生や若手アーティストによるスマートイルミネーション・アワード、横浜市内外の企業、団体、大学、施設、そして多様な市民が参加し、もうひとつの横浜夜景を演出します。 環境技術とアートの融合を体現する5日間。海外作家4組を含む約23のアートプログラムを、象の鼻パークに加え、今年新たにサテライト会場となった関内地区でご覧いただけます。メイン作品は「顔はめ看板」をモチーフとした髙橋匡太の作品。象の鼻パークに設置された「顔はめ看板」から参加者が顔を出すと、その笑顔が横浜税関の建物壁面にプロジェクションされます。 参加アーティスト: 市川平、カトリーナ・スニツコ、川辺ナホ、川本尚毅、北村康恵、木村崇人、髙橋匡太、竹澤葵(FREEing)、ダニエル・ヘルマン、曽谷朝絵、千田泰広、平澤賢治、森貴之、リリアン・ブルジェア、ハイメ・イバネス&ヨルント・デュイクス、原倫太郎、マルティナ・シュトック、日下淳一、徳永宗夕、スイッチ総研 [関連イベント] 1. ヨコハマ・イルミネーション・マンス 会期: 11月1日(水)~12月31日(日)※プログラムにより開催期間が異なります。 会場: 横浜市内各所 2. スマートイルミネーション×Creative Waterway 連携プログラム Rie Tashiro(AYATORI) 日時: 11月3日(祝・⾦)~11月5日(日) 3. スマートイルミネーション・アワード 2017 日時: 11月5日(日) 場所: 象の鼻パーク ※イベント・各種プログラムの詳細は公式ホームページをご確認下さい。




「ビューティフル・ライス~1000年おいしく食べられますように」展

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「ビューティフル・ライス~1000年おいしく食べられますように」展
日本科学未来館にて (お台場、勝どきエリア)
(2017年11月11日 〜 2018年01月08日)

明日も、1000年先も、おいしいお米を食べ続けるために、いま私たちにできることは何でしょう? 本展は、日本科学未来館を会場にアジアで初めて開催する世界科学館サミット2017(SCWS2017: 11月15~17日)にあわせて企画したものです。アジア各地の農村で、数千年にわたって続いてきた伝統的な米作りを科学の視点で読み解きながら、これからの1000年も「おいしく食べる」ためのアイデアを探ります。 本展の特色は、アジアの農村で受け継がれてきた米作りの背後に、周囲の自然とつながる見事な物質循環システムが成立していたことを浮き彫りにした点です。 中心となる展示は、伝統的な農村の様子を表現した大型模型です。「山から田んぼに水を引きこむ」「レンゲを育てて土に混ぜる」など、米作りをめぐる人々の営みを立体的なイラストで紹介。同時に、一つ一つの営みの背後にある物質の流れを、科学の目で解き明かしていきます。田の守り神などアジア地域の民俗資料のほか、各地の多様な食卓の風景なども見どころです。そしてこの循環型の米作りをヒントに、未来に続く「おいしい」のために科学技術をどのように使うべきかを考えていきます。 [関連イベント] 「アジアに学ぶ1000年おいしい」レクチャー&ミニトーク 日時: 2017年11月11日(土) 11:30~12:45 監修者・イベント講師: 佐藤洋一郎(人間文化研究機構理事) 場所: 1階 コミュニケーションロビー 参加費: 無料 ※要事前申込、定員50名(先着順)、おにぎりは参加者一人につき一個をご提供します。 ※イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




石川直樹 「Svalbard」

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石川直樹 「Svalbard」
ナディッフ アパートにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月01日 〜 2018年01月08日)

NADiff Galleryでは、世界をフィールドに活動を続ける写真家、石川直樹の個展を開催いたします。 石川直樹は様々な土地で旅と冒険を重ねながら、写真を撮り、言葉を紡ぎ、この世界に存在する多種多様な光景の広がりを表現する作品を作り続けています。現在は大規模個展『この星の光の地図を写す』が全国を巡回中で、その独自な活動の展開はアートや写真の分野に留まらず、広く高い評価を得ています。 本展は、石川直樹が旅したスヴァルバールの土地についての記録と記憶についての覚書を、写真、そして旅の道具などとあわせて展覧します。石川直樹が旅したスカンジナビア半島に位置する北極圏の最北の街、スヴァルバールは、光で満たされた白夜の夏、闇に包まれる極夜の冬、二つの季節で異なる気候の変化があります。スヴァルバールの夏と冬を訪れた石川は、そこにある景色と光を丹念に写真に撮りため作品に纏め上げました。未知のものに出会いたいという飽くなき欲望や好奇心、探求心で、今日もなお世界を飛び回り、旅を続ける石川直樹の現在をご紹介いたします。 [関連イベント] 「石川直樹の道具・蚤の市」 日時: 2017年12月23日(土・祝) 17:00-19:00(開場16:45)  出演: 石川直樹 会場: NADiff a/p/a/r/t 店内 定員: 50名 入場: 無料 ※イベントの詳細・参加方法は公式ホームページをご確認下さい。




「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」

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「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」
森アーツセンターギャラリーにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月01日 〜 2018年01月08日)

「こんなこといいな、できたらいいな」1970 年の誕生以来、ドラえもんは、日本中にたくさんの夢を届けてくれました。いま世界を舞台に活躍するアーティストたちの中にも、ドラえもんと出会い、夢を膨らませてきた方々がたくさんいます。そんなアーティストたちが感じた「ドラえもん」をアートで表現してもらえたら、いったいどんなすばらしいことが起こるのだろう。そんな想像に心をおどらせ、こんなお願いをしました。「あなたのドラえもんをつくってください」2017 年、TOKYO で、このコンセプトに共鳴したアーティストが集い、「ドラえもん」への思いが詰まった世界にひとつだけの新しいアート作品を生み出します。「アート」が「ドラえもん」と出会う、その特別な瞬間を一緒に夢見ましょう。 (参加アーティスト)会田 誠、梅 佳代、小谷元彦、鴻池朋子、佐藤雅晴、しりあがり寿、奈良美智、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、町田久美、Mr.、村上 隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口 晃、渡邊 希、クワクボリョウタ、後藤映則、近藤智美、坂本友由、シシヤマザキ、篠原 愛、中里勇太、中塚翠涛、増田セバスチャン、山口英紀+伊藤 航、山本竜基、れなれな




マウリツィオ・カテラン + ピエールパオロ・フェラーリ 「トイレットペーパー」

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マウリツィオ・カテラン + ピエールパオロ・フェラーリ 「トイレットペーパー」
ギャラリーペロタン東京にて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月22日 〜 2018年01月10日)

