Subscribe: アメリカのビジネス界で異彩を放つ現役コンサルタントが送る躍動感あふれるビジネス
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グローバルリーダーシップセミナーの講師で米国大手コンサルで長年の経験を持つ萩原達夫(はぎわらたつお)が皆さんと意見交換をする場!



UCLAのMBA主席卒業、アメリカで大手コンサル会社14年の実績がある萩原氏によるブログ。NPO法人CVS (www.cvsli.org)は、MBA留学、短期留学,親子でのアメリカ体験留学の滞在費、授業料、渡航費など



 



CVS国際ビジネスリーダーシップセミナー28期終了!

Tue, 27 Mar 2018 13:14:29 +0900

今回で28回を迎えるCVSが終了しました!LAホームステイ期間、メキシコビジコン期間、クルーズ期間、そして最後のラスベガス・グランドキャニオンへの卒業旅行を終え、ほとんどの学生が帰国しました。今回のCVSを振り返り、更にはここで今回の結果発表をしたいと思います。まずは卒業式に使ったビデオをどうぞ!  allowfullscreen frameborder="0" height="234" src="https://www.youtube.com/embed/TBuT9wymEAI" width="416"> LAホームステイ期間この期間はホームステイをしつつ、昼間はワシントンスクール(WESM)で英語、リーダーシップ、コーチングスキル、そしてアメリカで起業をすることを視野に入れたアメリカのビジネスや経済に関する学習をしました。この期間の最も大きなミッションはアメリカの小学生に算数を教える過程で鍛えるコーチング力です。私が経営コンサルティングをする中で最も重要だと感じたのがクロスカルチャーにおけるコーチング能力であり、アメリカの会社で昇進するにはアメリカ人に対するコーチングスキルがないと非常に難しいものです。多くの日本人ビジネスマンはこれが苦手です。英語や異文化理解、更にはコーチングスキルに関するトレーニングを受けていないが故になかなか外国人に対して良いロールモデルとなり、育成することができないのです。その能力を鍛えることをしてMath Dojoというプログラムをやっています。小学生を対象に算数を教え、更には算数オリンピックで勝つためのチーム育成をするのです。パサデナ市は近くにNASAやカリフォルニア工科大学というアメリカで最もレベルがたかい大学・研究所などがあり、かなり学力が高い子供たちがいます。その一方パサデナの北東部には移民が多く、学力にかなり差があります。我々がMath Dojoをしているワシントンスクール(WESM)はオバマ政権の時に、人種の偏り(黒人とヒスパニックで95%)と学力の低下から特別校に指定され、私がボランティアでカウンセラーをしている学校でもあります。最初はCVSの学生の英語がたどたどしく、結構あれている子供たちも多かったのですが、今回の参加者はしっかり子供たちの心をつかみよくやっていました。わずか4週間ではありますが、アセスメントをしたところ、平均して15%以上伸びており、3月に開かれたMath Field Day(算数オリンピック)でも4年生は金メダルと銀メダルを受賞し、総合でも4位に入賞しました。4年生は癖があるのに、良く指導をしたチームPINK LADYがこのミッションを制しましたが、どのチームも非常に良い成果を上げていました。相手に重要な影響力を与え、継続的に算数学習の意欲をもってもらうMission金八先生では、Switch LadyのYurie(信州大学医学部)が、思わず子供たちが涙を流すような素晴らしいメッセージを伝えてくれて、まさにコーチとして素晴らしい働きを見せてくれました。参加者の英語も飛躍的に改善し、メキシコでのビジネスコンテストにとって良い備えとなりました。  メキシコ期間今回は10日間と最も長い滞在になりましたが、歴代最も良い成果を上げたのがメキシコプログラムでした。空港から大学に直行し、すぐそこで生き残りプレゼンテーションをしました。今回は平均点が80%を超え、モンテレイ工科大学もかなり高い水準のエントリー戦略のプレゼンテーションをしました。商品として残ったのが、日本側は、抹茶と高度医療のトレー[...]



