Subscribe: TAB イベント 最も人気
http://www.tokyoartbeat.com/list/feed/event_mostpopular.ja.rdf
Added By: Feedage Forager Feedage Grade B rated
Language: Japanese
Tags:
〜 年    メディア  ・ ・      年 月    日 〜  日 土  日 日    月 日    絵画 ・   
Rate this Feed
Rate this feedRate this feedRate this feedRate this feedRate this feed
Rate this feed 1 starRate this feed 2 starRate this feed 3 starRate this feed 4 starRate this feed 5 star

Comments (0)

Feed Details and Statistics Feed Statistics
Preview: TAB イベント 最も人気

TAB イベント 最も人気





 



「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」

(image)
「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」
インターメディアテクにて

(2013年03月21日 〜 2018年06月30日)

東京大学は明治10(1877)年の創学以来、数多くの学術文化財を蓄積してきた。これらは、たしかに過去の遺産である。しかし、同時にそれは、われわれが現在から未来に向けて活用すべきリソースでもある。このことを実証してみせるべく、われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、それらを現代のニーズに叶うよう、「ReDESIGN+」すなわち装いを改めて再利用することにした。「インターメディアテク」が旧東京中央郵便局舎という、かけがえのない歴史遺産の「転生」と「継承」の上に建つように、古い建物を改修し、新しいミュージアムへと生まれ変わらせる。これもReDESIGN+である。しかし、だからといって、ReDESIGN+を、ただ単なる装いの改変と考えてはならない。ReDESIGN+は、日本語の「デザイン」という言葉がそうであるように、見かけの問題であると同時に、モノの見方や世界の見方に関わる認識論的な問題提起でもある。展示物の配置にあたっては、来館者導線を想定するという常套的手法をあえて採用しなかった。自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。「インターメディアテク」の目指すものはそこである。展示スペースは、旧局舎が昭和初期を代表するモダニズム建築であるという与件を踏まえ、レトロモダンの雰囲気を醸し出す空間演出をデザインの基調としている。展示空間内は、建物のオリジナル・デザインを尊重し、21世紀の感受性に働きかける折衷主義的様式美——仮称「レトロ・フュチュリズム」——の実現を企図した。このことにより、19世紀から21世紀まで、足かけ三世紀に亘る時代を架橋して見せる。それが「インターメディアテク」のデザイン戦略の基本となっている。この企図に従い、博物館に保存蓄積されてきた戦前の木製什器をReDESIGN+し、積極的に再利用した。一方、モダンの感覚を生み出しているのは、肉厚グリーンガラスを主材料とする組み立て式展示ケースである。それらは「インターメディアテク」オリジナルのプロダクト・デザイン研究の成果の一部である。このような基本理念としての「ReDESIGN+」と基調としての「レトロ・フュチュリズム」のうえに、常設展示の中核をなすのは、総合研究博物館の研究部ならびに資料部17部門の管理下にある自然史・文化史の学術標本群である。ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカ、アシカの現生動物、さらには幻の絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)などの大型骨格については、本展示が最初のお披露目の場となる。また、(旧)医学部旧蔵の動物骨格標本と教育用掛図も、本格的な公開は今回が初めてとなる。もっとも体重が重いとされる絶滅鳥エピオルニス、もっとも身長が高いとされる絶滅鳥モアの巨大卵殻、世界最大のワニと目されるマチカネワニの交連骨格、さらにはペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された南北アメリカ大陸最古の金製王冠、人類進化の歴史を塗り替えたラミダス原人化石歯の第一号標本、19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクション、世界最大金塊、世界最大白金塊、弥生時代の名称の起源となった第一号壺型土器など、専門研究の枠を超え、社会的に大きなインパクトを与えた歴史的標本は精巧なレプリカで見ることができる。  歴史的な標本として博物館資料部岩石・鉱床部門所蔵の「被爆標本」も特記に値する。被爆直後に東京帝大の学術調査隊が長崎浦上天主堂で回収した「獅子頭」は、「被爆標本」コレクションのなかでも、出自来歴を確認することのできる貴重標本のひとつである。総合研究博物館小石川分館に収蔵されていた、明治・大正・昭和前期の歴史的な学術文化財コレクションも、収蔵用什器を含め、展示に供されている。  また、学外の機関・団体からのコレクションの寄託ないし貸与もいくつか実現した。主なものとして、財団法人山階鳥類研究所の所蔵する本剥製標本(多くは昭和天皇旧蔵品)、江上波夫収集の西アジア考古資料コレクション、岐阜の老田野鳥館旧蔵の鳥類・動物標本、江田茂コレクションの大型昆虫標本、仲威雄収集の古代貨幣コレクション、奄美の原野農芸博物館旧蔵の上記マチカネワニを挙げることができる。  資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた現代社会にあって、蓄積財のReDESIGN+活用は人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても過言ではない。そうした認識に立って、われわれは先端的なテクノロジーと伝統的なモノ作り技術の融合を図りながら、今後の活動に取り組んでいくことになる。われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、来るべき世代に向けてのささやかなメッセージが込められている。 会場:COLONNADE 2 COLONNADE 3 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。




