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佐々木俊尚 ジャーナリストの視点の最新ブログポスト





Published: 2007-12-01T15:46:34+09:00

 



いまIT業界に求められていること

2011-03-26T00:00:00+09:00

 震災後、被災者を支援するためのウェブサイトがものすごい勢いで立ち上がっています。これらの取り組みは、本当に素晴らしい。その立ち上がりのスピードといい、完成度といい、日本のウェブ業界の技量の高さには頭が下がるばかりです。助けあいジャパン「災害ボランティア情報」まとめサイト(のちに助け合いジャパン...




被災地で何が起きているのか、そしてNPOはそこでどんな活動をしているのか

2011-03-19T00:00:00+09:00

 本日、NPO日本ユニバーサルデザイン研究機構(日本ユニバ)の神田の事務所に出向き、代表の横尾良笑(よこお・よしえ)さんにインタビュー取材してきました。日本ユニバーサルデザイン研究機構http://www.npo-uniken.org/被災地への救援物資を送付したい方へ http://www.npo-uniken.org/shinsai_busshi.html 以...




新聞の「英外務省が東京の英国民に退避検討勧告」記事は限りなくデマに近い

2011-03-18T09:30:00+09:00

   日経新聞が以下のような内容の記事を掲載していますが、これはかなりデマに近い内容です。デマであるというのが言い過ぎかもしれませんが、少なくとも誇張しすぎの酷い報道です。誤った理解をしてはいけません。「英外務省は16日、福島第1原発の事故を受け、東京と東京以北に住む英国人に退避を検討する...




Donating Goods to the Disaster Victims: What You Should Know!

2011-03-18T00:00:00+09:00

On the 17th, when I announced my recent blog post titled “Report from the Disaster Area: Circumstances Differ from the Hanshin Earthquake” on Twitter, many people tweeted responses questioning my sources and accusing me of rumormongering. Immediately afterwards, I had the opportunity to speak wit...




映画「レオニー」で考えた非承認時代の生き方

2010-08-12T13:12:13+09:00

 札幌のモエレ沼公園の空は青かった  20世紀の最も偉大な彫刻家のひとりに数えられているイサム・ノグチは当初純粋な彫刻からスタートし、やがて庭園や噴水の設計など、大地をつくり変える方向性へと進んだ。彼は自然と作品を融合させ、人工でも自然でもないマージナル(境界的)な領域に自分の世界をつくり...




ソフトバンクの「光の道」論に全面反論する(下)

2010-04-29T18:36:12+09:00

(上)から続く。   国民生活に直結したサービスの不在が普及を妨げている いずれにせよブロードバンドの「普及」が進まなければ、いくら「基盤」をつくっても意味はない。ではなぜ普及が進まないのか。 「価格が高いから」という理由もあるかもしれない。それがすべてならソフトバンクのいう...




ソフトバンクの「光の道」論に全面反論する(上)

2010-04-29T18:34:49+09:00

 いまさらなぜブロードバンドなのか 原口一博総務大臣が「光の道」という構想を提案し、それにソフトバンクが「政府案を支持」「光100%を税金ゼロで実現」とぶち上げている。2015年までに、全国の4900万世帯すべてがブロードバンドを利用できるようにしようという構想だ。 私は反対だ。論点は以下の3点...




電子書籍の開放を阻むべきではない

2010-04-14T13:03:12+09:00

 出版業界はいったい何をやろうとしているのか iPadの発売を目前に控えて空前の電子書籍騒動が巻き起こっている。iPadやKindleなど海外の使いやすそうな電子書籍サービスがいよいよ日本に本格参入してきそうな雲行きの中で、ここに来てにわかに「日本産の電子書籍プラットフォームを作ろう!」などという声が...




マスメディア崩壊という共同幻想

2010-04-01T09:00:30+09:00

 「激震マスメディア」が露わにしたもの  3月22日に生放送されたNHKスペシャルの『激震マスメディア』に出演した。この番組については多くの人が多くのことを語っていて、今さらその内容について私が付け加えることはほとんどない。ただひとつだけ言っておくと、会話がかみ合わないことは事前から十分に予想...




記者クラブを楯にして新聞を有料化しようと企てる人たち

2009-08-17T18:20:51+09:00

元木昌彦氏の「週刊誌は死なず」 元週刊現代編集長で、ついでに言えば元オーマイニュース編集長でもある元木昌彦氏の週刊誌は死なず (朝日新書)という新刊を読んだ。この中に、「ネットの影響を受けているのは新聞も同じである」として次のようなくだりがある。すこし長いが引用しよう。 しばらく前に、朝比奈豊毎日新...




