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「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」

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「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」
インターメディアテクにて

(2013年03月21日 〜 2018年11月30日)

東京大学は明治10(1877)年の創学以来、数多くの学術文化財を蓄積してきた。これらは、たしかに過去の遺産である。しかし、同時にそれは、われわれが現在から未来に向けて活用すべきリソースでもある。このことを実証してみせるべく、われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、それらを現代のニーズに叶うよう、「ReDESIGN+」すなわち装いを改めて再利用することにした。「インターメディアテク」が旧東京中央郵便局舎という、かけがえのない歴史遺産の「転生」と「継承」の上に建つように、古い建物を改修し、新しいミュージアムへと生まれ変わらせる。これもReDESIGN+である。しかし、だからといって、ReDESIGN+を、ただ単なる装いの改変と考えてはならない。ReDESIGN+は、日本語の「デザイン」という言葉がそうであるように、見かけの問題であると同時に、モノの見方や世界の見方に関わる認識論的な問題提起でもある。展示物の配置にあたっては、来館者導線を想定するという常套的手法をあえて採用しなかった。自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。「インターメディアテク」の目指すものはそこである。展示スペースは、旧局舎が昭和初期を代表するモダニズム建築であるという与件を踏まえ、レトロモダンの雰囲気を醸し出す空間演出をデザインの基調としている。展示空間内は、建物のオリジナル・デザインを尊重し、21世紀の感受性に働きかける折衷主義的様式美——仮称「レトロ・フュチュリズム」——の実現を企図した。このことにより、19世紀から21世紀まで、足かけ三世紀に亘る時代を架橋して見せる。それが「インターメディアテク」のデザイン戦略の基本となっている。この企図に従い、博物館に保存蓄積されてきた戦前の木製什器をReDESIGN+し、積極的に再利用した。一方、モダンの感覚を生み出しているのは、肉厚グリーンガラスを主材料とする組み立て式展示ケースである。それらは「インターメディアテク」オリジナルのプロダクト・デザイン研究の成果の一部である。このような基本理念としての「ReDESIGN+」と基調としての「レトロ・フュチュリズム」のうえに、常設展示の中核をなすのは、総合研究博物館の研究部ならびに資料部17部門の管理下にある自然史・文化史の学術標本群である。ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカ、アシカの現生動物、さらには幻の絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)などの大型骨格については、本展示が最初のお披露目の場となる。また、(旧)医学部旧蔵の動物骨格標本と教育用掛図も、本格的な公開は今回が初めてとなる。もっとも体重が重いとされる絶滅鳥エピオルニス、もっとも身長が高いとされる絶滅鳥モアの巨大卵殻、世界最大のワニと目されるマチカネワニの交連骨格、さらにはペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された南北アメリカ大陸最古の金製王冠、人類進化の歴史を塗り替えたラミダス原人化石歯の第一号標本、19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクション、世界最大金塊、世界最大白金塊、弥生時代の名称の起源となった第一号壺型土器など、専門研究の枠を超え、社会的に大きなインパクトを与えた歴史的標本は精巧なレプリカで見ることができる。  歴史的な標本として博物館資料部岩石・鉱床部門所蔵の「被爆標本」も特記に値する。被爆直後に東京帝大の学術調査隊が長崎浦上天主堂で回収した「獅子頭」は、「被爆標本」コレクションのなかでも、出自来歴を確認することのできる貴重標本のひとつである。総合研究博物館小石川分館に収蔵されていた、明治・大正・昭和前期の歴史的な学術文化財コレクションも、収蔵用什器を含め、展示に供されている。  また、学外の機関・団体からのコレクションの寄託ないし貸与もいくつか実現した。主なものとして、財団法人山階鳥類研究所の所蔵する本剥製標本(多くは昭和天皇旧蔵品)、江上波夫収集の西アジア考古資料コレクション、岐阜の老田野鳥館旧蔵の鳥類・動物標本、江田茂コレクションの大型昆虫標本、仲威雄収集の古代貨幣コレクション、奄美の原野農芸博物館旧蔵の上記マチカネワニを挙げることができる。  資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた現代社会にあって、蓄積財のReDESIGN+活用は人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても過言ではない。そうした認識に立って、われわれは先端的なテクノロジーと伝統的なモノ作り技術の融合を図りながら、今後の活動に取り組んでいくことになる。われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、来るべき世代に向けてのささやかなメッセージが込められている。 会場:COLONNADE 2 COLONNADE 3 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。




「FETISH」展

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「FETISH」展
THE CLUBにて
メディア 写真 ・ インスタレーション
(2018年04月07日 〜 2018年05月04日)

あなたが日常で追い求めるものは何ですか。2017年、VISIONAIREは、アメリカを代表するフォトグラファーSteven Kleinとともに、VISIONAIRE創刊第67号FETISHを発行しました。本展覧会では、THE CLUBとVISIONAIREによるキュレーションのもと、FETISHというテーマをさらに掘り下げます。鑑賞者それぞれの感性にもとづき見出した美しさを、究極的に追い求めてほしい。Steven Kleinのアジア初公開となるシリーズを含む展示を中心に、世界的アーティストたちの作品と共に創り上げられた'究極的'な空間をどうぞお楽しみください。