「石内都 肌理(きめ)と写真」

(image)
「石内都 肌理(きめ)と写真」
横浜美術館にて
メディア 写真 ・ 工芸 ・ トーク
(2017年12月09日 〜 2018年03月04日)

日本を代表する女性写真家、石内都のデビュー40周年を記念した大規模個展です。石内はこれまで、傷跡、被爆者の遺品、旧赤線跡地の建物など、人間の記憶や痕跡に着目し、表現活動を続けてきました。本展では初期作のモノクローム作品から既存のシリーズの未発表作まで約240点を展示。「肌理(きめ)」をキーワードに、石内の表現を紐解いていきます。デビュー作「絶唱、横須賀ストーリー」のヴィンテジプリントが展示される横浜美術館コレクション展も必見です。 [関連イベント] 桐野夏生(小説家)、石内都対談 日時: 2017年12月9日(土)14:00~15:30(13:30開場) 会場: 横浜美術館レクチャーホール 登壇者: 桐野夏生(小説家)、石内都 定員: 220名 参加費: 無料 ※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。




「レアンドロ・エルリッヒ展: 見ることのリアル」

(image)
「レアンドロ・エルリッヒ展: 見ることのリアル」
森美術館にて
メディア 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ メディアアート
(2017年11月18日 〜 2018年04月01日)

アルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの展覧会です。エルリッヒは金沢21世紀美術館に設置されている「スイミング・プール」をはじめ、主に視覚に訴える効果を用い、見る者の常識に揺さぶりをかけるような作品を数多く発表してきました。本展では新作を含む作品約40点を展示する、世界最大規模の個展です。床に建物の壁面を設置して観客がポーズをとる体験型インスタレーション「建物」シリーズのほか、展示作品の8割が日本初公開となります。 [関連イベント] 1. キッズ・ワークショップ「レアンドロさんと一緒に」 日時: 11月19日(日) 10:00~12:00 出演: レアンドロ・エルリッヒ 対象: 4歳から6歳までのお子様 ※日英逐次通訳付 2. アーティストトーク「アントロポコスモス --現実という構築物」 日時: 11月20日(月) 19:00~20:30 出演: レアンドロ・エルリッヒ 3. キッズ・ワークショップ「レアンドロ展で"こども哲学"しよう」 日時: 12月9日(土) 10:00~12:00 ファシリテーター: 井尻貴子、清水将吾、小川泰治(NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ) 対象: 小学校3年生から6年生 4. トークセッション「プロトタイプとしてのアートについて考える -レアンドロ・エルリッヒ作品を通して」 日時: 1月20日(土) 14:00~15:30 出演: エリー・デューリング(パリ第10ナンテール大学准教授)、椿 玲子(森美術館キュレーター) ※日英同時通訳付 5. ポエトリー・リーディング・パフォーマンス「レアンドロをよむ」 日時: 2月27日(火) 19:00~20:00 出演: 建畠 晢(詩人、美術評論家)、足立智美(パフォーマー、作曲家、音響詩人) ■ギャラリートーク 1. キュレーターによるギャラリートーク 日時: [第1回] 11月29日(水) 19:00~20:00、[第2回]3月14日(水) 19:00~20:00 出演: 椿玲子(森美術館キュレーター) 2. ギャラリートーク 日時: [第1回]12月20日(水) 14:00~15:00、[第2回]1月24日(水) 19:00~20:00 ※その他イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。




藤本由紀夫 「STARS」

(image)
藤本由紀夫 「STARS」
シュウゴアーツにて
メディア 彫刻・立体 ・ パーティー
(2017年12月02日 〜 2018年02月03日)