現代アーティストのマウリツィオ・カテランと写真家のピエールパオロ・フェラーリは、ファッション写真のモチーフと固定観念を崩す大胆なハイパーリアル写真で知られる『トイレットペーパー』の仕掛け人だ。遡ること約十年、フェラーリがカテランを撮影した際に二人は出逢った。すると魔法のように事が運び、2010年には実験的アート・マガジンである『トイレットペーパー』を共同発刊した。他に類を見ないこのマガジンは写真作品のみから成り、注意深く構成された写真は独特の時間と精神的空間を醸し出す。『トイレットペーパー』の写真の構図は一見風変わりで、どことなくレトロさを彷彿とさせる- しかしこれは見る者を油断させ、被写体を認識させる前に作品に引き込む巧妙な手法だ。魅惑的、コミカル、驚異的 - 『トイレットペーパー』の写真は間違いなく見る者の脳裏に焼き付くだろう。




上田義彦 「林檎の木」

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上田義彦 「林檎の木」
小山登美夫ギャラリーにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月13日)

アート写真,広告写真というカテゴリーやジャンルにとらわれず、35年もの間第一線でシャッターを切り続けてきた上田義彦。 自然、静物、人物など多様な主題を扱いつつも、上田は誠実で一貫したまなざしで目の前の世界の最高の瞬間を捉え、観るものを魅了してきました。本展では新作約10点を展示致します。




エレナ・トゥタッチコワ 「On Teto’s Trail」

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エレナ・トゥタッチコワ 「On Teto’s Trail」
Gallery TRAXにて (その他のエリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月14日)

英語には「foil」という言葉があるのだが、その意味の一つは、中世英語から由来している「(眼に見えない)獣の跡」、あるいは「獣の臭跡」だ。獣の道を辿ることは、獣の「foil」を辿るということ。また、「痕跡を消すように下流を辿る」を意味する「foilen」という、現在は存在しない大昔の猟師たちが使っていた言葉もある。眼に見えない無数の道を辿り、痕跡を残しながら、人間はきっと世の中を歩いて生きていたのだろう。 最近、犬と歩く機会が度々あるのだが、犬と歩くことは、やはり一人で歩くやヒトをともにして歩くとは、何か違う能力を必要としているのではないかと思ったりする。 ある日、八ヶ岳麓に住んでいるテトという犬とお散歩をして、ふと気がついた。私よりこの場所をよく知っているテトは、人間の私には見えない道を歩いているのではないか、と。それに気がついた私は、テトの眼と鼻と足と記憶を頼りに、八ヶ岳麓の道を案内してもらうことにした。そこから私とテトの旅が始まり、今も続いている。




勝倉崚太 「名もなき話」

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勝倉崚太 「名もなき話」
nap galleryにて (千代田エリア)
(2017年11月25日 〜 2018年01月14日)

作家コメント: 写真は不思議で魅力的だ。今や誰しもが写真を撮る。日々、大量に生まれる写真の多くは記念写真と呼ばれるものだ。写真が誕生し180年近く経ち、ヴァナキュラー写真が注目され、それを利用し、作品を作るファウンドフォトという手法も生まれた。そしてインターネット上に存在する無数の写真を利用し、自らは撮影を行わず作品を作る写真家も珍しくない。今やどのような写真でさえも作品になる可能性を秘めている。言い換えると写真を専門に扱う人間にとって、この世の全ての写真に注目をせざるを得ないとも言えるだろう。アートと言う枠組みにおいて考えた場合、カメラを使い、目の前のものを記録する写真本来の力に拘るのはもはや古いのかもしれない。しかし、過ぎていくだけの時間を止めて残しておける力が写真の大きな魅力のひとつであることは変わらない。記念写真という個人的な記録でさえも作品になるのなら、その力にもまだ可能性はあるだろう。写真は時間が経つにつれ、個人的な記録以外の力を帯びる。時間が経つことにより被写体の固有名詞は薄れ、写真に写る多くのものがその時代を表すものとなる。今、撮影された写真がまるで時限爆弾のようにある日、多くの意味や魅力を発揮してくれる。2011年、日本を大きな地震が襲った。その一ヶ月後、私は個人宅の住居を清掃するボランティアに参加した。住居の泥かきをしている間に、住居の方は廃棄する物としない物を分ける。津波が来なければひとつも廃棄する物はなかった。仕分けるのは難しい。片づけが進む中で、決意をし、多くの物を廃棄するものに仕分けをした。しかし、ほとんどの写真は廃棄する物に仕分けなかった。泥がつき汚れていても写真は廃棄しなかった。写真はありきたりの日々を記録し、それが宝物になり得ることを強く実感した。ならば私は何を写真に残すべきだろうか。2000年、自分だけが作れる写真とは何かを発端に個性とは何かを考えていた。個性とは元々持っているものと生きている中で培われていくものがあると思った。中でも出会った人に受けた影響は大きい。そこでこれまで自分に影響を与えたであろう15人の友達をそれぞれのテーマを持ち、1人2カットのポートレートを撮影した。雪に埋めたり、川に沈めたり何しろ好き勝手にやった。どのように撮影するかは知り合った頃からの記念写真を見ながら、これまでを振り返り考えた。その作業の中で見た記念写真に魅力を感じ、その作品は私が撮影したポートレートと記念写真の2つを合わせて纏めようとしたがその頃は上手くできなかった。そして今、何を写真に残すべきかと考えた結果、私は自分が生きた時代を自分の言葉で残したいと思う。あれから17年以上経った今、もう一度、私が撮影した15人のポートレートとその15名のゆかりがあるものを集め、それぞれのこれまでの日々をキーワードに撮影場所や方法を決めて撮影した。そこに写っている多くのものは名もなき個人的な物語にまつわるものでしかないが、将来、写真にちりばめられた全てのものが、私が生きた時代を表してくれるだろう。




「チェコの城と宮殿」展

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「チェコの城と宮殿」展
チェコセンター東京にて (白金、広尾エリア)
(2017年12月06日 〜 2018年01月17日)

10月に松江市で行った「チェコの城と宮殿」展がチェコセンターでご覧いただけます。チェコ共和国には優れた文化財が数多く存在しますが、中でも城や宮殿が極めて良い保存状態で残っていることでも注目されています。上流階級、支配者、貴族などが代々居を構えてきた城館は、ただ美しいだけではなく、建築史においても重要な文化遺産であると言えます。本展はチェコ共和国国立博物館の企画です。ボヘミア地方およびモラヴィア地方の城館の中から16箇所を選りすぐり、写真や歴史資料を展示いたします。




西本喜美子 「遊ぼかね」

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西本喜美子 「遊ぼかね」
エプソンイメージングギャラリー エプサイトにて (新宿エリア)
(2017年12月15日 〜 2018年01月18日)