World Economic Forum の存在意義とドナルドトランプ

Sat, 27 Jan 2018 14:09:37 +0900

毎年1月にスイスのジュネーブ郊外で開催されるWorld Economic Forumが主催するDavos会議では毎年、ビジネスに関する主要なイニシアチブなどが語られます。今回はゲストスピーカーとしてアメリカ大統領のドナルドトランプがスピーチをしましたが、ただのアメリカの宣伝で、いまいちインパクトのないつまらないものでした。各国のMediaもがっかりだったでしょう。昨年の中国の習近平国家主席のスピーチのほうが興味深く思えました。両方載せておくので見てください。  World Economic Forum(WEF)とは何なのか?World Economic Forumとは1971年にスイスの大学教授クラウス・シュワブ氏が呼びかけでスタートしたもので、当時は、アメリカの大企業の経営に対抗するためにヨーロッパ企業の競争力をどのようにして高めるのかという意見交換をする場でした。それがグローバリゼーションの高まりと共に重要性を増し、かなりインパクトがある団体になっています。以前、この団体の歴史についてまとめたことがあるので、そのパワポを載せます。私が世界のGDPの成長率を併記したのは、背後に世界の経済活動の高まりとこの団体の重要性の高まりを示すためです。この団体の一番のポイントは、世界の国の政治的リーダーだけでなく、大企業の経営責任者たちが主体的に関与しているという点です。基本的にグローバリゼーションの背景にある「自由貿易」の後押しをしており、健全なグローバリゼーションによる経済成長を支援しています。近年では、NPOなどもメンバーに入れており、キリスト教の団体、WorldVisionもそのメンバーです。というのも、WEFの主要な貢献として、貧困問題解決、犯罪、女性のキャリア、教育の平等、テクノロジーといったエリアでインパクトある活動をすることを掲げているからです。最近では、各地域ごとにシンポジウムを開いており、東京にも事務所があります。この組織のメンバーには選ばれた会社しか入ることができず、執行メンバーになるにはなんと、年間$527000ドルもかかります(ぼったくり!)。執行メンバーには世界的なコンサル会社が入っており、私がいたデロイトもそのメンバーで、この金額を払っているはずです。WEF紹介のビデオをリンクするので、見てみてください。なんとなく、良い団体だという印象を持つでしょう(発展途上国、貧困者の存在感がないという問題がありますが…)。  企業が力をつける時代グローバルな企業の多くは世界中に社員とビジネス拠点を持ち、ひとつの国に拘らず活動をしています。そして、多数の人を雇用し、人々に商品やサービスを提供し、利益を循環させるという経済活動の中心になっています。国は、その国民を守り、経済活動をファシリテイトしていますが、原則、自分の国益を優先して考えますし、国営企業でもないかぎり、経済活動の主体ではありません。なので、国と国とが将来のビジネスについて語っても、自己の利害を主張するだけで、全体としての経済活動の活性化といった部分には目がいきません。一方ビジネスは世界規模なので、全体でのビジネス環境の活性化が重要になるのです。WEFはそのビジネスが関与し、経済のグローバリゼーションをPUSHしています。資本主義の中心たるアメリカの大統領ではありますが、保護主義を主張するドナルド・トランプはそこまで歓迎されないのです。[...]