藤本由紀夫は1950年に名古屋市で⽣まれ、2001年と2007年にヴェニスビエンナーレに出品、同年に国⽴国際美術館、⻄宮市⼤⾕記念美術館、和歌⼭県⽴近代美術館にて同時個展を開催するなど、関⻄を中⼼に国際的な活動を続けています。70年代を⾳楽スタジオで過ごした藤本は伝統的な美術表現の外からやってきたアーティストです。「⾳とモノ」を出発点とし聴覚、視覚、嗅覚、触覚を喚起する独創的な作品の数々を制作してきました。今展では54個のオルゴールが 1 ⾳ずつ⾳を奏でる代表作 STARS(1990年作)を新しいシュウゴアーツの空間において配置します。タイトルの STARS は夜空に浮かぶ⼀つ⼀つの星をつなぎ合わせ星座の物語を作った⼈間の視覚認識に基づいており、1 ⾳ずつランダムに発⽣する⾳を頭の中で和⾳に構成しなおし、パターンやメロディーとして聞かずにはいられない⼈間の聴覚の可能性を⽰唆します。世界を⽣成し、存在させているのは他ならぬ私達⾃⾝であるのかもしれません。さらに新作の展⽰を含め、東京で藤本由紀夫作品を体感する貴重な機会となっておりますのでどうぞご期待下さい。




「中國最先端 - CHINESE CUTTING EDGE - 」展

(image)
「中國最先端 - CHINESE CUTTING EDGE - 」展
DIESEL ART GALLERYにて
メディア 写真
(2017年11月17日 〜 2018年02月14日)

本展のキュレーションを担当するのは、国内では編集者として時にチェキをメイン機材としたフォトグラファーとして知られる米原康正。中国版Twitterで知られるWeiboで236万人のフォロワーを誇り、国外でも活躍を見せる米原がC.H.I池磊と知り合ったのは2012年、米原の個展を手掛けたキュレーターが北京に作ったギャラリーで行ったC.H.I 池磊の個展に訪れたときでした。彼の作品を目の当たりにし、これまで見た事も無いエキセントリックでファッショナブルな表現に、日本では感じた事がない衝撃を受けました。この出会いから5年。米原は中國最先端のアーティストとしてC.H.I 池磊を東京で紹介するチャンスを探していたのです。




谷川俊太郎 展

(image)
谷川俊太郎 展
東京オペラシティ アートギャラリーにて
メディア グラフィックデザイン ・ 写真 ・ 映像・映画 ・ 音楽
(2018年01月13日 〜 2018年03月25日)

日本を代表する詩人、谷川俊太郎。小学校の教科書で作品を読んだという人も 多いのではないでしょうか。谷川のつむぐ明るく軽やかな言葉は多くの人の心をつかみました。本展では谷川の少年時代にまつわる資料や親しんだ音楽、コレクションなどを紹介することで、日常生活と結びついた創作活動を探ります。本展のために書き下ろした詩や、ミュージシャンの小山田圭吾らとのコラボレーション作品も展示。谷川の現在の活動を見つめます。 [関連イベント] 開催記念対談 ①1月27日(土) 都築響一(編集者)×谷川俊太郎 ②2月10日(土) 小山田圭吾(コーネリアス、音楽家)×谷川俊太郎 時間: 各回14:00~(13:45開場) 会場: 東京オペラシティビル7F会議室 定員: 各回160名(全席自由) 参加費: 無料(展覧会の入場は別料金)※要整理券 ※開催当日11:00よりアートギャラリー入口にて整理券を配布します。整理券はおひとり1枚のみ。 ※13:40までに、会場(東京オペラシティビル7F会議室)前に整理番号順にお並びください。(13:45開場予定)




坂本龍一 with 高谷史郎 「設置音楽2 IS YOUR TIME」

(image)
坂本龍一 with 高谷史郎 「設置音楽2 IS YOUR TIME」
NTTインターコミュニケーション・センターにて
メディア インスタレーション ・ メディアアート ・ 音楽 ・ トーク
(2017年12月09日 〜 2018年03月11日)

2017年春に開催された「坂本龍一 設置音楽展」(ワタリウム美術館)の続編にあたる展覧会です。坂本龍一の新作インスタレーション「IS YOUR TIME」が発表されます。アーティストの高谷史郎とともに制作された同作は、東日本大震災の津波で被災した宮城県名取市の高校のピアノからインスピレーションを受けた作品です。破壊され、物質に還った楽器から音楽を再生しようとする試みは、坂本が近年取り組んでいる音楽と音の関係性についてのプロジェクトと重なります。 [関連イベント] 1. アーティスト・トーク  日時: 12月9日(土) 15:00〜 出演: 坂本龍一、高谷史郎 会場: ICC 4階 特設会場 参加費: 無料 2. コンサート 日時: 12月10日(日) 19:00〜 会場: ICC 5階 ギャラリーA 定員: 300名 参加費: 3500円 3. 設置音楽コンテスト、短編映画コンペティション 入賞作品公開 日時: 12月9日(土)〜 会場: ICC 4階 シアター 参加費: 無料 ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




ヤン・フードン 「The Coloured Sky: New Women II」

(image)
ヤン・フードン 「The Coloured Sky: New Women II」
エスパス ルイ・ヴィトン東京にて
メディア インスタレーション ・ 映像・映画
(2017年10月18日 〜 2018年03月11日)