オーマイニュースについて小田光康氏からの質問

2009-06-24T23:58:54+09:00

 PJニュースの小田光康氏からオーマイニュースに関しての取材依頼を受けた。オーマイニュースは「市民メディア」をうたったウェブサイトだったが、今年4月に終了し、ウェブサイトもすでに閉鎖されている。ところが閉鎖後から急に関係者があれこれと発言するようになり、たとえば5月に開かれた「No more! OhmyNews 〜オ...




個人の狂気を見い出すフィルタリングシステム

2009-06-09T17:37:53+09:00

日本映画は風景を描く  世界を代表する三つの国の映画産業――アメリカ映画とフランス映画、そして日本映画の違いって何だろうか? そういう問題提起がある。  観点はさまざまにあるから単純化しすぎるのは危険かもしれないが、こういうひとつの切り口がある。「アメリカ映画は物語を描き、フランス映画は人間関...




週刊誌記者の取材に心が汚れた

2009-05-26T22:21:53+09:00

週刊誌記者の取材を受けた 大手週刊誌の電話取材を受けて、心が汚れたような気持ちになった。 元ライブドア社長の堀江貴文さんについての取材だった。私は5年ぶりぐらいに堀江さんに2時間ばかりのインタビューをして、その長大な一問一答が今月発売中の雑誌「サイゾー」に掲載されている。その記事を読んだ週刊誌の記...




「正論原理主義」を乗り越えて

2009-03-17T18:37:13+09:00

村上春樹さんの「正論原理主義」 村上春樹さんのインタビューが、文藝春秋四月号に掲載された。そのインタビューの中で語られている「正論原理主義』という言葉が、インターネットのあちこちで波紋を呼んでいるようだ。  引用しておくと、正論原理主義という言葉は以下のような文脈で使われている。  ネット上...




世界恐慌時代を生き抜くベンチャースピリット

2008-11-17T17:54:10+09:00

 高級賃貸がいっせい解約されている  都心には家賃が月額70〜100万円の超高級賃貸マンションがたくさん存在している。金融資産が数十億円以上もある人であればこうした家賃を支払うのは何の苦労もないだろうが、そうした人の多く――特に結婚して子供のいる場合には、世田谷区や目黒区の住宅街に一戸建てを購入...




高齢者向け、あるいはロスジェネ向けケータイ小説がやってくる

2008-09-07T20:14:46+09:00

 ケータイ小説ブームは終わったか  ケータイ小説をめぐる論考は、今年春ごろから大きく盛り上がり、刊行書籍もたくさん刊行された。中でも出色は速水健朗氏の『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)で、ケータイ小説のブームを地方のヤンキー文化の復権としてとらえてきわめて秀逸だ...




ストリートビューは新デジタルデバイドを生む

2008-08-31T13:36:19+09:00

デジタルデバイドとは何か 2000年ごろ、デジタルデバイドという言葉がさかんに言われたことがあった。直訳すれば「情報格差」という感じだろうか。パソコンやインターネットを使いこなしている人とそうでない人の間で、経済的格差が生じてくる可能性があるという問題だ。パソコンやインターネットを使いこなせない...




グーグルはストビューで「よそ者」化する

2008-08-26T14:49:59+09:00

機械かどうかの問題ではない グーグルはストリートビュー(以下、ストビューと略す)を機械的な自動システムとして構築している。カメラを搭載した自動車を運転しているのはもちろん人間だが、リリースされたストビューに人間のにおいはほとんど残っていない。「ロボットが高速に道路を移動しながら撮影したものだ」と...




セカンドライフの「その先」をもう一度考えてみる

2008-08-18T11:14:51+09:00

セカンドライフは過去の思い出となった  仮想空間サービス『Second Life(セカンドライフ)』支援コンサルタントの先駆けだったベンチャー、メルティングドッツの浅枝大志社長に久しぶりに会った。同社が設立された直後だった二〇〇七年三月に雑誌『サイゾー』の連載で取材して以来だ。設立当時のオフィスは四谷三丁...