五木田智央「PEEKABOO」

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五木田智央「PEEKABOO」
東京オペラシティ アートギャラリーにて
メディア イラスト ・ 絵画 ・ ドローイング ・ インスタレーション
(2018年04月14日 〜 2018年06月24日)

アルバムジャケットや雑誌のアートワークなど幅広い活躍をする画家・五木田智央。1960〜70年代のアメリカのアンダーグランドシーンから影響を受け、イラストレーショ ン、コラージュ、ドローイングなど独自の表現を追求してきました。近年は人物 をデフォルメしたモノクロームの作品を中心に、国内外で発表が続いています。本展は新作の絵画、ドローイングを中心に2000年以降の作品約40点で、五木田の魅力に迫ります。




平子雄一 「project N 71」

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平子雄一 「project N 71」
東京オペラシティ アートギャラリーにて
メディア 絵画
(2018年04月14日 〜 2018年06月24日)

平子雄一は、空想上の植物たちが繁茂する想像力豊かな絵画シリーズを制作しています。そこでは植物に代表される自然と、人間の営みや人工物が同列に描かれ、ときに自然と人工の境目が判別しがたくなっています。頭部が植物になった人物や、特徴ある様々な象徴的モチーフが巧みに配されて、画面はときに禍々しい力を帯びて黙示録的な様相を呈し、同時に滑稽な雰囲気を醸し出します。それは物語性の強い表現といえますが、しかし平子の一貫した関心は、具体的な物語の叙述にあるのではなく、あまりに身近な存在であるためか人々の意識のなかでつねに「曖昧」なまま見過ごされている「植物」と人間との関わりについて、自然と人間との関わりについて、あらためて独自に考察することにあります。その出発点は、留学先の英国で、人工的に選別され管理された植物や緑地を人々が「自然」として愛好していることに、疑問と滑稽さを感じ、自らが自明としていた自然観との差異を自覚したことだといいます。岡山に生まれ育ち、自然豊かな環境のなか、森や田畑に触れながら成長したという平子にとって、野放図に繁茂する生命力こそが自然であり、相手を完全にコントロールしながらそれを「自然」として愛でるという発想自体が、まさに想定外のものでした。当時の平子は、英国の都市生活者たちは生の自然に触れてはおらず、そもそもどうして人々は膨大なコストをかけて人工的な「自然」をつくりだしているのか、素朴な疑問を覚えたといいます。こうした経緯からすれば、平子が描く繁茂する植物たちを、自然を対象化し支配しようとする西洋的な自然観とは異なる、たとえば日本の歴史、風土に根ざした「アニミズム的」な自然観と結びつけて捉えるのは誤りではありませんし、そのことを平子自身も意識はしているでしょう。とはいえ、平子が総体としてやろうとしていることは、単なる自然の生命力の礼賛や、一面的な自然崇拝の表現というわけではありません。ましてや植物や緑、森が好きだから、あるいは自然が好きだからそれを描く、というのとはまったく異なります。平子自身、いわゆる植物愛好家でも、自然愛好家というわけでもないといいます。平子は、あくまで自然と人工、人為と自然との関係に、その結びつきの深さに、またその結びつきの曖昧さそのものに、焦点を当てようとしているのです。 平子の作品を子細に眺めるなら、様々な位相において両義性が強調されていることに気づくでしょう。怪しく誘う「森」のようでいてじつは「庭」のなかでもあるような情景があるかと思えば、庭のようでいてじつは森のような情景もあります。ソファや食卓があるから室内かと思えば、同時に緑をたたえた戸外でもあるような情景もあります。テーブル上で、植物の成長や流木や木っ端の散乱など、むしろ庭や森の風景に相応しい出来事が進行しているような場面もあります。平子は人工と自然、そのどちらの側にも立たず、境界の曖昧さを強調し、どっちつかずのままにしています。その曖昧さを、ある種の可笑しみとして、ユーモラスな逆転をはらんだ状況として設定してみせることで、その先は自分で考えるよう、見る者一人一人に促しているかのようです。 平子の作品群には、繰り返し登場し、様々な役割を果たすいくつかの重要なモチーフが見出されますが、なかでも、もっとも頻繁に、また早くから登場しているのは、頭部が植物になった「人物」のモチーフです。この人物は、多くの場合、赤い半ズボンなど少年らしい出で立ちで、頭部だけが葉叢になっていたり、樹幹ないし樹根になっていたりします。彼は、その場面の主人公とも、平子自身の分身ともとれるでしょう。また作品によっては、物語を活性化させるトリックスター、ないし我々を案内する狂言回しともとれますし、ほかならぬ絵を見ている我々自身なのかもしれません。いずれにせよ、この「人物」は、人間とも植物ともいいきれない、まさにその両義性において、平子の想像力の展開を支える重要なモチーフとなっています。




ウィル・スウィーニー 「VORPAL SWORD」

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ウィル・スウィーニー 「VORPAL SWORD」
DIESEL ART GALLERYにて
メディア グラフィックデザイン ・ イラスト ・ 絵画 ・ ドローイング ・ インスタレーション ・ 映像・映画
(2018年03月02日 〜 2018年05月24日)