熊本県在住、89歳のアマチュア写真家・西本喜美子氏の特別企画展を開催します。西本氏は72歳から写真を始め、撮影と画像処理の技術を習得しました。2011年、自身82歳のときに熊本県立美術館分館で初の個展を開催。画像処理ソフトを巧みに使ったデジタルアート作品や、ユーモア溢れる自撮り写真が大きな話題となりました。年齢に関係なく心の底から写真を楽しみ、作品を精力的に制作する姿は大きな共感を呼び、以降その活動が多数のメディアで取り上げられています。本展では未発表の作品も含め、独特な個性を放つ西本氏のデジタルアート作品を一堂に展観します。きらめく感性と遊び心満載の作品群を、ぜひご堪能ください。 [関連イベント] アーティストトーク 日時: 2017年12月16日(土)15:00〜 登壇者: 西本喜美子、西本和民 参加費: 無料 ※詳細は公式ホームページよりご確認ください。




天野尚 「NATURE AQUARIUM」展

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天野尚 「NATURE AQUARIUM」展
Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)にて (東京:その他エリア)
(2017年11月08日 〜 2018年01月21日)

本展覧会は"水景クリエイター世界のアマノ"として世界から愛された天野氏にスポットを当て、同氏が生み出した自然の生態系を再現する水草水槽(ネイチャーアクアリウム)と、著名な写真家でもある同氏の大判写真作品を組み合わせ、独自の自然観と水槽を融合した「生きたアート展」です。 会場には、本展のために製作された特別水槽「巨大ネイチャー水草ウォール」を含むネイチャーアクアリウム作品11点を展示。2008年7月開催のG8北海道洞爺湖サミットの会場に飾られた佐渡原始杉の超特大写真パネルなど、天野氏による超大判フィルムに撮影した最大8mの生態風景写真や水景写真をご覧いただけます。また、同氏が手掛けた世界一の人気を誇るリスボン海洋水族館収容の全長40mの巨大ネイチャーアクアリウム「水中の森」を映像で再現します。 さらに、「世界水草レイアウトコンテスト」受賞作品写真の初展示や、ワークショップ、トークショーの実施など、天野氏ファンはもとより「美と驚き」を求める誰もが楽しめる新しい展覧会となります。 ご好評につき開催期間延長決定!!(延長期間:2018年1月15日(月)~21日(日)) [関連イベント] ■ネイチャーアクアリウム ビギナーズワークショップ 1.「流木レイアウトの制作」 日時: 11月25日(土) 18:30~20:00(開場17:30) 2.「石組レイアウトの制作」 日時: 12月16日(土) 18:30~20:00(開場17:30) 講師: 本間裕介(DA水景クリエイター) 定員: 各日50名(先着) 料金: 2000円 発売日: 11月8日(水) 12:00~ ■スペシャルトークショー 1.「写真家 天野尚」 日時: 11月18日(土) 18:30~20:00(開場17:30) 出演者: タナカカツキ(マンガ家)、池田晶紀(写真家)、大岩剛(ADA専務取締役) 2.「世界ランカーが語る、水草レイアウトの世界」 日時: 12月9日(土)18:30~20:00(開場17:30) 出演者: 深田崇敬(グラフィックデザイナー、水景演出家)、タナカカツキ(マンガ家) 定員: 各日50名(先着) 料金: 2000円 発売日: 11月8日(水)12:00~ ※イベントは展覧会営業終了後の特別開催となります ※イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




「Winter Show」展

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「Winter Show」展
Hiromart Gallery Tokyoにて (市ヶ谷、神楽坂エリア)
(2017年11月24日 〜 2018年01月21日)

例年冬に開催のギャラリー・アーティストのグループ展『Winter Show』開催のお知らせをご案内いたします。今回は、ジャド・フェアの切り絵作品、マイケル・マシオシの写真作品、バーバラ・ローシーン、鹿島幸恵のペインティング作品を展示いたします。




サム・ストッカー 「代理構造」

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サム・ストッカー 「代理構造」
The Containerにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年11月06日 〜 2018年01月22日)

The Container(コンテナ)でのサム・ストッカーのインスタレーションSurrogate Structures(代理構造)は、過去の作品のようにアーティストの地域への調査と訪問から着想されています。本展覧会への当アーティストの作品に影響を与えたそのような場所の一つは、当ギャラリーの真後ろに存在する富士塚です。富士塚とは富士山を表す複製の小山であり、東京各地で見られます。これら代理塚は江戸時代に活発となり、富士山に登山する事が出来ない巡礼者へと頂上10合目を経験させました。当概念の皮肉、しかし同時に富士塚の胎内、器、容器のように需要を慰める養育性にアーティストは惹きつけられました。 [関連イベント] オープニングレセプション + ライブパフォーマンス 日時: 11月6日(月) 19:30~21:30 パフォーマンス: Sam Stocker, Aquiles Hadjis, Alexander Sigman + Takao Hyakutome, and Jack McLean.




田幡浩一 「マルメロと表裏」

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田幡浩一 「マルメロと表裏」
YKG Galleryにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月27日)

2016年以降、田幡は油彩とドローイングによる新たな試みとして「one way or another」シリーズを展開してきました。「one way or another」では、絵画が持ちうるズレ―支持体のズレ、モチーフのズレ、視線のズレ、意識のズレなど―を取り込みながら、植物やフルーツ、ティーカップやケーキといった作家の手元に収まるモチーフが描き出されています。静謐ながら絵画の歴史をエレガントに示唆するような構造をとる作品たちは、発表以降その評価を高めています。また、上記と同様のモチーフを扱いながら、それらを作家自身が撮影した写真をもとに制作されるコラージュ作品においては、空白の生成やデフォルメによる作用が軽妙に展開されながら、二次元と三次元を行き来するような構造を作り出しており、「one way or another」を含めた田幡浩一の作品群とともにこれからの平面作品、ひいては絵画の可能性について検討する重要な要素となっているといえるでしょう。




尾仲浩二 「Slow Boat」

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尾仲浩二 「Slow Boat」
POETIC SCAPEにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月13日 〜 2018年01月28日)

2003 年に蒼穹舎から出版された同名(正確には小文字の slow boat)の写真集は、蒼穹舎版が絶版となった後、2008 年にドイツの出版社 Schaden.com からも復刻版が出版された尾仲の代表作の一つです。そして 2017 年秋、中国の出版社 imageless studio から再び復刻される事になりました。『Slow Boat』は 1983 年から 1999 年まで、尾仲が日本各地を旅して撮影した写真で構成されています。「この本を出したことで、時間や場所にとらわれずに写真を見せる面白さや大切さを確認できた」と尾仲は当時を振り返ります。「今となっては記憶もなく、どこなのかいつなのかも分からないものがほとんど(2008 年版あとがき)」という写真の山から、尾仲は本当に自分の好きな写真だけを選び、最終的に蒼穹舎の大田通貴氏と共に一冊にまとめました。『Slow Boat』は尾仲浩二という写真家の「旅の記録」でありながら、そのポジションから容易に離れることができます。その写真には、昭和世代が単に懐かしいと感じる風景を超越した独特の魅力があり、それゆえ多くの国々で、時代を超えて愛されています。『Slow Boat』は撮影者である尾仲の手を離れ、時や場所に縛られず、まるで飛行船のように自由に旅を続けています。