将来を意識したキャリアプラン

Fri, 12 Jan 2018 05:30:15 +0900

皆さん、あけましておめとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 新年を迎えました!新年は先のことを考え、自分の志を決めるとても良い機会です。欧米ではNew Year Resolutionといって、新年にダイエットをするとか、勉強を毎日するとか、何らかの志を決めたりします。 将来何があるかは誰もわかりません。でも将来何があるかを想定し、今、行動をとることはできます。そして将来は現在の延長であるが故、現在何をするかが将来の自分を導きます。今回は昨日来日した際に開催したセミナーの内容のリキャップをしながら将来を意識した目標設定について書こうと思います。 12月上旬に京都と東京で、30年後の世界を意識すると企業はどのような人材を求め、それに備え、どのようなスキルを身につけなければならないかということを考えるワークショップをしました。将来を考える際に重要な要素として今回捉えたのが、世界に大きな影響を与えているグローバリゼーションと、テクノロジーの発展です。世界中を巻き込んだこの大きな流れの中で、将来をどうとらえるかはとても重要です。イベントに来られなかった人もいるので、ここにその内容をまとめます。 グローバリゼーションの過去と現在多くの人が口にする「グローバリゼーション」でもその意味を定義できますか?Levin Instituteの定義では「グローバリゼーションとは異なる国の人々、会社、そして国家が、情報システムのテクノロジーを活用し、国際貿易、国際投資などの分野での交流、そして一体化を生み出すプロセスのことである。」と定義しています。要は世界に人があふれ、経済活動が活性化し、その人が容易に接点を持てる時代になったということです。20世紀になってから世界の人口は6倍になり、その一方でGDPは25倍になっています。第一次そして第二次世界大戦という世界規模の大きな破壊があってもこのような大きな成長を成し遂げたことは偉大です。世界の貧困もものすごい勢いで減少してきており、コロンビア大学の経済学者Jeffrey Sachs氏は、グローバル経済の発展により、地域的な貧困はなくなるということをEnd of Povertyという本で述べています。この人類の成長は目覚ましいものです。世界的な経済発展は特に私が学生だった1980年代以降目覚ましく伸びています。その背景にあるのが、戦後主流だったケインズ(Keynes)の計画経済に対抗したドイツ人経済学者ハヤック(Hayak)が提唱した自由経済にあります。Hayakの弟子であるイギリスの首相マーガレット・サッチャーはこの思想に則り、イギリスのBig Bangを成功させます。同様にロナルドレーガンは、シカゴ大学のミルトンフリードマンがHayakの考えを提唱したのを引き継ぎ、レーガノミックスという大きな経済成長を果たします。私は1987年にしばらく中国を旅しました。当時経済的に大いに繁栄した日本と比べまだまだ貧困の中にありました。中国人宅を訪問するとなぜか玄関に冷蔵庫がおいてあり、それは社会的な成功の象徴だからというような説明をうけたことを覚えています。その中国が豊かな国になり、追いつかれた日本経済はその中国人の豊かさに依存している雰囲気さえあります。この中国の経済成長はまさに自由貿易というMARKETの存在にあります。昨年のWorld Economic Forumの年次ダボス会議で中国の[...]



クリスマスツリーの起源

Fri, 22 Dec 2017 02:22:31 +0900

アメリカ人はクリスマスツリーが大好きです。いつも11月中旬、ちょうどThanksgiving前あたりから町の中にはクリスマスツリーを売るショップがあちこちの駐車場などでオープンします。町の中に特にショッピングモールなどで大きなクリスマスツリーが現れ、その下にサンタクロースが現れ、一緒に写真を取るというのが年中行事になっています。クリスマスツリーは小さいものでも一つ100ドル以上して、特に乾燥しているカリフォルニアでは火災の原因にもなるので、あまり奨励はされていません。しかもそんな高級なものがクリスマスを過ぎるとすぐに粗大ごみとして捨てられます。ものを大切にする日本人としては、なぜ、「人工のツリーを買って毎年使いまわしをしないんだ!」と言いたくなるでしょう。町の中で車の上にツリーを付けた車が走っているのが、クリスマスの景色の一つです。

(image)

(私の家で初めてサンタモニカのツリーの前でサンタと写真を撮ろうとしたら、息子は大泣き、娘は必至で逃げ出そうとしていました。確かに子供にとって赤い服を着た髭のなぞのおじさんは恐怖でしかないのかもしれません)

 

クリスマスツリー産業

(image) クリスマスツリーは大きな産業で、西海岸のものはそのほとんどがオレゴン州からきます。東海岸はノースカロライナ州です。オレゴンにもノースカロライナにも仕事などでいったことがありますが、森が多く、クリスマスツリーが山ほど生えているので、それはよくわかります。以前オレゴンの内陸部を運転していた時に、何時間も森の中を抜けないので、キツネに騙されたような不思議な感覚になったことがあります。なんと年間3500万~4000万本ものツリーが売られるそうです!クリスマスツリーとしてこんもりとしていて形が良いのはNorway Spruceです。でも西海岸ではDouglas Firをよくみます。本物のツリーを気に入る人はツリーの独特の香りが魅力的だといいます。人工ツリーでもにおいを別にかければよいと思うけど…それらのツリーがクリスマスを終えると廃棄されます。1月1日以降は街のあちこちに使用済みのツリーが捨てられています。日本ではプラスチックのツリーが主流で本物のカットツリーを使っていることはないのではないでしょうか?