そこはレトロフューチャーを彷彿させる終末後のイギリス。過去の面影が全く感じられないほど変わり果てた景色となってしまった。神話に出てくるような数々の生き物や恐ろしいキャラクターが生息し、その場しのぎのシェルターに暮らしながら、奇妙な儀式を行ったり、汚染された土で穀物を育てたりしている。一方、都市は心が歪んだエリートが支配し、一般庶民はエリートの食べ物や娯楽のために搾取され、荒廃と衰退へ転落している。幻想と現実の世界を行き来する化け物を打ち負かすことができるのは、唯一、特別な剣「Vorpal Sword(ヴォーパル・ソード)」を振るえる者だという。描き下ろされた作品は新しい試みとして鮮やかな色を豊富に使い、過去に比べ大型サイズとなっており、水彩絵の具、ゲルマーカーやインクで、より自由に赴くままに描かれています。また、生物学や医学図解などのイラストレーションにインスパイアされた小宇宙のペインティングシリーズも展示。小世界に生息するエイリアンやそのテクノロジーを描いた世界の断面図を筆で自由に描き、ボールペンでさらに描き込みを入れ、1970年代のSFアートを彷彿させるような超自然的な雰囲気を醸し出しています。またロンドン在住アーティスト/ミュージシャン、Subway Lungとの共作ビデオ作品やウィルの過去の未発表作品、スケッチブックや収集物なども展示する予定です。展示会のタイトル「Vorpal Sword」はバイタリティに溢れた創造的エネルギーという意味合いを含んでいます。その潜在意識から発信される生命力のみが怪物や破壊的な力を征服することができるのです。展示作品「Energy Cannot Be Destroyed」は個展のタイトルのメッセージを最も端的に表現していると言えます。ありふれたものや惰性という怪物は「Vorpal Sword」の刃に打ちのめされます。そして生命は異花受粉や進化を繰り返しながら持続するのです。 [関連イベント] ウィル・スウィーニーによるサイン会 日時: 3月3日(土)15:00-17:00




「ハロー・ワールド - ポスト・ヒューマン時代に向けて」展

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「ハロー・ワールド - ポスト・ヒューマン時代に向けて」展
水戸芸術館現代美術センターにて
メディア 写真 ・ 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ プロダクト ・ 映像・映画 ・ アニメーション ・ メディアアート ・ トーク
(2018年02月10日 〜 2018年05月06日)

芸術は、いわば「危険早期発見装置」である。そのおかげでわれわれは、社会的、精神的危険の兆候をいち早く発見でき、余裕をもってそれに対処する準備をすることが出来るのである。*1 これは1960年代に鋭い先見性で、新しい技術がもたらす社会変革を予見したメディア批評家マーシャル・マクルーハンの言葉です。彼が活躍した時代から半世紀が過ぎた今、インターネットが社会に浸透し、人工知能などの新しい技術革新が進められています。「どんな技術も、次第に、まったく新しい人間環境を作り出していく」*2という同氏の言葉通り、テクノロジーは人類に全く新しい世界をもたらしてきました。こうした変革は、希望に満ちた新しい時代のドアとして期待される一方、さまざまな問題や混乱が危惧されています。技術革新がもたらす時代の光と影について、アーティストはどのように反応しているのでしょうか。本展は、革新と混沌が交錯する現在、そして未来に対し、鋭い感性で応答する国内外のアーティスト8組の作品を通し、テクノロジーが作り出すこれからの社会について考える機会を創出します。 *1、2:マーシャル・マクルーハン著、後藤和彦・高儀進訳(1967)『人間拡張の原理』竹内書店刊 [関連イベント] アーティスト・トーク 谷口暁彦 ゲスト: 金澤韻(キュレーター/十和田市現代美術館学芸統括) 日時: 4月30日(月・祝) 14:00~15:30(開場13:30) 会場: 水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室 定員: 70名(先着順・予約不要)※開始2時間前からトーク会場前で整理券を配布します。 料金: 無料(展覧会入場料に含まれます) ウィークエンド・ギャラリートーク 市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。 日程: 2月25日(日曜日)~5月6日(日曜日)期間中の毎週土・日曜日 各日14:30~(約40分) 料金: 無料(展覧会入場料に含まれます) ※参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。都合により中止になる場合がございます。




「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」展

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「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」展
草間彌生美術館にて
メディア 絵画 ・ トーク
(2018年04月01日 〜 2018年08月31日)

幼少期から幻覚を描きとめるドローイングを一日数十枚も制作してきた草間彌生。本展では草間彌生の創作活動の出発点となる1950年代に故郷の松本などで描いたドローイング、水彩作品を、前期・後期にわけて40点展示。現在最も力を入れて制作している最新の絵画シリーズ≪わが永遠の魂≫や、近作のミラールームなどの展示もあわせ、草間彌生の原点と、今日に至って「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」と語る作家のとどまるところを知らず旺盛な制作の足跡をご紹介します。 *会期中、2Fのみ展示替えがあります。 前期: 4月1日(日)〜6月17日(日) 後期: 6月21日(木)〜8月31日(金) ※予約方法等詳細は公式ホームページをご覧ください。 [関連イベント] 講演 出演: 建畠晢(当館館長) 日時: 5月12日(土)14:30~ 場所: 美術館3F展示室 ギャラリートーク 日時: 4月14日(土)14:30~、4月28日(土)14:30~、5月20日(日)14:30~、5月26日(土)14:30~、6月9日(土)14:30~、6月30日(土)14:30~ いずれも定員30名、聴講無料(予約不要、要観覧料。この時間にご入場いただいている方が対象となります。)