細倉真弓 「JJuubbiilleeeee」

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細倉真弓 「JJuubbiilleeeee」
G/P galleryにて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月28日)

細倉は静物やヌードのポートレートと東京郊外の風景を織り交ぜた作品で注目を浴び、近年ではその撮影範囲をアジアまで拡大しながらも一貫して被写体の繊細な美を力強く描き出す手腕で国内外より注目を浴びてきました。今年9月には、アートビートパブリシャーズより、2012年から2017年の間に日本をはじめ台湾、香港など東アジアの各地で撮影した作品をまとめた写真集「Jubilee」を発行し、早くもヨーロッパを中心に高い評価を獲得しました。自らの原点であるポートレートによる表現に回帰しながらも、風景の中の文字、都会のかけら、若者の裸体、植物のテクスチャーなどが等しく丁寧に撮影され、巧みに使い分ける自然光やカラーフィルターの元で被写体の沸点が捉えられています。本作は、ロブグリエの小説の迷宮的フラッシュバックにインスピレーションを得て編集されており、イメージが変容と再生を繰り返し、静かに祝祭のビートを刻んでいくかのようです。本展は「Jubilee」からの写真作品と、数点の新作映像を交えたインスターレションで構成されます。女性ヌードが独占する写真史において、初期の代表作「KAZAN」より、一貫して細倉は、男性ヌードに取り組むだけでなく、男性か女性か判断しづらい中性的な若者を積極的にモデルに起用するなど、セクシャリティやジェンダーの問題について示唆してきました。以降アジアの撮影を重ねていくなか、2015年よりはじめた月刊誌の連載「ルポ川崎」の取材で、在日外国人コミュニティで多重な文化を背景に暮らす若者にもカメラを向ける機会もあり、国と国の境界が、だんだんとなくなっていったと言います。今回展示する中国の地方都市廈門で撮影された映像作品では、近景と遠景で捉えた踊る青年の姿が前後が変化を繰り返すように重ねられ、時間軸が10倍にも引き伸ばされています。空間内に配置されたイメージが交差しあう度、男性/女性、生物/無機物、静/動といった境界の曖昧さが増してゆき、そのカテゴリーのありようを疑うようにと鑑賞者を誘います。




「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol. 14」展

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「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol. 14」展
東京都写真美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月28日)

「日本の新進作家」展は、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として2002年より開催しています。14回目となる「無垢と経験の写真」展では、日々の生活の中から純粋な個々人の経験を紡ぎ、多様なアプローチで削りだしている作家5名の写真表現を最新作と共にご紹介します。 5名の作家は、身体性やアイデンティティを確認しながら挑戦し続ける者、家族の関係を写真行為を通して繰り返し問う者、何気ない風景の記憶を意外な方法で留めようとする者、自然作用の痕跡を原初的な写真技法で未来へ残そうとする者、日常から抽出した瞬間から独特な写真的時間を創出する者など、多様な表現を提示します。これらの表現は私達自身への問いとなり、その考察や反応がまたアーティストへと返り、未来の表現へと活かされていきます。いまと未来をつなぐ対話は、地域や世代を超えて響き合い、やがて増幅して、大きな渦を起こす契機となるかもしれません。この機会にぜひ、作家達の無垢の表現が展開し、経験が蓄積していく場へご来場ください。 会場: 東京都写真美術館 2F [関連イベント] 1. アーティスト対談 2017年12月3日(日) 15:30~17:00 武田慎平×小澤慶介(アートト/インディペンデント・キュレーター) 2017年12月9日(土) 15:30~17:00 吉野英理香×金子隆一(写真史家) 2017年12月16日(土) 15:30~17:00 鈴木のぞみ×小原真史(キュレーター/映像作家) 2018年1月11日(木) 18:00~19:30 片山真理×小谷元彦(美術家/彫刻家) 2018年1月13日(土) 15:30 ~17:00 金山貴宏×姫野希美(赤々舎代表取締役/ディレクター) 会場: 東京都写真美術館1階スタジオ 定員: 各回50名 ※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。 2. 担当学芸員によるギャラリートーク 2017年12月8日(金) 14:00~ 2017年12月22日(金) 14:00~ 2018年1月12日(金) 14:00~ 2018年1月26日(金) 14:00~ 展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、2階展示室入口にお集まりください。




「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」

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「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」
東京都写真美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年12月02日 〜 2018年01月28日)

本展覧会はフランスの写真家、ウジェーヌ・アジェ(1857-1927)が後世の写真表現にどのような影響を与えたかについて考えます。当館所蔵の作品と写真集などの資料によって、アジェ自身の作品とアジェ以降の写真家たちの際立った作品を中心に、その輪郭を浮び上がらせようとするものです。 ウジェーヌ・アジェは19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリとその周辺を捉えた写真家です。1898年、41歳の時から30年間にわたって8,000枚以上の写真を撮影し、歴史的建造物や古い街並み、店先や室内、看板、公園、路上で働く人々など、近代化が進み、消えゆく運命にあった「古きパリ」を体系的に記録し、図書館や美術館、博物館などの公的機関や画家、建築家等のアーティストたちに販売しました。その顧客にはレオナール・フジタもいます。 アジェは孤高の写真家と称されることも多く、ひとり黙々と撮影に取り組みましたが、亡くなる2年前頃よりにわかに注目されはじめます。偶然にも、同じ通りにスタジオを持っていたマン・レイがアジェの写真からシュルレアリストと共通するものを感じ取り、『シュルレアリスム革命』誌に取り上げたのです。この頃から、アジェの作家性にスポットライトが当たりはじめました。 さらに、当時、マン・レイの助手をしていたベレニス・アボットによって、アジェの存在は世界に波及していきます。アジェの死後、散逸の危機にあったプリントやガラス乾板を、もうひとりの貢献者であるニューヨークのギャラリスト、ジュリアン・レヴィの助けを借りて買い取り、アメリカで広めていったのです。その後、写真史家や美術館のキュレーターたちによって研究が進められ、アジェは近代写真の先駆者として位置づけられていきます。 しかしながら、アジェはいまだに謎めいたところのある写真家です。ニューヨーク近代美術館写真部門のディレクターだったジョン・シャーカフスキーは「ウジェーヌ・アジェ[・・・]、その人物について、我われには、わずかに信頼できる一握りの事実があるだけだ。それらはおおよそ不透明であいまいなもので、研究者たちは、そのことをきびしく穿鑿(せんさく)してきたが、そのほとんどは分からずじまいであった」(ジョン・シャーカフスキー「序文」『ウジェーヌ・アジェ写真集』[原信田実訳、岩波書店、2004]と、かつて述べているように、生前のアジェ自身のコメントがあまり残されていないこともあり、彼の作品について多くの人たちが様々な想像を巡らせ、その真実に迫ろうとしてきました。 アジェに憧憬を抱き、手本としてきた写真家たちは後を絶ちませんが、彼らがアジェの写真に見出したものはいったいなんだったのか。本展は、アジェの同時代の写真表現と、アジェの先達となる写真家の作品も併せて展示し、紐解こうとするものです。 会場: 東京都写真美術館 3F [出品作家] ウジェーヌ・アジェ、マン・レイ、シャルル・マルヴィル、アルフレッド・スティーグリッツ、ベレニス・アボット、ウォーカー・エヴァンズ、リー・フリードランダー、荒木経惟、森山大道、深瀬昌久、清野賀子 ほか [関連イベント] 1. 関連トーク「ウジェーヌ・アジェの写真を紐解く」 日時: 12月8日(金) 18:00~19:30 講師: 横江文憲(写真評論家) 会場: 東京都写真美術館 1階スタジオ 定員: 50名 ※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。 2. 関連トーク「ウジェーヌ・アジェの写真集をめぐって」 日時: 1月5日(金) 18:00~19:30 講師: 金子隆一(写真史家) 会場: 東京都写真美術館 1階スタジオ 定員: 50名 ※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。 3. 担当学芸員によるギャラリートーク 2017年12月15日(金) 14:00~ 2018年1月5日(金) 14:00~ 2018年1月19日(金) 14:00~ 展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、3階展示室入口にお集まりください。