 

クリスマスツリーの起源

(image) クリスマスツリーの起源は、16世紀のドイツだと言われていますが、その意義についてはあまり知られていないようです。ドイツはクリスマスマーケットで有名ですが、その伝統はクリスマスツリーの伝統と重ねることができます。ドイツは宗教改革の発祥地(というかルターを保護した国)でした。クリスマスツリーの伝統もルターが始めたと言われています。当時のバチカンを中心とした権威主義のキリスト教に対して、聖書を中心とした個人の信仰を提唱したルターはバチカンの伝統から離れた新たな伝統を築く必要があったわけです。そこで北欧などに古代から伝われる木をデコレートする風習にキリスト信仰をあわせ、その伝統がスタートしたのです。ドイツの有名なクリスマスの食べ物であるシュトーレンも同様です(日本のケーキ屋さんのシュトーレンめちゃうまいので食べたい!)。宗教改革はJan Has、Wycliffe、Peter Waldoなど挑戦したけれど、実を結ばず処刑されています。ルターが成功させたのは、それを個人的な反対運動ではなく、人々のMovementとして興し、個人的なバチカン批判としなかったことです。人々を動かすという観点から、プロシアの王と結びつき、更にその庶民にあらたな庶民文化を植え付けます。クリスマスツリーを一緒に飾り付けたり、教会でギフトを交換するなどのCommunity形成に貢献します。ちょうどFacebookのようなもので、国を統治する王にとっても、人々がついてくるのでメリットがあります。人々の習慣を変えること、そしてCommunityを形成するという偉大なリーダーシップをルターに見ることができます。クリスマスの伝統であるジンジャーブレッドクッキーは、昔はツリーに飾るオーナメントでした。そしてクリスマスイブは夜の話なので、夜デコレーションが際立つように、昔はツリーにろうそくで火をともしていました。アメリカでその文化が拡大すると、それが原因で火事になってしまうことも多く大きな問題となりました。実を言うと最初のクリスマスツリーの電気ライトはトマス・エジソンが、友人のエドワード・ジョンソンと商品化しています。電気を発明したエジソンを考えさせるほど、大きな問題だったようです。でもあまりにも新しすぎる発想でほとんど売れなかったでそうですが…クリスマスの飾り付けは今では世界的なビッグビジネスで、キリスト教の枠を超えて行われています。日本ではどこのツリーが有名ですか?昨日京都駅で大きなツリーをみましたが…本物でしょうか?アメリカでは24Mもあるツリーを飾るニューヨークのロックフェラーセンターが有名です。以前映画のシーンを思い出し、わざわざスケートをしに行ったことがあります。ワシントンDCのツリーも有名でやはり近くにスケート場があり、当時の友人たちと遊びに行きました。LAでは、サンタモニカのプロムナードやセンチュリーCityなどShoppingのツリー程度でしょうか?それかDisneylandですね。キリスト教ではなく、ミッキー教が全ての伝統をうまく商品化しています。私は雪国で育ったので、やはりクリスマスは寒く、雪の中で見るツリーが一番だと思います。日本は寒いので行くのが楽しみです。

(image)

クリスマスツリーの歌

ヘンデルは、熱心なルーテル派で、あの名曲メサイヤも、クリスマスを意識して作ったそうです。でもクリスマスツリーと言えば、この歌ですよね。ドイツに昔から伝わる伝統の歌で、それがクリスマスツリーの伝統と重なり、クリスマスの歌になりました。私は初めてこの歌を聞いたときはドイツ語で、それで覚えました。英語でもよく聞く歌ですが、私は日本語では聞いたことがありません!なのであまり日本では知られていないのでしょうか?この歌知っていますか?

allow="encrypted-media" allowfullscreen frameborder="0" gesture="media" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/4j4ye_Djhs0" width="560">

 

 

 

 




アメリカ留学ではなく、アメリカ起業でキャリアを鍛えよう!