ベルトラン・ラヴィエ「Medley - Works from the Collection」

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ベルトラン・ラヴィエ「Medley - Works from the Collection」
エスパス ルイ・ヴィトン東京にて
メディア 絵画 ・ 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ メディアアート
(2018年04月19日 〜 2018年09月24日)

エスパス ルイ・ヴィトン東京では、フランス人アーティスト、ベルトラン・ラヴィエを招いた展覧会「Medley」を開催いたします。本展はパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクションの下、所蔵するコレクションの中から世界のエスパス ルイ・ヴィトン(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネツィア)で未公開の作品を紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画されました。このプロジェクトはフォンダシオンの国際的な取り組みを積極的に展開していき、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。 ベルトラン・ラヴィエは、伝統的な芸術様式のカテゴリー分けを覆す作品を生み出したアーティストです。ラヴィエは、ヴェルサイユの国立高等園芸学校で、彼の芸術観に影響を与え続けることになる園芸を学んだ後、1970年代初頭からアーティストとして活動を始めました。絵画と彫刻、描写と抽象、生活と芸術の関係を考察するラヴィエのアプローチには、マルセル・デュシャンのレディ・メイドの精神、ポップアートの大衆文化的イメージ、ありふれた要素を用いたヌーヴォー・レアリスムの手法の混合が見られます。ラヴィエは、絵画や彫刻の伝統的なカテゴリーを超越し、混成することに重点をおいています。ペイント、積み重ね、台座への設置、拡大、もしくは本来のコンテクストからの隔離により、オブジェと化す彼の作品は、自ら「シャンティエ」(工事現場)と好んで呼ぶ作品群を形成しています。これは、あえてオブジェを完成したものとみなさず、常に立ち戻って再び手を加える可能性を残していることを意味します。ラヴィエは既存のアート作品のみならず、日常生活に馴染み深い物も同様に取り入れ、1980年代には、自身の「ファン・ゴッホ風」絵画テクニックを「介入」の手段として使い、あらゆる物を印象派絵画風の厚い絵具の層で覆いました。日常的に存在するありふれた物もペイントを重ねることで芸術品へと変容しますが、より重要なことは、このオブジェがそれ自身の絵画表現となることです。逆説的ですが、もともとの物体の姿が視界から隠されて完全に消えたときに初めて現実の表象が現れるのです。その結果として、絵画のイメージは曖昧となり、絵画が持つ抽象的な性格は、具象画と抽象画のどちらとも呼べない不明瞭なステータスに置き換えられます。 エスパス ルイ・ヴィトン東京は、フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵コレクションの中から展示される7点の作品をとおして、ラヴィエに特徴的なさまざまなスタイルとカテゴリーをご紹介します。「ファン・ゴッホ風」絵画テクニックによる《Atomium》(2007年)や、レディ・メイドをユーモアと冗談を込めて解釈した《La Bocca sur Zanker》(2005年)を含む今回の展覧会は、絶えず進化を続け、解釈、置き換え、転化の戦略を用いた実験に挑むラヴィエのユニークな才能を発見できる構成となっています。上記以外には、ネオンを用いたインスタレーション《Empress of India II》(2005年)、アクリル画の《Walt Disney Productions 1947–2013 No 2》(2013年)、《Birka》(2007年)、《Paysages Axiois》(2014年)、クロムメッキを施した彫刻作品の《Ibo》(2008年) が展示されます。ジャンル、原理原則、素材のミックスはラヴィエの芸術的手法の特徴であり、これによって生まれる作品は、私たちの物の見方や慣れ親しんできた芸術の解釈方法を揺るがし、逆説的で極めて明確な視覚的インパクトを与えます。




ケリス・ウィン・エヴァンス 展

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ケリス・ウィン・エヴァンス 展
草月会館にて
メディア 彫刻・立体 ・ インスタレーション
(2018年04月13日 〜 2018年04月25日)

1958年イギリスのウェールズ生まれ。現在ロンドンを拠点に活動。主な個展として、タマヨ美術館(メキシコシティ、2018年)、テート・ブリテン・コミッション(ロンドン、2017年)、サーペンタイン・サックラー・ギャラリー(ロンドン、2014年)、パリ市立近代美術館(2006年)など。主なグループ展として、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2017年、2003年)、モスクワ・ビエンナーレ(2001年)、横浜トリエンナーレ(2008年)など。国内過去最大規模の個展となる本展では、イサム・ノグチ作の石庭「天国」を舞台に、床面から天井まで達する、表面がフィラメント電球で覆われた光の柱の作品を中心とした、大規模なインスタレーションを発表いたします。 会場: 草月会館1F 草月プラザ石庭「天国」




ジェイムズ・ジーン 「Azimuth」

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ジェイムズ・ジーン 「Azimuth」
Kaikai Kiki Galleryにて
メディア 絵画 ・ パーティー
(2018年04月06日 〜 2018年05月03日)