「生誕100年 ユージン・スミス写真展」

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「生誕100年 ユージン・スミス写真展」
東京都写真美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年11月25日 〜 2018年01月28日)

W. ユージン・スミス(1918-1978)は、写真史上、もっとも偉大なドキュメンタリー写真家のひとりです。グラフ雑誌『ライフ』を中心に「カントリー・ドクター」、「スペインの村」、「助産師モード」、「慈悲の人」など数多くの優れたフォト・エッセイを発表し、フォト・ジャーナリズムの歴史に多大な功績を残しました。 とりわけ日本とのかかわりが深く、17歳のときニューヨークで偶然であった日系写真家の作品につよい感銘をうけ写真の道を志すきっかけになったこと、太平洋戦争に従軍して、戦争の悲惨で冷酷な現実をカメラで世に伝えんとして自らも沖縄戦で重傷を負ったこと、戦後の日本経済復興の象徴ともいえる巨大企業を取材した「日立」、その経済復興の過程で生じた公害汚染に苦しむ「水俣」の漁民たちによりそった取材などがあります。 本展覧会は、生誕100年を回顧するもので、スミス自身が生前にネガ、作品保管を寄託したアリゾナ大学クリエイティヴ写真センターによる協力のもと、同館所蔵の貴重なヴィンテージ・プリント作品を150点展示します。情報あふれる現代社会に生きる私たちにとって、ジャーナリズムの原点をいま一度見つめ直すきっかけになることでしょう。 会場: 東京都写真美術館 B1F [関連イベント] ユージン・スミスを語る ※英語による講演、通訳付き 日時: 12月3日(日) 14:00~15:30(開場13:30) 講師: ケヴィン ・スミス(ユージン・スミス次男)、アイリーン・美緒子スミス(写真集『水俣』共著者)、レベッカ・センフ(アリゾナ大学CCP チーフ・キュレーター) 聞き手: 徳山喜雄(ジャーナリスト) 会場: 東京都写真美術館 1階ホール 定員: 190名 ※参加無料(ただし、本展の観覧券が必要です) ※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。 ユージン・スミスの生きた時代 日時: 2018年1月14日(日) 14:00~15:30(開場13:30) 講師: 野町和嘉(写真家)、大石芳野(写真家)  聞き手: 徳山喜雄(ジャーナリスト) 会場: 東京都写真美術館 1階ホール 定員: 190名 ※参加無料(ただし、本展の観覧券が必要です) ※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。




「青木紘二 冬季オリンピック報道の世界 - 1984サラエボから2014ソチまで - 」展

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「青木紘二 冬季オリンピック報道の世界 - 1984サラエボから2014ソチまで - 」展
キヤノンギャラリーSにて (東京:その他エリア)
(2017年11月30日 〜 2018年02月03日)

本展は、夏・冬計17回のオリンピックを撮影してきた写真家、青木紘二氏の写真から冬季オリンピックの写真を集めた報道写真展です。青木紘二氏は1976年からプロカメラマンとして活動をはじめ、以後現在も撮影の現場に立ち続けています。その写真には、スポーツ報道という事実だけでなく、選手の思いや観衆の感動すら伝える力があります。1984年のサラエボから2014年のソチまで、四半世紀以上写してきた冬季オリンピックの軌跡は、来る平昌に繋がります。 [関連イベント] 講演会「オリンピックと写真と私」 日時: 12月16日(土) 13:30-15:00 出演: 青木紘二 会場: キヤノンホール S 定員: 300名 参加費: 無料 ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




「野生展: 飼いならされない感覚と思考」

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「野生展: 飼いならされない感覚と思考」
21_21 DESIGN SIGHTにて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年10月20日 〜 2018年02月04日)

人間の文化と生活には、心の土台となる「野生」の能力が欠かせません。私たちのもつ本能であり、知性でもある野生は、創造力に大きな刺激を与えるきっかけになります。たとえば、明治時代の日本が生んだ大博物学者、南方熊楠(みなかたくまぐす)は、偶然の域を超えた発見や発明、的中(てきちゅう)を「やりあて」と呼び、それを繰り返すことで、粘菌学の領域をはじめ神話学や民俗学にも優れた足跡を残しています。南方のような思考の跳躍は、ものづくりや表現の歴史においても、度々その例を見いだすことができます。理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。本展では、現代の表現者たちのもつ野生の魅力に着目し、さまざまな作品や資料を通して、その力を発動させるための「野生の発見方法」を紐解いていきます。(会場: ギャラリー1、2) [参加作家] 青木美歌、井上嗣也、大森克己、ステファニー・クエール、黒田征太郎、しりあがり寿、鈴木康広、田島征三、立花文穂、西村裕介、渡邊拓也、他




「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」展

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「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」展
東京ステーションギャラリーにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年12月16日 〜 2018年02月12日)