Wed, 13 Dec 2017 06:50:33 +0900

日本人大学生のアメリカ留学の人数が激減しています。これは日本人が内向化しているのでしょうか?そういった意識だけの問題ではないと思います。本当の原因としては莫大な費用をかけて留学するというその投資効果がないからではないでしょうか?どうせアメリカに行くのであれば、無駄に留学をするより、「ビジネスをする市場」としてのトレーニングを兼ねて、アメリカで起業をするほうが、うまくいったときの成功の価値、そしてたとえ失敗したとしても学習価値が高いと思います。今回は、アメリカでの起業、そしてCVSで新たにスタートするアメリカ起業奨学金について書きたいと思います。アメリカ留学の無駄かつて、アメリカへの語学留学はただ単にぼったくられる無駄だということを書きましたが、最近は正規留学もそのような「無駄」であるような気がします。その一番の理由はアメリカの大学の授業料の莫大な金額にあります。私立の大学であれば年間に4万~5万ドル(500万円程度)、UCLAのような公立であっても外国人の場合は2万ドルかそれ以上になります(200万円)。さらに生活費も高く、年間で1万~2万ドル(100万~200万円)もかかります。しかも1年間で学位を取るのは無理なので、数年間行くとなると、普通の日本人がPayできるような金額ではありません。正規留学の場合、確かに力はつくと思います。ただ、実際に労働VISAをもらいアメリカの会社に就職できる日本人はかなり少ないので、卒業後アメリカに残り高い給料を稼げる可能性も低いわけです。更にアメリカの会社は外国人に対してはVISAのスポンサーなど面倒なことがあるので、アメリカ人学生と同じ条件ではないことが良くあります。私はUCLAのMBAをHonorで卒業しましたが、同じ会社でも同期のクラスメイトの給料の約半分でした。私はUCLAから奨学金を頂き、授業料が無料だったので、アメリカに残り就職をするという選択ができましたが、借金をして留学をしていたら、そのようなオプションはなかったと思います。アメリカでは学生ローンが次のサブプライムローンと言われていますが、通常のアメリカ人であっても授業料を払いきることはできないほど高騰しています。ただ、アメリカ人であれば奨学金がもらえるというメリットもあります。ただ、大学側はそのぶんどこからか負担していて、それが海外からの留学生ではないかともいわれています。最近では、中国人留学生が増大していて、アメリカの各大学は彼らの授業料に経営を依存しているという批判さえされています。つまり、アメリカ留学は奨学金をもらったり、交換留学でもない限り、賢い投資ではない時代になったのだと思います。 アメリカ留学の利点でも留学自体の価値は低くはありません。CVSの卒業生でも留学した人は全員、かなり良い会社に就職できています。日本においても、グローバルの時代、国際派の若者の市場価値は高いようです。だから毎年ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)などに多数の企業が高い費用をかけて留学生を採用するために参加するのです。でも、日本に帰国してしまうのであれば、高い授業料を払ってアメリカに留学する必要はないでしょう。CVSではメキシコ留学を勧めています。英語でクラスもあるので、スペイン語と英語が鍛[...]



なぜアメリカは銃規制ができないのか?