台湾出身で、ロサンゼルスを拠点に活動するジーンは、もともとはイラストレーターとして2000年代前半に知名度を上げ、現在はアメリカ、および世界中で評価されています。 デビュー以来10年以上に渡り、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、香港、そして東京など、世界各地で展覧会を重ねてきた彼はまた、プラダとの大々的なコラボレーションや、AppleやBeats by Dreといった注目のブランドとの共同プロジェクトを通じて、ジャンルの枠に収まらない豊かな創造力を持つ作家としての地位も確立しつつあります。 本展は、色鮮やかなペインティングやドローイングの数々、そして本展の目玉でもある、光り輝くステンドグラスのインスタレーションによって、彼のそのようなアーティストとしての進化に焦点をあてます。展覧会のタイトルである「Azimuth(方位角。地平線に沿って測った天体の方向を示す角度のこと。)」は、今回の出展作品の制作にあたり作家が従った、家族への思いや息子からの愛情によって導かれる内なる羅針盤を暗示します。 流麗な線と叙情的な色調が特徴的なジーンの作風は、空想的でロマンチックなふさぎ込んだ夢の世界と形容されることが多く、しばしば、落ち着いた暗いテーマの表現へと向かいます。 しかし「Azimuth」では、そのような心情からの転換が試みられています。彼はこの展覧会で、溢れんばかりの色や光との戯れを通して、幼い息子の明るさ・無垢さによって鮮やかに塗り替えられた、かつてはくすんでいた自分の魂が、今、抱いている希望を伝えます。




田名網敬一 + オリバー・ペイン 「Perfect Cherry Blossom」

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田名網敬一 + オリバー・ペイン 「Perfect Cherry Blossom」
NANZUKAにて
メディア グラフィックデザイン ・ 絵画 ・ ドローイング ・ 版画 ・ パーティー
(2018年03月17日 〜 2018年04月21日)

本展は、2017年にロサンジェルスのHammer Museumにて開催された「Hammer Project: Oliver Payne and Keiichi Tanaami」にて展示された2人のアーティストよるコラボレーション作品に、それぞれの新作を組み合わせた展覧会となります。 今回展示するコラボレーション作品は、2011年にチューリッヒのプロジェクトスペースStudioloにて開催された田名網とペインの2人展にて、ペインが発表したコラージュ作品 (古いアートブックに掲載されたギリシャ彫刻のイメージ上に日本のTVゲーム「首領蜂(ドンパチ)」からインスピレーションを得た弾幕ステッカーを貼付けたシリーズ)が元となっています。ギリシャ彫刻に代わり、田名網が描いた偶像、モンスターあるいは古代神像を思わせる人型のキャラクター上に、ペインが弾幕のステッカーを配置したもので、田名網とペインそれぞれの芸術的感性、更にはポップカルチャーに於ける歴史の融合を、一つのファンタジーの中に見ることができるシリーズと言えます。 ペインは、真の田名網ファンとして、ファンダム(ファンたちによる二次創作によってつくられた世界)のロジックを作品化する手法で、今回の作品を仕上げました。万華鏡のように広がるクラシック・ゲームの混沌とした世界は、田名網の描いたキャラクラー上を覆う幕であると同時に、各作家の根底思想の幕開けを明かしているようでもあります。鑑賞者の目は確実に各イメージを目で追い、混沌に広がる銃撃、爆弾、弾道ミサイルの配列の解読を無意識に試みるでしょう。そして、常に下方から上方へと水平に画面内を進行するという時系システムを自然と追うことによって、鑑賞者はアバターである戦闘機を自ら操作する位置に立たされているという、ペインが用意周到に仕掛けたトリックに陥っていることに気付くのです。 Hammer Museumのキュレーター Aram Moshayediは、本作品について次のように解説をしています。 「一連のコラージュ作品を通して、ペインと田名網はそれぞれの芸術的感性、欲望と消費の歴史を一つの幻覚的ファンタジーの中に融合させている。1960年代後期の日本のポップ・アートの先駆者の一人として、田名網は戦後日本の中で影響力の高い人物であり、多くの作家たちに衝撃を与えてきた。ペインもその衝撃を受けた作家の一人で、田名網と同様、作品にポップ・カルチャーの形式を採用していることからも、互いの強い関連性を見て取ることができる。その一つとして、ペインはテレビゲーム・カルチャーの特性に注目し、それらが自己完結的ではなく、社会的あるいは哲学的概念に相似していることを示唆している。斯くして、このコラボレーションは、ペインと国際的ポップ・ムーヴメントの立役者である田名網との思想交換を反映している。」 また、本展にはそれぞれのアーティストの新作を合わせて発表いたします。田名網は色彩を施したドローイング、コラージュ作品を。ペインは新作のシルクスクリーン作品を発表する予定です。




黒川良一 「objectum」

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黒川良一 「objectum」
Takuro Someya Contemporary Artにて
メディア メディアアート ・ 音楽
(2018年03月24日 〜 2018年04月28日)