エスパス ルイ・ヴィトン東京では、中国人アーティスト、ヤン・フードンを招いた新たな展覧会を開催いたします。本展はパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクションの下、所蔵するコレクションの中から主に未公開の作品を世界中のエスパス(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネチア)にて紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画されました。このプロジェクトはフォンダシオンの国際的な取り組みを積極的に展開していき、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。 ヤン・フードン(楊福東)(1971年、中国・北京生まれ)は、1990年代初め以降、自らの芸術形式を通じ、象徴的で超然とした視点から現代中国社会の複雑さを探ってきました。画家として正規の教育を受けたフードンは、ビデオ、映画、インスタレーション、写真からなる多岐にわたった作品群を生み出しており、夢のように謎めいた視覚言語を創造してきました。 フードンはビデオ作品の映写にマルチスクリーンを好んで用い、観る者をその世界に没入させる効果を生み出します。意図的に沈黙を貫く現実味を欠いた登場人物たちは、振り付けのように予め決められた身振りに従って動き、観る者を常に、完璧な美を呈する空間へと誘います。 しばしば、多様な時代の中国や西洋の映画を様式的な下敷きにし-- また、1930年代の上海と中国の美術史に根差した風景画の伝統から着想を得て-- フードンは、日常の習慣的行為と夢幻状態を織り交ぜた、オープンエンドの実存的な物語を紡ぎ出します。現代的であると同時に、時代遅れとも言える意識的に現実離れした枠組みを用い、フードンは、現代世界における自己の立場と格闘する都会の若い知識人たちの目を通して中国を考察します。フードンは中国の文化的伝統を苦もなく引用する一方、こうした物語を現代社会に関連付ける事柄をつぶさに観察します。その結果生まれる時代を超越したストーリーは、現代性と伝統の狭間に生きる世代が世界を問い、探る場となる、ノスタルジックな雰囲気に満ちた異世界へと観る者を引き込みます。 今回エスパス ルイ・ヴィトン東京にて展示される、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する詩的な作品『The Coloured Sky: New Women II』(2014年)は、今や中国の現代アートと映画を代表するアーティストとなったフードンを発見する機会となるでしょう。フードンは35mmモノクロフィルム制作を基本としますが、この5チャンネル・ビデオ・インスタレーションは、圧倒されるほどの鮮烈な色使いが、彼の表現様式の新たな美的展開を示しており、フードンの全作品の中でも初のカラー映像作品となりました。 鮮やかに彩色された人工的な世界が描かれた本作品は、意図して人工的に作られた浜辺のセットを舞台に、時代を感じる水着を身に着けた、あどけなくも誘惑的な5人の若い女性を映し出します。笑い声、ため息、海鳴り、コオロギの鳴き声を背景に、スローモーションで撮影された女性たちは、誘惑的なゲームを繰り広げます。5つのスクリーンは、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術への言及、そして1頭の馬と1頭の雄鹿が所々に登場する映像を映し出します。片方は本物、もう片方は剥製の動物たちは、何が真で何が偽であるかを諭す紀元前3世紀に遡る中国の故事「鹿を指して馬と為す」を引用しています。『The Coloured Sky: New Women II』は、中国と西洋両方のさまざまの時代の映画と文化を様式的に取り込むというフードンの典型的な作風的特徴が見てとれる作品です。




「草間彌生美術館開館記念展 - 創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき - 」

(image)
「草間彌生美術館開館記念展 - 創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき - 」
草間彌生美術館にて
メディア 絵画 ・ ドローイング ・ 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ トーク
(2017年10月01日 〜 2018年02月25日)

最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に構成する草間彌生美術館こけら落とし展。《わが永遠の魂》16点の他、同シリーズの先駆けとなるモノクロドローイングのシリーズ《愛はとこしえ》、当館開館のために制作された最新インスタレーション作品や新作のかぼちゃ立体作品を屋上に展示、草間彌生の近作をご紹介いたします。 ※入場時間については、公式ホームページをご覧ください。 [関連イベント] 1. 講演会 開館記念展の中心的な作品である絵画シリーズ《わが永遠の魂》をはじめとした草間彌生作品と、その制作の実際について当館館長・建畠晢による講演会を開催します。 講演: 建畠晢(当館館長) 日時: 2017年10月22日(日) 14:30~ 会場: 美術館3F展示室 定員: 30名 参加費: 無料 (予約不要、要観覧料。この時間にご入場いただいている方が対象となります。) 2. 学芸員によるギャラリートーク 草間彌生美術館学芸員によるギャラリートークを月二回程度開催。 展覧会・作品の見どころなどを解説いたします。 講演: 前山裕司(当館学芸員) 日時: 2017年10月7日(土) 14:30~、10月28日(土) 14:30~、11月12日(日) 14:30~、11月18日(土) 14:30~、12月9日(土) 14:30~ (1月以降のスケジュールは決まり次第、公式ホームページにてお知らせします。) 会場: 集合場所は当日ご案内いたします。 定員: 30名 参加費: 無料 (予約不要、要観覧料。この時間にご入場いただいている方が対象となります。)