Tue, 21 Nov 2017 02:05:17 +0900

“何かしなければならないと誰しもが思う、でも何もされていない。誰も何もできない。これはばかげたことではある。そして希望を失う。私も今どうしていいかわからない。でも希望を失ったら終わりだ。悪を前にして希望を失うことはできないから。”コメンディアンのStephen Colbert 銃社会アメリカ先月のラスベガスの銃乱射に続き、先週はテキサスの田舎の教会で銃の乱射があり26名も犠牲者が出ました。私がアメリカに来てからもうどれだけこのような恐ろしい事件があったでしょうか?小さい無実の子供たちや妊婦が、まったく関係ない他人にむざんにも殺されるという異常な事件が「またか」という頻度でおきるアメリカ社会には大きな疑問を感じます。日本でもクレイジーな人が車で突入したり、ナイフで次々さすという問題はありましたが、明らかに銃がない分その被害はアメリカに比べ低く収まっています。1992年にAFSの留学プログラムで、ルイジアナ州バトンルージュでホームステイをしていた留学生の服部君が間違って射殺されるという事件がありました。裁判になりましたが、射殺をした人は無実になり、日本人にとて衝撃的な事件でした。その後、服部君のご両親は150万人以上の署名を集め、銃規制を請求しましたが、アメリカは結局変わっていません。2012年のSandy Hook小学校での銃撃事件は、精神病(自閉症)を抱えていた若者が小学校に入り、20名もの子供たちを射殺するという恐ろしいものでした。オバマ大統領が涙を流し、銃の規制を本格的にすると言っていたのを覚えています。最近のラスベガスのSHOOTINGでも軍隊レベルの武器でホテルの部屋からコンサート会場を乱射するなどむしろエスカレートしています。今回のテキサスのケースでは本来銃を持てないはずの精神病の有罪判決を受けた人が銃を持っていて、銃のコントロールがワークしていないのがわかります。トランプ大統領は、今回の問題に関しては「銃を持った近所の人が戦った」ということを理由に全体的な銃規制には否定的です。世界で最も豊かな国であるアメリカで、このようなばかげた社会問題はいつまで続くのでしょうか?そして銃規制以外でどうやって食い止めるのでしょうか? Bill of Rights と銃を所有することの政治哲学銃規制に関してはアメリカでは以前から警察や軍隊、そして多くの市民団体がサポートしています。銃がなくなれば警察官の死者も減るし、毎年ある子供が間違って銃を撃ってしまう事件なども減り、社会的には多くのメリットがあります。ではなぜ銃規制ができないのでしょうか?日本のメディアなどではNRA(全米ライフル協会)という大きなロビー団体の力でなかなか銃規制が進まないというようなことを報道されているようですが、実をいうともっと大きな根本的な問題があります。それがアメリカ憲法修正1条と修正2条があります。(First and Second Amendment to the United States Constitution)、通常はBill of Rights(権利章典)といわれる重要な規定にあります。そこには議会が、宗教の自由、言論の自由、集会の自由などを規制する法律を作ってはならないという条文で、連邦政府(国家)が人々に対する力を持ちすぎないように規制する項目なのです。武器を持つ自由(Freedom to Bear Arms)は1条[...]



Fiduciary Dutyの意味と重要性

Thu, 09 Nov 2017 15:30:38 +0900

Fiduciary Dutyとは組織の長が自分の個人的な利益以上に組織の利益を優先することを言います。米国の公認会計士の倫理試験のところに細かく説明がありましたが、弁護士、会計士、政府の高官、会社の経営者などはFiduciary Dutyを有します。会社の経営者の場合は会社の利害を優先し、弁護士や会計士などプロフェッショナルな仕事はクライアントの利害を最優先とします。なので、必然的に守秘義務なども生まれます。ファイナンシャルアドバイザーなどにもこのことが言えます。なので、ファイナンシャルアドバイザーが高いコミッションをもらうために、クライアントに投資物件を売りつけることはFiduciary Dutyの違反になるのです。リーダーは組織の代表であるので、高潔である必要があります。その代表的な倫理基準としてあるのがFiduciary Dutyであり、それを違反した場合は犯罪に問われる可能性があります。

 

Equifaxのケース

Equifaxはアメリカで8億人にも相当する人の信用情報(所得、過去のローンの返済記録、SS#、などの個人情報のデータベースを持つ)を持つ会社であり、クレジット情報の重要性が増す現代社会では欠かせない存在です。アトランタに本社を置き、14か国に拠点を置き、9000人以上も従業員を持つ重要な会社です。その会社のデータベースにハッカーが入り込み、今年の5月から7月まで主にイギリスとカナダの消費者情報がリークしました。この事件は大変大きなスキャンダルになり、Equifaxの経営者はワシントンの公聴会にまで招集され責任追及がされました。なぜ被害者であるEquifaxが責任追及をされなければならないのでしょうか?そこにはハッキングをされた事実の告知の遅れ、そして何より、経営者が株式を売却していたという問題がありました。私も公聴会をテレビで見たのですが、議員は厳しく株式売却の事実に関する追及をしていました。役員側の言い分としては「その株式売却は以前から決まっていたこと」「売却の際に役員はハッカーの被害にあったことを知らなかった」ということを言っていました。ただ、被害者である会社の役員が個人的に利益を得ていたということであれば、それはハッカー以上に罪が大きいという雰囲気はアメリカのFiduciary Dutyの重要性の表れでもあります。今回のケースだけでなく、Enron事件や、サブプライムローンの問題に際しても、アメリカでは組織の上に立つ人、責任者、リーダーの倫理観に対する厳しい追及があります。

 