オーディオビジュアルアーティスト、黒川良一の個展を開催いたします。ベルリンを活動の拠点とする黒川は、これまでライブパフォーマンスをしながら、欧州各地で名だたる美術館の展覧会に参加してきました。またオーストリア「アルスエレクトロニカ Digital Musics & Sound Art部門」ゴールデン・ニカ(大賞)をはじめ、オーディオビジュアルの分野で名誉ある賞を受賞してきました。こうして欧州を中心に精力的な活動を展開してきた黒川にとって、本展は国内では初めての展覧会となります。 本展「objectum」で黒川は《oscillating continuum》、《elementum》、《lttrans》の3シリーズを発表いたします。各シリーズはいずれも二つの平面上に点と直線で構成され、展覧会全体を通して二元論の概念を物質化させます。2013年に初めて発表された《oscillating continuum》は二つのスクリーンを備えた幾何学的な形状の彫刻作品です。互い違いに配置された二つの画面を水平に横断する一本の線を軸に、点と線による大小さまざまな動きが複雑に展開されていきます。軸によって均衡性を保ちながらも、時には爆発的なダイナミズムによりその安定は打ち破られます。 《elementum》と《lttrans》は今年2018年から始まったシリーズであり、今回が初めての発表の場となります。《elementum》は押し花とデジタルプリントという有機的な素材と無機質な素材とを重ね合わせたミクスドメディア作品、一方、《lttrans》は二点組のデジタルプリント作品です。《lttrans》では植物の形から抽出された特徴点から生成した一つのデジタル画像を二点のプリントの構成で作品化することで、同じモチーフを使いながらも一方は規則性を、もう一方は反規則性を表現します。 作品上のモチーフからもわかるように、自然環境が自身の作品制作の上でアイデアの源であると黒川は述べます。また、アナログな素材とデジタルな手法を組み合わせることで有機物と無機物を混在させる黒川の作品ですが、これは生物学で用いられる分子交雑の考え方を反映していると黒川は述べた上で、「ここでいう分子交雑とはアナログな素材とデジタルな手法との組み合わせだけでなく、時間と空間、完全と断片、単純さと複雑さ、聴覚と視覚など、さまざまな要素を指します」と言います。 また、黒川の作品制作で鍵となるのが音響と視覚表現の調和です。黒川は音響と視覚表現を全く異なる要素として捉え、その二つが同じエネルギーとスピードをもって調和しながら、衝突し合うことが作品の中で重要としています。作家にとって日本国内では初めての個展となる「objectum」は、音響と視覚的要素が調和しながらも衝突を繰り返す様をさまざまな感覚を通して体験する貴重な機会となるでしょう。




ボスコ・ソディ 「Terra è stata stabilita」

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ボスコ・ソディ 「Terra è stata stabilita」
スカイザバスハウスにて
メディア 彫刻・立体
(2018年03月09日 〜 2018年04月21日)

おが屑や岩を素手で扱い、素材との直接的な対話を重んじてきたボスコ・ソディ。アーティストの制作拠点メキシコ・オアハカ州で採取した原土を焼き上げた彫刻作品を、2015年から制作してきました。採取された土から不純物を取り除き、粉砕し、ふるいにかけ、馬力と人力を用いた昔からの手作業で粘土が精製されていきます。作家自らが練り上げ、空気を押し出すように叩きつけられて生まれた完璧な立方体も、焼きあがると収縮し、ひび割れや焼きムラなどによって、多彩な表情を生み出します。ソディの制作は、こうした素材の変形を創意に満ちた自然のジェスチャーととらえ、素材がもつ物理的な性質やその変化の偶然性を、自らの作品の根底に据えてきました。ラテン語で「大地の確立と安定」を意味する本展のタイトルは、ローマ帝国の全盛期について書かれた書籍の一節であり、ローマ帝国の国土拡大路線を放棄して、国境の安定化と紛争の鎮静化とへと導いた賢帝として知られるハドリアヌス(76〜138年)に言及しています。本展では、ソディ自らが精製した粘土から、ブロック状の直方体に造形され、窯で焼かれた素焼きの彫刻1,600個が遺跡のように積み上げられ、2mの大きな立方体が現れます。それらの彫刻作品は、会期中、訪問者の参加によって次第に崩れ、その姿を変えていきます。長い月日をかけ、形を整え積み上げられたこの一見堅牢に見える構造体は、多くの参加者の意思と偶然性によって、「生きた彫刻作品」として抽象的な形へと変化し、その短命な性質が明らになります。同様のブロックによる作品は、2017年、ニューヨーク・ワシントンパークで発表され、自国とアメリカを隔てる国境の壁を模して、いかなる障害も人々の連帯によって解体されうることを示唆しました。完全から無へ。栄枯盛衰の儚さを強調し、山のように崩れ去る土の体積。その彫刻作品を、ソディがスペイン・バルセロナ在住時に見つけた19世紀の古い植物の図版が支持体となった、シリーズ作品《Untitled》(2007年)が取り囲んでいます。カビに覆われたこの図版からページを抜き出したソディは、シリコーンの絵の具を塗布するやわらかいジェスチャーを残しています。それはまた、土や鉱物など多様な素材に向き合ってきたソディの全作品に通じて、有機的な変化に従う自然界の記憶に働きかけています。




KAWS 展

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KAWS 展
ギャラリーペロタン東京にて
メディア グラフィックデザイン ・ 絵画
(2018年03月22日 〜 2018年05月12日)