中谷芙二子 + 宇吉郎展 「グリーンランド」

(image)
中谷芙二子 + 宇吉郎展 「グリーンランド」
メゾンエルメスにて
メディア ドローイング ・ インスタレーション ・ 映像・映画 ・ パフォーマンス
(2017年12月22日 〜 2018年03月04日)

銀座メゾンエルメス フォーラムは、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子と、その父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」を開催いたします。「雪は天から送られた手紙である」という言葉で有名な科学者、中谷宇吉郎は、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくり出したことでも知られています。科学の真理を大自然と人間との協働作業のなかに見出した宇吉郎の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる芙二子に、強く影響を与え続けています。 1933年、宇吉郎の次女として生まれた中谷芙二子は、初期の絵画制作を経て、1966年にはニューヨークにて芸術と科学の協働を理念とした実験グループ「E.A.T.(Experiments in Art and Technology)」に参加、70~80年代は日本を拠点にビデオ作品の制作や発表も行ってきました。作家の代名詞である、水を用いた人工霧による「霧の彫刻」は、1970年の大阪万博ペプシ館にて初めて発表されました。以降、世界各地で80作品を越えるインスタレーションやパフォーマンスなどを手がけています。また、建築・音楽・ダンス・光といった他ジャンルのアーティストとも共 同制作を行っています。 本展は晩年の宇吉郎が雪氷研究に打ち込んだ地、グリーンランドをタイトルに掲げ、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立て、室内での霧の実験に挑むものです。「氷のことは氷に聞かないと分からない」-宇吉郎が遺したユーモラスな言葉の数々は、雄大な自然と溶け合うときの、科学以前の心身の感動と、対象に寄り添う自然科学研究の厳しさ、尊さを私たちに伝えています。父が1957年から四度の夏を北極圏で過ごす頃、芙二子はパリとマドリードで絵画を学び、その後の作家表現の基盤を養いつつありました。当時描かれた太陽や雲といった自然科学的なモチーフには、場所を隔てて響き合う二つの感性を見出すことができるでしょう。 中谷芙二子の新作「Glacial Fogfall」とともに、二つの才能の好奇心あふれるチャレンジ精神が交錯する本展。常に変化してゆく自然や環境を観察し、記録し、再生する過程そのものを大きな営みとして捉えた二人の、世代を跨ぐ対話をお楽しみください。




髙田安規子・政子 「Dissonance」

(image)
髙田安規子・政子 「Dissonance」
ヴォイドプラスにて
メディア 彫刻・立体 ・ トーク
(2017年12月09日 〜 2018年01月20日)

作家コメント: 人は、身体を一つの基準として、ものの大きさを認識します。揺るぎないはずである基準があやふやになるとき、何を中心として大きい小さいと判断するのか、そもそも基準とは何か、そうしたものの大きさの認知に問いを投げかける作品を展開しています。 [関連イベント] トークイベント 日時: 2017年12月16日(土)15:00〜16:30 登壇者: 髙田安規子・政子、森啓輔 参加費: 500円




「所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展」

(image)
「所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展」
平塚市美術館にて
メディア 絵画 ・ 日本画 ・ 写真 ・ 彫刻・立体 ・ ワークショップ
(2017年12月09日 〜 2018年02月25日)

今回の"なんだろう"展には、ふだん作品に付されている題名や作者名、解説文もありません。およそ30点の作品は、幻想的だったり、どこか思わせぶりだったり、楽しくなったり、不思議な気持ちになるものばかりです。作品を見ることに正解はありません。それぞれの作家がつくった作品を見て、感じ、なにが描かれているのか想像してみましょう。そして感じたことを実際にかたわらに書いてみましょう。ほかの来館者が書いてくれた言葉も読んでみるとイメージがふくらむかもしれません。また、加藤芳信、山本直彰、岡村桂三郎、中ザワヒデキの作品についての質問を来館者から募集します。そして会期後半にみなさんの"なんだろう"に対する作家の「答え」を掲出します。さあ、深呼吸してリラックスして、立ち止まったり座ったり、"なんだろう"と考えてみましょう。どうしても気になった作品は、チラシの裏側にリストがあるので見てください。 なお、同時開催として、福田美蘭「見返り美人鏡面群像図」をはじめ、昨年度、新たに収蔵された作品約40点を展示しますので、併せてお楽しみください。 [関連イベント] 1. 学芸員によるギャラリートーク 日時: 2018年1月13日(土)、2月10日(土) 14:00~15:00 会場: 展示室1 ※申込不要、要観覧券 2. 親子鑑賞サポートタイム 日時: 2018年2月7日(水) 10:00~11:00 会場: 時間内にテーマホールにお越しください 対象: 未就学児とその保護者(保護者は要観覧券)、申込不要 ※イベントの詳細は公式ホームページをご確認下さい。