テーマの展開を鉄道の一路線にみたて、始発駅を「鉄道絵画」とし、一駅ごとにテーマを変え、終点「ピカソ」に至るという構成で、30年間少しずつ収蔵を続けてきた当館のコレクションを初めてまとめて公開します。まずは始発駅「鉄道絵画」からの出発です。東京駅から線路のある風景まで、日本画、洋画、写真、資料などを展示します。2駅目は鉄道がつなぐ「都市と郊外」。現在とは異なる東京の姿をうつす洋画、作家の記憶が再構成された作品、写実的な風景画など多彩です。3駅目は鉄道利用者であり運用者でもある「人」がテーマです。描かれているのは人でも、主題は別にあるのかもしれません。作り手が作品に込める意図の多様性を感じていただいたあと、4駅目では「抽象」的な絵画を紹介します。難しいと思われがちな抽象画も少し身近になるかもしれません。終点は“解らない絵画”の代名詞として誰もが知る「ピカソ」のさまざまな時期の絵画4点をご覧いただきます。かつて当館で開催した企画展の出品作品、東京駅内にあるステンドグラスの福沢一郎による原画、一時休館中に開催した「現代絵画の展望」展シリーズや、2014年に開催した「東京駅100年の記憶」展に出品した作品、資料など、約100点を展示します。(会期中展示替えあり)




「中國最先端 - CHINESE CUTTING EDGE - 」展

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「中國最先端 - CHINESE CUTTING EDGE - 」展
DIESEL ART GALLERYにて (渋谷エリア)
(2017年11月17日 〜 2018年02月14日)

本展のキュレーションを担当するのは、国内では編集者として時にチェキをメイン機材としたフォトグラファーとして知られる米原康正。中国版Twitterで知られるWeiboで236万人のフォロワーを誇り、国外でも活躍を見せる米原がC.H.I池磊と知り合ったのは2012年、米原の個展を手掛けたキュレーターが北京に作ったギャラリーで行ったC.H.I 池磊の個展に訪れたときでした。彼の作品を目の当たりにし、これまで見た事も無いエキセントリックでファッショナブルな表現に、日本では感じた事がない衝撃を受けました。この出会いから5年。米原は中國最先端のアーティストとしてC.H.I 池磊を東京で紹介するチャンスを探していたのです。




田中長徳 「WIEN CT70」

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田中長徳 「WIEN CT70」
Gallery Bauhausにて (千代田エリア)
(2017年11月22日 〜 2018年02月17日)

70歳を迎えた作者が、1973年(26歳)にフリーランス写真家としてスタートしたウィーンを再訪、新たな10年に向けた展望と決意を予感させる写真展です。2016年の新作に加え、1973年に撮影された作品も初展示いたします。 [関連イベント] ギャラリートーク 第1回「ウィーンの50年」 日時: 2017年12月9日(土)19:00 登壇者: 田中長徳 参加費: 2000円 第2回「ウィーンで出会った人々」 日時: 2018年1月20日(土)19:00 登壇者: 田中長徳 参加費: 2000円 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




「阿部克自 没後10周年記念写真展『ジャズの肖像 ポートレイチャーズ』」

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「阿部克自 没後10周年記念写真展『ジャズの肖像 ポートレイチャーズ』」
リコーイメージングスクエア銀座8F A.W.P ギャラリーゾーンにて (銀座、丸の内エリア)
(2017年12月13日 〜 2018年02月18日)

ジャズ・ミュージシャンを撮影し続け、写真家、グラフィック・デザイナー、プロデューサーとしてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たした阿部克自。2005 年、日本人として初めてジャズ写真家の最高の栄誉「ミルト・ヒントン・アワード」を受賞。デューク・エリントン、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、ジョン・コルトレーン、ディジー・ガレスピー、サラ・ヴォーン、秋吉敏子、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマン、ビル・エヴァンス、アート・ブレイキー、チェット・ベイカー、フランク・シナトラなど、多数のミュージシャンと親交が深かった阿部だからこそ撮れた、ミュージシャンが心を許した者のみに見せる素顔の魅力を捉えた貴重なオリジナル・プリントによる写真展です。モノクローム作品約 100 点をパート I、II の 2 回にわたって展示致します。 [スケジュール] パートI: 2017年12月13日(水)〜2018年1月14日(日) パートII: 2018年1月17日(水)〜2018年2月18日(日) [トークイベント] 1. 日時: 2017年12月16日(土) 19:30〜 出演: 中平穂積 (新宿 DUG 店主/ジャズ写真家)、行方均 (音楽評論家/プロデューサー) 定員: 30名 参加費: 2000円 2. 日時: 2018年1月19日(金) 19:30〜 出演: 悠雅彦 (音楽評論家)、行方均 (音楽評論家/プロデューサー) 定員: 30名 参加費: 2000円




加藤翼 「40,000kmのなかの数メートル」

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加藤翼 「40,000kmのなかの数メートル」
SNAC / 無人島プロダクションにて (清澄白河、両国エリア)
(2017年11月25日 〜 2018年02月24日)

本展は2015年から約2年、文化庁新進芸術家海外研修制度の助成を受けて渡米、シアトルでの滞在を終えた加藤の帰国後初の個展となります。本展タイトル「40,000kmのなかの数メートル」とは、地球の赤道上を1周する距離約40,000kmに対し、作品中での人々の移動距離を比較したもので、展覧会では、この2年間に加藤がさまざまな地に赴き、移動と距離をテーマに現地の人々と共同で行ったプロジェクトをすべて公開します。多くの国や共同体がそれぞれの枠組みを強化しようとしていることと、そういった情勢のなかで移動の自由と制限がより可視化されてしまったことで、以前よりさらに共同体の在り方が揺さぶられていると考えた加藤は今回、「都市」「路上」「国境」「移動」をキーワードにこの展覧会を構成します。都市名を展覧会タイトルとした前期の「メキシコシティ⇄ジャカルタ」は、都市の路上で制作した映像作品を中心に展示し、後期の「ベトナム⇅アメリカ」では、国というフレームをより強く意識させるような作品を展開する予定です。どの作品にも「その土地の今、の一部分」を切り取ったものが映り、そこからはリアルな社会情勢ももちろん透けて見えてきます。けれども加藤は、作品によって現在の社会の在り方の是非を問うのではなく、映像作品の中でそれぞれの土地の背景を垣間見せることによって、「今いる場所」から「彼の地」までの距離に対する鑑賞者の想像力を促します。現在のIT環境は、SNSなどで世界中の人と容易につながることができ、世界各地の溢れかえるほどの情報を得ることができる時代をもたらしました。とはいえ、それだけでは理解できないことばかりです。 この展覧会では、作品そのものだけではなく、プロジェクトを行っている間の映像フレームの外にある世界、それぞれの場所について、是非、思いを馳せていただきたいと考えます。 [会期] 前期「メキシコシティ⇄ジャカルタ」 : 2017年11月25日〜12月23日 後期「ベトナム⇅アメリカ」: 2018年1月13日〜2月24日




「所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展」

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「所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展」
平塚市美術館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年12月09日 〜 2018年02月25日)