KAWSは同世代きってのアーティストとされ、その活動は美術館やギャラリーへの定期的な展示という枠に収まらず、より広い観者層を魅了します。作品はアートとデザインの世界を跨ぎ、ペインティング、壁画、大型立体作品、ストリート・アート、グラフィック・デザイン、プロダクト・デザインと多岐にわたり、多作かつ影響力があると言えるでしょう。過去20年におよぶ優れたキャリアを築き上げたKAWSの作品は、一貫して彼のアーティストとしての機敏さを示すとともに、今の時代に適したウィット、風刺、愛情をも見せます。多様な表現手段を用いて制作される作品は、たびたびポップカルチャー・アニメからインスピレーションを得ており、またそれらのモチーフを利用しながら、ユニークな言わばアートの語彙を独創します。 現在では、原寸を遥かに超えた立体作品や、線と色を強調したハード・エッジ・ペインティングが高評価を得ているKAWSですが、彼による人間性の探究を最も色濃く表しているのは、漫画のキャラクターと人間を交配させた登場人物達かもしれません。KAWSの洗練されたグラフィック様式は、大きく大胆な振る舞いと、鋭敏かつ遊び心に満ちた複雑さを併せ持って、作品に命を吹き込みます。また、国際的ブランドとのコラボレーションからも見受けられるように、KAWSが描くイメージには精巧なユーモアがあり、コンシューマー向け商品との思慮に富んだ相互作用を生み出します。このように、アートの世界に留まらず、多くのコレクター達から絶大な支持を受ける幅広い魅力こそが、今日の文化においてKAWSを卓越したアーティストと位置付けるのです。




蓮沼執太 「 ~ ing」

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蓮沼執太 「 ~ ing」
資生堂ギャラリーにて
メディア インスタレーション ・ 映像・映画 ・ 音楽 ・ パフォーマンス
(2018年04月06日 〜 2018年06月03日)

蓮沼にとって展覧会は、空間の中で聴覚と視覚の接点を見つけていく行為だといいます。フィールドワークで収集した環境音や自ら作った音を素材として実験的に音楽を創ったり、指揮者と演奏者、パフォーマー同士、演奏者と観客というように他者と流動的に関わりながら協働で音楽を創るといった独自の作曲方法を用いて、展覧会では音楽を視覚的に表現することを試みます。蓮沼は、多くの社会問題を抱える現代を大きな変革の時期ととらえ、人間と人間以外のもの(たとえば自然、テクノロジーなど)との関係性が問われていると感じています。そのためにまずは過去を見直すこと――自身の10年余りの音楽活動や、これまで影響を受けてきた他者の作品を再検証する必要があると考えます。過去と現在の作品を相対化させることで、過去に新たな視点を見出す可能性、また、これからの作品に新たな視点を生む可能性があることも示唆しています。今回は、過去と現在のコンセプトとの差や共通点を見つけ出し変化の様子をたどるといったプロセスを経て、蓮沼のクリエーションの柱となるフィールドワーク、協働、現象といった要素を抽出し制作した映像、サウンド、立体などの作品を展示します。展覧会では人間と人間、人間と人間以外のものとの新たな関係性と共存について考察すると同時に、展示作品を構成(compose=作曲)し、ひとつの調和を作り出します。そして、空間に存在するすべての音をまとめたひとつの音楽にすることを試みます。展覧会のタイトル「 ~ ing」は、事物(人間)を繋ぐ関係性の象徴としての「~」と、進行形・Thing・Beingという意味での「ing」を組み合わせています。 [関連イベント] 蓮沼執太フルフィル公開リハーサル 日時: 5月27日(日)15:00~17:00(開場14:30) 会場: 花椿ホール 定員: 150名 参加費無料(先着順) *イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。




「理由なき反抗」展

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「理由なき反抗」展
ワタリウム美術館にて
メディア グラフィックデザイン ・ イラスト ・ 絵画 ・ ドローイング ・ 写真 ・ 版画 ・ 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ ワークショップ ・ トーク
(2018年04月07日 〜 2018年07月29日)

「アートの歴史とは、自由への闘いの歴史である」ワタリウム美術館が開催する2018年2回目の展覧会名は「理由なき反抗」です。アンディ・ウォーホルの同名作をメインビジュアルに、オノ・ヨーコ、ナムジュン・パイク、バックミンスター・フラー、キース・ヘリングら15人の作家の作品約100点を展示します。「レジスタンス」「デザイン革命」「理由なき反抗」の3章構成で、自由へと闘ったアーティストたちから、今の時代を生きるヒントを探ります。




「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」

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「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」
DIC川村記念美術館にて
メディア 絵画 ・ トーク
(2018年04月14日 〜 2018年08月26日)

イギリスの芸術家、ブリジット・ライリーは幾何学的なパターンで視覚効果をもたらす抽象絵画「オプ・アート」の代表作家として知られます。ジョルジュ・スーラ、ルネサンス以降の巨匠や点描技法を研究し、独自の表現を追求しました。日本で38年ぶりの展覧会となる本展では、1960年代の代表的な黒と白の作品、1970年代を中心としたストライプ作品、1990年代の曲線をもちいた作品、そして近年のウォール・ペインティングを含む約30点を紹介。平面に現れる「ゆらぎ」の魅力に迫ります。 [関連イベント] 1. 担当学芸員によるギャラリートーク 日時: 4月14日(土)、5月26日(土)、6月9日(土)、7月7日(土)、8月11日(土) 14:00〜15:00 2. 講演会「ライリーとスーラ ――21世紀を考えるヒント」 登壇者: 加藤有希子(表象論、埼玉大学准教授) 日時: 4月21日(土) 13:30〜15:00 定員: 50名 3. 講演会「知覚と自由:ブリジット・ライリーについて」 登壇者: 林道郎(美術史・美術批評、上智大学教授) 日時: 7月21日(土) 13:30〜15:00 定員: 50名 ※関連イベントの申し込み方法は公式サイトよりご確認ください。