ドナルドトランプの日本訪問とFiduciary

今回のドナルドトランプの日本訪問は日本ではどのように報道されているでしょうか?私の予想だと、北朝鮮問題が主な焦点になっているのかと思います。今回のドナルドトランプのアジア訪問は、アメリカにとって国益を代表した重要なアジェンダがあります。それは彼が選挙の際にスローガンにあげた「America First(アメリカの国益を優先する)」である経済的な問題が背景にあります。ドナルドトランプはビジネス出身だけに非常にわかりやすい大統領です。ドナルドトランプの大統領としての問題行動にもその特徴が出ています。まずは、国務長かのティラソンとの衝突があります。これはトランプは外交を交渉ととらえていて、早くアジェンダを進めたいのに、外交プロセスの遅れや官僚化にいら立ちを感じていることに原因があります。国務省の職員を減らしたことにもそれは表れています。トランプは自分のビジネスで外部との交渉に力をもっていたので、ついつい外交にも口出しをしたくなります。司法に対する批判(3権分立の国では当たり前なのですが…)もその勘違いから起きています。ドナルドトランプはロシアンゲートの問題で、FBIそしてFBIが属するDept of Justiceに関する批判があります。ビジネスの世界なら、顧問弁護士など法律のエキスパートも経営責任者である自分のために動きますが、国のシステムだと自分をコントロールする側にまわってしまうので、目の上のたんこぶのような存在です。ただ、ドナルドトランプは国益を最優先するというビジネス的なFiduciary Dutyに関してはよくわかっているので、今回のアジア訪問では、アメリカを相手にぼろ儲けしている日本、韓国、中国に対してそれなりのアメリカの国益を優先する交渉をしに行っているのです。なので、記者会見でも阿部さんは北朝鮮問題や安倍政権の中枢にある日米安保体制の確認に関して主張していたのに対して、トランプはアメリカの武器を日本が輸入するという「商談」の成果を主張していたのです。ただ、民間の作り出す貿易黒字を政府の借金の防衛予算で埋めることはできません。そもそも自動車のような高付加価値のアイテムをアジア諸国がアメリカに輸出しているのに対して、アメリカの主な輸出は農産物で、人口の差もある中で二国間での貿易収支をイーブンにすることは無理なことです。Appleのようなアメリカ製品でさえ、中国で生産されているグローバル化の時代です。アメリカに頭があがらない安倍政権としては、「アメリカ側の言い分」をある程度聞き分ける必要があるかもしれません。これは韓国、中国も同様で、おそらくトランプの影響力が大きければ、経済面に関してはアメリカに対する直接投資を増やし、アメリカの雇用を促進するということが考えられます。中国であれば、中国国内の人件費高騰もあるので、メキシコにアメリカ市場をターゲットとした拠点を移し、二国間の貿易収支を是正するといったようなことも考えられます。アメリカの地方の労働者が「America First」を信じてトランプに投票したので、そのFiduciary Dutyの観点から今後ともトランプはそのアジェンダを押し込んでくるでしょう。

 

弁護士、会計士のFiduciary Dutyと日米のFiduciary Dutyの差

私がビジネススクールに行って驚いたのが倫理が必修で、倫理に対する教育にかなり力を入れていたことです。更に公認会計士の世界では倫理基準が厳しく、独立性のチェックが常にされるだけでなく、毎年倫理のトレーニングがありました。高潔であることはアメリカの社会では高く評価されることであり、それはアメリカ人が深い宗教心をもっていることにも関連しているのではないかと思います。私は日本で政治の世界(安倍首相のお父さんである安倍晋太郎氏が会長をしていた自民党の団体)、ビジネスの世界にもしばらくいたことがあります。ただ、日本とアメリカを比較すると、この高潔さに対する期待値に関するギャップを感じます。日本では権力者がある程度個人的な便宜を図ることに関しては倫理的な問題をそこまで大きく取り扱わないような気がします。更にそれらが人にばれなければいい、「知らなかった」ということにしておけばいいといった暗黙の逃げ道のようなものもあります。なぜそうなっているのかと言えば、過去から政治の中での癒着や特別な便宜をはかることを当たり前としていた商習慣と、高潔さに対する文化的な期待値の低さがあるのではないかと思います。なので、みんながやっていれば自分もやっていい、法律にふれなければ何をやってもいい、といった倫理の枠外の言動が目立つのです。過去、学生に倫理観について聞いたときに、「自分は法律を守っているから」ということを倫理基準の説明として言っていた人が多かったので、日本では倫理に対する捉え方自体がまだ未熟なのではないかという印象をもっています。どうでしょうか?