今回の"なんだろう"展には、ふだん作品に付されている題名や作者名、解説文もありません。およそ30点の作品は、幻想的だったり、どこか思わせぶりだったり、楽しくなったり、不思議な気持ちになるものばかりです。作品を見ることに正解はありません。それぞれの作家がつくった作品を見て、感じ、なにが描かれているのか想像してみましょう。そして感じたことを実際にかたわらに書いてみましょう。ほかの来館者が書いてくれた言葉も読んでみるとイメージがふくらむかもしれません。また、加藤芳信、山本直彰、岡村桂三郎、中ザワヒデキの作品についての質問を来館者から募集します。そして会期後半にみなさんの"なんだろう"に対する作家の「答え」を掲出します。さあ、深呼吸してリラックスして、立ち止まったり座ったり、"なんだろう"と考えてみましょう。どうしても気になった作品は、チラシの裏側にリストがあるので見てください。 なお、同時開催として、福田美蘭「見返り美人鏡面群像図」をはじめ、昨年度、新たに収蔵された作品約40点を展示しますので、併せてお楽しみください。 [関連イベント] 1. 学芸員によるギャラリートーク 日時: 2018年1月13日(土)、2月10日(土) 14:00~15:00 会場: 展示室1 ※申込不要、要観覧券 2. 親子鑑賞サポートタイム 日時: 2018年2月7日(水) 10:00~11:00 会場: 時間内にテーマホールにお越しください 対象: 未就学児とその保護者(保護者は要観覧券)、申込不要 ※イベントの詳細は公式ホームページをご確認下さい。




「装飾は流転する - 『今』と向きあう7つの方法 - 」

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「装飾は流転する - 『今』と向きあう7つの方法 - 」
東京都庭園美術館にて (恵比寿、代官山エリア)
(2017年11月18日 〜 2018年02月25日)

装飾は人類と共に常に存在してきました。弔いの儀式や呪術的なタトゥーなどに始まり、ときに形骸化しながらも、時代とともにまた新しい意味を伴い変化を繰り返し生き残ってきました。それはまさに生々流転と言えるでしょう。この展覧会には7組のアーティストたちが登場します。彼らは年齢も国籍もジャンルも多様です。その表現もゴシック装飾を施したダンプカーや、様々な文化圏の模様をリミックスした絨毯、窓のたたずまいからそこに住む人の生活や性格を想像した絵画など多彩なものです。彼らは全く異なる時代や価値観を対峙させたり、実際には存在しない世界を思い描いたり、日常生活の中の「装飾」を読み取ろうとしたりしています。彼らの試みを見る時、私たちは装飾という行為が、生々しい現実を複雑なまま認識するために必要な切り札だということに気がつくのです。Decoration never dies, anyway. [関連イベント] 1. アーティストトーク (事前予約制) 日時: 11月18日(土) 13:00〜 会場: 新館ギャラリー2 定員: 120名 参加費: 無料 (ただし当日有効の本展チケットが必要) 2. ギャラリートーク 日時: 11月25日(土) 18:30〜 参加費: 無料 (ただし当日有効の本展チケットが必要) 3. 山本麻紀子ワークショップ「落とし物のお店」 (事前予約制) 日時: 12月9日(土) & 12月16日(土) (2日間通し) 講師: 山本麻紀子 対象: 小学生 参加費: 1500円 (2日間分) ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




「石内都 肌理(きめ)と写真」

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「石内都 肌理(きめ)と写真」
横浜美術館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年12月09日 〜 2018年03月04日)

2017年は、石内が個展「絶唱、横須賀ストーリー」で写真家としての実質的なデビューを果たしてから40年を迎える年にあたります。本展は、この節目の年に、石内自らが「肌理(きめ)」というキーワードを掲げ、初期から未発表作にいたる約240点を展示構成するものです。住人のいなくなったアパート、身体の傷跡、日本の近代化を支えた大正・昭和の女性たちが愛用した絹織物、亡き母や被爆者らの遺品の写真をとおして、存在と不在、人間の記憶と時間の痕跡を一貫して表現し続ける石内の世界を紹介します。 [関連イベント] 桐野夏生(小説家)、石内都対談 日時: 2017年12月9日(土)14:00~15:30(13:30開場) 会場: 横浜美術館レクチャーホール 登壇者: 桐野夏生(小説家)、石内都 定員: 220名 参加費: 無料 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




ロニ・ホーン 「The Selected Gifts, (1974-2015)」

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ロニ・ホーン 「The Selected Gifts, (1974-2015)」
ラットホール・ギャラリーにて (表参道、青山エリア)
(2017年12月08日 〜 2018年03月04日)

本展は、ロニ・ホーンが41年間に受け取ってきた贈り物を撮影した写真67点で構成されています。贈り物には、手紙や本、手袋やブレスレット、友人の手によるドローイングや写真、恐竜の卵の化石やフォーチュンクッキーのおみくじなど、様々なものが含まれています。それらは、白い背景のもと淡々としたスタイルで、ほぼすべてが実寸大になるように撮影されています。これらの贈り物の写真が一斉に並ぶことで、贈り物と、贈り主である他者とを仲立ちとした、彼女自身のポートレートが物語られています。しかし作品を見る私たちには、贈り主が誰なのか、そしてこれらの贈り物がどんな意味や歴史や価値を有するのかは、謎に包まれたままです。 「それは、他者の視線を通じて見える姿であり、どんな鏡よりも的確な視点を示してくれます。友人や知人そして見知らぬ人の意図せぬ手助けなしに、ポートレートというものを私は想像することはできません」とホーンは語っています。彼女が本作を「代理的なセルフポートレイト(a vicarious self-portrait)」と呼ぶ理由もこの点にあります。本作には、彼女のキャリアの初期にあたる1974年から2015年までの41年間という時間の厚みだけでなく、贈り主と受取人との間の予期せぬ協働が組み込まれているのです。そして、41年にわたって大切にされてきた「宝物」のコレクションのなかから、撮影のために選別するというプロセス自体もまた、彼女自身のセルフポートレイトを形作っていると言えます。 本作は、意味やアイデンティティといったものの、不確かで定位しがたいその性質への問いを浮かびあがらせています。そしてこの問いこそ、写真や立体作品、さらにはアーティストブックに至るまで、ジャンルの違いを越えてロニ・ホーンの作品の隅々に繰り返し現れるテーマでもあります。




「横浜美術館コレクション展 - 全部みせます! シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」

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「横浜美術館コレクション展 - 全部みせます! シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」
横浜美術館にて (横浜、神奈川エリア)
(2017年12月09日 〜 2018年03月04日)