毎日新聞社内で何が起きているのか(下)

2008-08-11T16:38:17+09:00

毎日上層部と会って話した 7月20日に毎日新聞が低俗記事についての検証紙面を掲載したが、その直前に私は同社の上層部の人と話す機会があった。このとき私は、次のように話した。 ――マスメディアとインターネットの対立は、団塊の世代をはじめとする中高年と、30代のロストジェネレーション世代を中心とした若者層の世...




毎日新聞社内で何が起きているのか(上)

2008-08-05T14:14:10+09:00

電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。  その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さ...




『ネット未来地図レポート』開始しました

2008-07-31T15:49:06+09:00

『ネット未来地図レポート』 先日のエントリーでも告知したとおり、有料メールマガジンを始めることにした。毎週月曜日4000文字配信で、月額1000円、法人割引あり。タイトルは、昨年刊行して評判が良かった書籍のタイトルを流用して、『佐々木俊尚のネット未来地図レポート』とつけてみた。読者として想定しているのは...




インフォコモンズは社会とネットを最終接続する

2008-07-27T21:04:30+09:00

『明日、君がいない』の他者性 『明日、君がいない』という映画がある。2006年のオーストラリア映画だ。撮影当時19歳だった監督は、自分の親友の女性が自殺するという衝撃的な体験を乗り越えて、その体験を何とかして昇華させてしまおうと、この映画を作った。 原題は『2:37』。冒頭で描き出される事件ーー...




暗黙共同体へ−秋葉原事件で考える

2008-06-20T16:44:42+09:00

ジモティの若者と会った ある晴れた五月の午後、地方に住んでいる二十代後半の若者に会った。ここではA君と呼ぼう。A君は、小さな工場で働いている。おそらく収入が三百万円に満たないが、でも恋人もいて、人生には充足しているように見えた。笑顔が素敵で、いつも朗らかな表情をしている。思春期は不良だったという...




同じ空間を共有できていたのか−−秋葉原事件の撮影について

2008-06-14T16:31:28+09:00

なぜ野次馬は怒られるのか Jcastニュースの記事「秋葉原事件の被害者撮影 モラル論議が巻き起こる」にもあるように、秋葉原連続殺傷事件をめぐって、現場を撮影した人たちのモラルが問題になっている。背景には報道と野次馬の境界線が消失し、一般人の情報発信とマスメディアの取材・報道の境界線がなくなっているとい...




ウェブ3.0と黒川紀章

2008-05-27T21:36:44+09:00

ウェブ3.0とは何か この春ごろから、ウェブ3.0という言葉が急に大まじめに語られるようになってきている。少し前までは「3.0」というのは冗談のタネでしかなかったが、そうではなくなってきたようだ。 たとえばイギリスの新聞ガーディアンは2月に、「ウェブ3.0はパーソナライゼーションとレコメンデーションだ」と評す...




「実名」と「特定」は別のものだ

2008-04-17T10:29:24+09:00

メールアドレスのご連絡  久しぶりのエントリーだが、まずビジネス上の緊急連絡から。 ドメインのレジストラ移管のトラブルで、わたしがいつも使っているsasaki@pressa.jpのメールアドレスが不達になってしまっています。「佐々木からメールの返事が来ないけど、どうなってるんだろう」と思われた方は、お手数ですがs...




ソーシャルメディアとしてのケータイ小説

2007-12-20T21:25:27+09:00

ケータイ小説作家の未来さんに会った 『命の輝き』(ライブドアパブリッシング)というケータイ小説がある。少し古い話になるが、11月初めに著者の未来(みく)さんと会った。取材ではなく、ちょっとした会食の席だった。本の装丁を手がけたのが私の身内で、それで「お礼に」と書籍編集者が会食の場を設けてくれたので...




ベンチャー起業家はどう変わったか

2007-12-05T16:07:19+09:00

新しい起業家たちが生まれてきた  ケータイ小説のことを書こうと思っていたのだけれど、まだ考えがまとまっていない部分があるので次回に回そうと思う。  今日書こうと考えたのは、新しい本の話。11月末に小学館から『起業家2.0』という単行本を出した(小学館がわざわざ特設サイトまで作ってくれた。書籍の中身の...




自己表現のプラットフォームは移り変わる

2007-12-01T15:46:34+09:00

コンテナーの限界なのか、コンテンツの限界なのか ブログなんて、しょせんはひとつの表現コンテナー(メディア)に過ぎない。Web2.0の時代において最も大切なのはコンテナーではなく、コンテンツそのものだ。オピニオンや感情を外部に表出したいと思い、それを実行に移すというその行為こそに意味がある。パソコン通信...