「横浜美術館コレクション展 - 全部みせます! シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」

(image)
「横浜美術館コレクション展 - 全部みせます! シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」
横浜美術館にて
メディア 絵画 ・ 写真
(2017年12月09日 〜 2018年03月04日)

横浜美術館では、開館前の1983年からシュルレアリスムの作品を収集してきました。 マグリット、デルヴォー、ダリ、マン・レイ、エルンスト、アルプ、ミロ、マッソンといった代表的作家についてはそれぞれ複数点収蔵され、油彩画だけでなく、コラージュや彫刻、版画、写真など、さまざまなジャンルに挑戦した彼らの多彩な創作活動を見ることができます。チリ出身のマッタ、カナリヤ諸島出身のドミンゲス、キューバ出身のラムや、イギリスのアームストロングなど、国籍や民族を超えたシュルレアリスムのひろがりを代表する作品もあります。写真でも、マン・レイのほかに、ベルメール、シュティルスキーやヴォルスなど、少しマニアックな作品を含む充実したコレクションがあります。今回のコレクション展は、3つの展示室をフルに使って、当館所蔵のシュルレアリスムに関わった作家の作品を可能な限りまとめてご覧いただく、開館以来はじめてのコンセプトです。また、写真展示室では、同時開催の企画展「石内都 肌理(きめ)と写真」に関連して、石内の初期の代表作「絶唱、横須賀ストーリー」を全55点展示します。




「岡本太郎とメディアアート 山口勝弘 - 受け継がれるもの」展

(image)
「岡本太郎とメディアアート 山口勝弘 - 受け継がれるもの」展
川崎市岡本太郎美術館にて
メディア 絵画 ・ 彫刻・立体 ・ インスタレーション ・ メディアアート ・ 音楽
(2017年11月03日 〜 2018年01月28日)

アヴァンギャルドの一匹狼として、戦後日本の美術界にノンを突きつけた岡本太郎ですが、同時に分野を超えた新しい芸術の展開を求める活動の中では、そこに集う若い芸術家達に惜しみのない支援を欠かしませんでした。その精神を受け継ぎ、時代に先駆け独自の表現を確立していったアーティストに山口勝弘がいます。インターメディアの先駆けとなる「実験工房」の時代からインタラクティブな関係をめざした「ビデオアート」や「環境芸術」など、アートとテクノロジー、そして社会との関わりを掘り下げ、新たな表現に挑んだ山口。山口が次世代を継ぐ多くのアーティストを世に送り出したことによって現代のメディアアートという分野が確立されたのです。 本展は、岡本太郎から山口勝弘、そして彼らの活動の先に開花したメディアアートを担う現代アーティスト10人の作品を紹介するものです。会場では山口が岡本に捧げたオマージュ作品をはじめとし、現代アーティストの作品が岡本太郎の展示空間でコラボレーションします。戦後日本の現代美術の原点から始まり、アートとテクノロジーの融合をめざした新しい芸術分野の成立に至るメディアアートの歴史的な連続性を概観していただければと思います。




田幡浩一 「マルメロと表裏」

(image)
田幡浩一 「マルメロと表裏」
YKG Galleryにて
メディア 絵画 ・ ドローイング ・ 写真 ・ パーティー
(2017年12月02日 〜 2018年01月27日)

2016年以降、田幡は油彩とドローイングによる新たな試みとして「one way or another」シリーズを展開してきました。「one way or another」では、絵画が持ちうるズレ―支持体のズレ、モチーフのズレ、視線のズレ、意識のズレなど―を取り込みながら、植物やフルーツ、ティーカップやケーキといった作家の手元に収まるモチーフが描き出されています。静謐ながら絵画の歴史をエレガントに示唆するような構造をとる作品たちは、発表以降その評価を高めています。また、上記と同様のモチーフを扱いながら、それらを作家自身が撮影した写真をもとに制作されるコラージュ作品においては、空白の生成やデフォルメによる作用が軽妙に展開されながら、二次元と三次元を行き来するような構造を作り出しており、「one way or another」を含めた田幡浩一の作品群とともにこれからの平面作品、ひいては絵画の可能性について検討する重要な要素となっているといえるでしょう。