横浜美術館では、開館前の1983年からシュルレアリスムの作品を収集してきました。 マグリット、デルヴォー、ダリ、マン・レイ、エルンスト、アルプ、ミロ、マッソンといった代表的作家についてはそれぞれ複数点収蔵され、油彩画だけでなく、コラージュや彫刻、版画、写真など、さまざまなジャンルに挑戦した彼らの多彩な創作活動を見ることができます。チリ出身のマッタ、カナリヤ諸島出身のドミンゲス、キューバ出身のラムや、イギリスのアームストロングなど、国籍や民族を超えたシュルレアリスムのひろがりを代表する作品もあります。写真でも、マン・レイのほかに、ベルメール、シュティルスキーやヴォルスなど、少しマニアックな作品を含む充実したコレクションがあります。今回のコレクション展は、3つの展示室をフルに使って、当館所蔵のシュルレアリスムに関わった作家の作品を可能な限りまとめてご覧いただく、開館以来はじめてのコンセプトです。また、写真展示室では、同時開催の企画展「石内都 肌理(きめ)と写真」に関連して、石内の初期の代表作「絶唱、横須賀ストーリー」を全55点展示します。




開館15周年記念展「生命の樹」

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開館15周年記念展「生命の樹」
ヴァンジ彫刻庭園美術館にて (その他のエリア)
(2017年04月22日 〜 2018年03月04日)

ヴァンジ彫刻庭園美術館は、このたび開館15周年を記念し、所蔵作品を中心に、現代においても人間を魅了し続ける樹木について考える「生命の樹」展を開催いたします。 古来より、樹木のイメージは旧約聖書の「生命の樹」や「知恵の樹」に始まり、さまざまな時代、文化に描かれてきました。現代においては画家や彫刻家のみならず、写真家も樹木と向き合い、対話を重ねてきました。写真家の宮崎学は、長野県伊那谷の寒村に立つ一本の柿の木と出会い、約2年間、丘の上の柿の木をめぐる四季と時代とともに移りゆく風景を記録します。本橋成一は、西アフリカ・セネガルの村でバオバブとともに生きる人々の暮らしを写真と映画に記録し、バオバブの幹の表面に刻まれたしるしを解読しようと試みます。現代日本における彫刻を追究し続けてきた戸谷成雄は、現代に失われた森を発掘していくように木々にチェーンソーを入れ、同じく木を素材とする彫刻家・棚田康司は、木と出会い、木に命を見出すように少年少女の姿を彫り出します。そして多くの画家たちは、夢の中に現れるような樹木を巨大なキャンバスに描いており、本展覧会では、現代においても繰り返し描かれている樹をテーマとした絵画を一堂にご覧いただきます。15名の作家たちが表現した樹木との対話を通して浮かび上がってくる現代人の姿、「いのち」のかたちをご体感ください。 [参加作家] Rosilene Luduvico、小林孝亘、佐々木愛、杉戸洋、スズキコージ、村瀬恭子、持塚三樹、華雪、大矢真梨子、宮崎学、本橋成一、イケムラレイコ、棚田康司、戸谷成雄、Giuliano Vangi




「MAMプロジェクト024: デイン・ミッチェル」

「MAMプロジェクト024: デイン・ミッチェル」
森美術館にて (六本木、乃木坂エリア)
(2017年11月18日 〜 2018年04月01日)

デイン・ミッチェル(1976年生まれ)は、不可視の領域におけるエネルギーや力学について、芸術的、科学的、歴史的な観点から多様なリサーチを行っています。そこでは視覚と嗅覚の関係性がしばしば意識されますが、不可視の領域や記憶の古層にわれわれの意識を誘う「香り」を、彼は重要な"彫刻的素材"として捉えています。本展では、伝統的な香の世界から香料の最新技術まで、日本滞在中の多角的なリサーチから生まれた新作《アイリス、アイリス、アイリス》を発表します。「アイリス(Iris)」という単語が、アヤメ属の植物、眼球の虹彩、カメラの絞り部分、ギリシャ神話の虹の女神イリスなどさまざまな意味を持つこと、線香が時計としての機能も担っていたこと、長年使われた道具などに付喪神(つくもがみ)が宿ることなど、多岐にわたる彼の関心がひとつのインスタレーションにまとめられます。日本の歴史や文化としての香りと、科学的な分子としての香りの双方が、私たちの認識や諸感覚に新たな刺激を与えてくれることでしょう。 [関連イベント] トークセッション「見えざるものを語る」 日時: 11月19日(日) 15:00~16:30(受付開始 14:30) 出演: デイン・ミッチェル(アーティスト)、畑正高(香老舗 松栄堂 主人) モデレーター: 片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター) ※日英同時通訳付 ※イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




所蔵作品展「MOMATコレクション」

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所蔵作品展「MOMATコレクション」
東京国立近代美術館にて (千代田エリア)
(2017年11月14日 〜 2018年05月27日)

MOMATコレクションにようこそ!20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介します。けれども、作品がただ時代順にならんでいるだけではありません。 4階第1室は「ハイライト」。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。2室から12室までは、おおよそ時代順ですが、例えば大正時代でも「太陽とわたしと女性」や「関東大震災」など、部屋ごとにテーマをたてて作品が選ばれていますから、ぜひ同じ部屋の作品どうしを比べてみてください。そして作品の時代背景にも思いを馳せていただくと、よりお楽しみいただけるはずです。1階で開催される熊谷守一展(12月1日-3月21日)、横山大観展(4月13日-5月27日)と連動したテーマの部屋もあります。 3階第9室では、近年まとめて収蔵した、アメリカを代表する写真家ロバート・フランクの特集を、2階ギャラリー4では「難民」をテーマとした特集を行います。 また、今年も桜の季節にあわせて「美術館の春まつり」を開催します。川合玉堂「行く春」(重要文化財 3月20日-5月27日展示)をはじめとした名作が、みなさまをお迎えします。 [関連イベント] 1. MOMATガイドスタッフによる所蔵品ガイド 日程: 2017年11月14日(火)~2018年5月27日(日)、休館日を除く毎日 時間: 14:00-15:00(※イベント開催日には時間を変更する場合があります) 場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合) 2. MOMATガイドスタッフによるハイライト・ツアー 日程: 2017年12月3日(日)、2018年1月7日(日)、2月4日(日)、3月4日(日) 時間: 11:00-12:00 場所: 所蔵品ギャラリー(4Fエレベーター前集合) 3. キュレーター・トーク 日時: 11月18日(土) 14:00-15:00 担当研究員: 都築千重子(テーマ: 昭和戦前期の写実について) 場所: 4階エレベーター前 日時: 12月22日(金) 18:30-19:30 担当研究員: 大谷省吾 日時: 2018年1月20日(土) 14:00-15:00 担当研究員: 保坂健二朗 日時: 2018年3月24日(土) 14:00-15:00 担当研究員: 増田玲 ※イベントの詳細は公式ホームページをご確認下さい。




ジム・オコネル 「歌舞伎町」

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ジム・オコネル 「歌舞伎町」
新宿ゴールデン街にて (新宿エリア)

この展覧会では、ジム・オコネルが2006年に撮影した東京の風俗街の写真が10枚展示されます。歌舞伎町で働いている男女、飲み騒ぐ人、通りがかりの人たちの姿が映し出されています。 会場: 亜楽