「杉浦非水の花鳥画」展

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「杉浦非水の花鳥画」展
多摩美術大学美術館にて
メディア 日本画
(2018年04月04日 〜 2018年05月06日)

杉浦非水(1876-1965)は、日本のモダンデザインの先駆者として、先鋭的で華麗なグラフィックデザインを手がけ、明治、大正、昭和にかけて活躍し、図案家として名声を博しました。1901年東京美術学校卒業後、印刷会社、教員、新聞社を経て、1908年から1934年にかけて三越のデザイナーとして様々なデザインの仕事を手がける傍ら、「光風会」「七人社」など新しい美術やデザインの動向を志向する集団の設立にも尽力しました。その時期に発刊された木版画による草花写生図集「百花譜」(1920-1922年、1934年再刊 春陽堂)は、非水が初期のアールヌーボー風なデザインから日本画的な自然で単純化された表現を確立した典型として知られます。その後1935年に多摩美術大学の前身である多摩帝国美術学校の初代校長となり、図案科の中心的指導者となって、戦後は多摩美術大学の理事長を務めました。 この展覧会では、当館のコレクションである「百花譜」のうち90点と、戦中に非水が身近な草花や鳥獣を写生したスケッチブック画より花鳥画をご紹介いたします。非水が身近な自然としての山野草にこだわり、創作図案の根底にあった写生精神の神髄をご堪能ください。 [関連イベント] 学芸員によるギャラリートーク 日程: 月14日(土)・4月28日(土)、15:00〜16:00 *詳細は公式ホームページよりご確認ください。




「須田悦弘 ミテクレマチス」

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「須田悦弘 ミテクレマチス」
ヴァンジ彫刻庭園美術館にて
メディア 彫刻・立体 ・ トーク
(2018年04月22日 〜 2018年10月30日)

花や草木の精巧な彫刻作品をインスタレーションで発表する美術作家、須田悦弘。須田の作品は朴の木から掘りおこし彩色してできています。工程は一見シンプルですが、本物と見紛うほどの精緻な作品は、鑑賞者に見ることそのものの意味を問いかけます。本展では、クレマチスを中心とする花や草木の作品を展示。美術館に併設されたクレマチスガーデンで咲き誇る約2000株以上のクレマチスと、須田の新作のクレマチス、両方を楽しめる展覧会です。 [関連イベント] 1. オープニングトーク ※要予約 須田悦弘の彫刻作品の魅力を、作家ご本人に解説いただきます。 日時: 4月22日(日) 15:00〜16:30 出演: 須田悦弘、森啓輔(ヴァンジ彫刻美術館学芸員) 定員: 100人 料金: 入館料のみ 2. 学芸員によるギャラリートーク 日時: 毎週第2、4土曜日 15:15〜(約30分) 料金: 入館料のみ 3. 須田悦弘 公開制作 美術館での展示と合わせて、作品の制作風景を特別にご覧いただけます。 日時: 7月29日(日)、8月26日(日)、10月6日(日) 10:00–16:00/7月29日(日)、8月26日(日)、10月6日(土) 10:00–16:00 料金: 当日の入館料のみ 予約方法: 申込不要(当日の観覧券をお持ちのうえ、直接会場にお集まりください) ※関連イベントの申込方法は公式サイトをご確認ください。




「写真都市展 − ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち − 」

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「写真都市展 − ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち − 」
21_21 DESIGN SIGHTにて
メディア 写真
(2018年02月23日 〜 2018年06月10日)

写真が発明されてまもなく2世紀になろうとしています。この200年近くに生み出された写真は天文学的な数に及び、テクノロジーやネットワークの革新とともに、その表現形式や制作手法、つくり手と受け手の関係にも大きな変化がおこっています。20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインは、写真、映画、デザイン、ファッションのジャンルを超えた表現と、ニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を捉えた作品で、現代の視覚文化に決定的な影響を与えました。本展では、クラインの都市ヴィジョンとともに、斬新な眼差しで21世紀の都市と人間を見つめ、従来の写真のフレームを大きく飛び越えようとする日本やアジアの写真家たちを紹介します。 [関連イベント] 1. ウィリアム・クラインスタジオによるトーク 日時: 2月23日(金)17:00-18:30 出演: ピエール=ルイ・ドニ、ティファニー・パスカル 2. トーク「沈 昭良の写真について、アジアの写真の特性について」 日時: 2018年2月24日8日(土)14:00-15:30 出演: 沈 昭良、伊藤俊治 3. ウィリアム・クライン 来日記念 特別上映会 日時: 2018年2月25日(日) 会場: 東京ミッドタウン カンファレンスRoom7 ※詳細は公式ホームページよりご確認ください。