細倉真弓 「JJuubbiilleeeee」

(image)
細倉真弓 「JJuubbiilleeeee」
G/P galleryにて
メディア 写真
(2017年12月02日 〜 2018年01月28日)

細倉は静物やヌードのポートレートと東京郊外の風景を織り交ぜた作品で注目を浴び、近年ではその撮影範囲をアジアまで拡大しながらも一貫して被写体の繊細な美を力強く描き出す手腕で国内外より注目を浴びてきました。今年9月には、アートビートパブリシャーズより、2012年から2017年の間に日本をはじめ台湾、香港など東アジアの各地で撮影した作品をまとめた写真集「Jubilee」を発行し、早くもヨーロッパを中心に高い評価を獲得しました。自らの原点であるポートレートによる表現に回帰しながらも、風景の中の文字、都会のかけら、若者の裸体、植物のテクスチャーなどが等しく丁寧に撮影され、巧みに使い分ける自然光やカラーフィルターの元で被写体の沸点が捉えられています。本作は、ロブグリエの小説の迷宮的フラッシュバックにインスピレーションを得て編集されており、イメージが変容と再生を繰り返し、静かに祝祭のビートを刻んでいくかのようです。本展は「Jubilee」からの写真作品と、数点の新作映像を交えたインスターレションで構成されます。女性ヌードが独占する写真史において、初期の代表作「KAZAN」より、一貫して細倉は、男性ヌードに取り組むだけでなく、男性か女性か判断しづらい中性的な若者を積極的にモデルに起用するなど、セクシャリティやジェンダーの問題について示唆してきました。以降アジアの撮影を重ねていくなか、2015年よりはじめた月刊誌の連載「ルポ川崎」の取材で、在日外国人コミュニティで多重な文化を背景に暮らす若者にもカメラを向ける機会もあり、国と国の境界が、だんだんとなくなっていったと言います。今回展示する中国の地方都市廈門で撮影された映像作品では、近景と遠景で捉えた踊る青年の姿が前後が変化を繰り返すように重ねられ、時間軸が10倍にも引き伸ばされています。空間内に配置されたイメージが交差しあう度、男性/女性、生物/無機物、静/動といった境界の曖昧さが増してゆき、そのカテゴリーのありようを疑うようにと鑑賞者を誘います。




毛利悠子 「グレイ スカイズ」

(image)
毛利悠子 「グレイ スカイズ」
藤沢市アートスペースにて
メディア インスタレーション ・ トーク
(2017年12月02日 〜 2018年01月28日)

毛利悠子は、磁力や重力、光など、目に見えず触れることのできない力をセンシングするインスタレーションを制作しています。近年の活躍はめざましく、日産アートアワードグランプリ(2015)や、神奈川文化賞未来賞(2016)、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞[メディア芸術](2017)を受賞するなど、国内外で注目されている若手アーティストの一人です。本展では2011年の発表以来、展示の機会を通じてアップデートを続けるインスタレーション《パレード》(旧名: 大船フラワーセンター)など、近年国内外で発表してきた作品をFASの展示環境に寄り添わせ、再構成して展示します。 [関連イベント] 1. 毛利悠子によるギャラリー・トーク 日時: 12月02日(土) 14:00- 会場: 展示ルームおよびレジデンスルーム 参加費: 無料 2. 毛利悠子と大崎清夏(詩人)による特別プログラム「こだまする風景」 日時: 12月16日(土) 14:00- 出演: 大崎清夏(詩人) 毛利悠子 会場: レジデンスルーム 定員: 30名 (要事前申込) 参加費: 無料 3. FASスタッフによるギャラリー・ツアー 日時: 12月23日(土) 14:00-14:30、2018年1月6日(土) 14:00-14:30 会場: 展示ルームおよびレジデンスルーム 参加費: 無料 ※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。




「DOMANI・明日展PLUS」

(image)
「DOMANI・明日展PLUS」
日比谷図書文化館 ミュージアムにて
メディア 絵画 ・ ドローイング ・ インスタレーション ・ アニメーション ・ トーク
(2017年12月14日 〜 2018年02月18日)

文化庁が若手芸術家の海外研修を支援する「新進芸術家海外研修制度」の経験者とゲスト作家によるグループ展です。会場である日比谷図書文化会館にちなみ、「本・読書・図書館」への現代美術作家によるアプローチを紹介します。若林奮、宮永愛子をはじめとするアーティスト6名と、ゲスト作家に藤本由紀夫を迎え、絵画やインスタレーション、アニメーションなど様々なジャンルの作品を展示。本との出会い、美術との出会いをテーマにした展覧会です。 [関連イベント] 1. 関連講座「書物/アートという装置、読書という体験 日時: 2018年1月7日(日) 14:00〜15:30 会場: 日比谷図書文化館 地下1F 日比谷コンベンションホール(大ホール) 講師: 藤本由紀夫、折笠良、蓮沼昌宏 定員: 180名 参加費: 無料 2. アーティストトークVol.1 「若林奮 1973年在外研修- 旧石器時代洞窟遺跡跡を巡る」 日時: 2018年1月21日(日)14:00〜15:30 会場: 日比谷図書文化館 4F スタジオプラス(小ホール) 講師: 淀井彩子、水沢勉 定員: 60名 参加費: 無料 3. アーティストトークVol.2 「図書館、本の記憶 - イギリスでの経験を通じて」 日時: 2018年2月4日(日)14:00〜15:30 会場: 日比谷図書文化館 4F スタジオプラス(小ホール) 講師: 寺崎百合子、宮永愛子 定員: 60名 参加費: 無料 ※ご予約方法は公式ホームページよりご確認下さい。




中村裕太 「柳まつり小柳まつり」

(image)
中村裕太 「柳まつり小柳まつり」
ギャラリー小柳にて
メディア インスタレーション ・ プロダクト ・ 工芸
(2017年11月18日 〜 2018年01月27日)

本展は、関東大震災や第二次世界大戦という混乱を経て屈折した近代化を遂げた銀座の都市空間を、ギャラリー小柳の前身である1852年創業の陶器店・陶舗小柳の歴史を紐解く中で概観し、資生堂をはじめとする銀座の商店建築の変容とその店頭に並べられた商品がいかに人々の生活を理想的に演出してきたのかを当時の資料や商品を再構成したインスタレーションとして表現します。展覧会タイトルに含まれる「柳まつり」とは、銀座通りの街路樹で現在も銀座のシンボルとして親しまれている柳の木をかんむりとした、銀座界隈で催されたお祭りでした。対して「小柳まつり」とは、陶舗小柳の5代目店主・小柳嘉一郎(1922-2010)が、この「柳まつり」に掛けて洒落っ気たっぷりに企画したキャンペーンで、自ら「柳まつり小柳まつり」と記した短冊をデザインし、店頭の商品を飾り立てました。中村は展示構成を「柳まつり」と「小柳まつり」の2つのパートに分け、「柳まつり」では4つの店舗外観のファサードに着想を得たショーケースに商品や資料を収め、「小柳まつり」では食卓を描いた静物画のように短冊と陶器を配置した棚を制作します。




ロニ・ホーン 「The Selected Gifts, (1974-2015)」

(image)
ロニ・ホーン 「The Selected Gifts, (1974-2015)」
ラットホール・ギャラリーにて
メディア 写真
(2017年12月08日 〜 2018年03月04日)

本展は、ロニ・ホーンが41年間に受け取ってきた贈り物を撮影した写真67点で構成されています。贈り物には、手紙や本、手袋やブレスレット、友人の手によるドローイングや写真、恐竜の卵の化石やフォーチュンクッキーのおみくじなど、様々なものが含まれています。それらは、白い背景のもと淡々としたスタイルで、ほぼすべてが実寸大になるように撮影されています。これらの贈り物の写真が一斉に並ぶことで、贈り物と、贈り主である他者とを仲立ちとした、彼女自身のポートレートが物語られています。しかし作品を見る私たちには、贈り主が誰なのか、そしてこれらの贈り物がどんな意味や歴史や価値を有するのかは、謎に包まれたままです。 「それは、他者の視線を通じて見える姿であり、どんな鏡よりも的確な視点を示してくれます。友人や知人そして見知らぬ人の意図せぬ手助けなしに、ポートレートというものを私は想像することはできません」とホーンは語っています。彼女が本作を「代理的なセルフポートレイト(a vicarious self-portrait)」と呼ぶ理由もこの点にあります。本作には、彼女のキャリアの初期にあたる1974年から2015年までの41年間という時間の厚みだけでなく、贈り主と受取人との間の予期せぬ協働が組み込まれているのです。そして、41年にわたって大切にされてきた「宝物」のコレクションのなかから、撮影のために選別するというプロセス自体もまた、彼女自身のセルフポートレイトを形作っていると言えます。 本作は、意味やアイデンティティといったものの、不確かで定位しがたいその性質への問いを浮かびあがらせています。そしてこの問いこそ、写真や立体作品、さらにはアーティストブックに至るまで、ジャンルの違いを越えてロニ・ホーンの作品の隅々に繰り返し現れるテーマでもあります。