 

リーダーに期待される高潔さ

CVSでは意図的にConflict of Interest (利益相反)の状態を体験させ、リーダーのFiduciary Dutyに対する考え方をチェックしています。CVSで個人優勝するためには個人の所得が最高である必要があります。チーム優勝をするためには、チームの所得を最高にする必要があります。なので、自分に対して高い給料を払えば、それで優勝できるし、観光旅行などにもただで行ける大きなメリットがあります。ただ、それをしてしまうと、チームの支出が増えてしまうので、チームが負けてしまうリスクもあります。前回も個人優勝者のチームは2位になってしまいました(これは給与の問題ではなく、1位チームの自己資本比率が低すぎたことに問題がありましたが…)。CVSをやっていて非常にやりがいを感じるのが、学生の場合はかなり倫理に対して敏感で、高潔でいようという意欲が高いことです。それはアメリカの教会に行ったり、高潔さを主張するアメリカのベンチャーキャピタリストやビジネススクールの教授、そしてヘッジファンドのマネジャーなどと会ったりするからかもしれません。私がこれからの日本の企業や、リーダーに一番期待するのが倫理基準、高潔さです。競争が厳しい社会では倫理的なジレンマが多くついつい妥協してしまう現実があります。CVSの卒業生にはいつまでも高潔さ、高い倫理基準を持ち続けてもらいたいと思います。




ダルビッシュの将来はどうなるのか?

Fri, 03 Nov 2017 14:24:14 +0900

昨日までロサンゼルスはとても盛り上がっていました。ハロウインの31日は、私も友人などと一緒で、Trick or Treatに行かずにテレビでDodgersの試合を観戦していました。そうです。MLBのワールドシリーズです。特に今年は接戦で、4番を打てる打者を多数揃えたアストロズとMLBでトップといわれるピッチャーを揃えたドジャーズの戦い。私は昨日はUCLAバスケのオープニングの試合を見に行ったのですが、ワールドシリーズを見たいのでキャンセルをしようかと連絡をしたら、なんと試合前は巨大な掲示板でずっとワールドシリーズを流していて、試合の途中も席の前に取り付けられている小さいテレビでワールドシリーズが見れると説得されたので行きました。これが写真です。本番のUCLAの試合以上にドジャーズが点数を入れたり三振を取ったりするほうが盛り上がっていました。MLBでは、各都市が野球チームを持っており、その街のチームの優勝は街全体で盛り上がります。今回のワールドシリーズは最初の2戦がLA、次の3戦がアストロズの地元ヒューストン、そして最後の2戦がまたLAという組み合わせでした。1戦はLAでも2、3はヒューストン、4戦はLA、5戦はヒューストン、そして6戦はLAと最終戦までもつれこみました。3-3で迎えた最終戦は統計的に地元のチームが有利とされていて、LAにとっては1988年以来の優勝に対する期待で盛り上がっていました。パレードなどの準備もしていたでしょう。REDEEMすること!ダルビッシュ先発の意味LAにとって悲願の優勝をかけた最も重要な試合の先発投手は日本人のダルビッシュでした。ダルビッシュがLAに来たのは8月で、防御率もそこまで高くなく、ファンにとってそこまでドジャーズとしての定着はありませんでした。エースでMLB一番の防御率を持つカーショー、或いは4戦の先発でアストロズを無得点に抑えたウッズを先発に持ってくることもできたはずです。特にカーショーは前回打たれたせいか最終戦の先発を希望していて、第6戦にドジャーズが勝ちそうな段階で、ブルペンに出入りをしていました。ところがそんな中でヘッドコーチのロバーツが第3戦で2回を抑えることさえできなかったダルビッシュを起用したことは彼自身の評価にも影響する重大なものだったのです。ただ、そこには彼のダルビッシュに対する個人的な気配りがあります。ダルビッシュは第3戦に先発し、2回にヒューストンの4番Yuri Gurrielに3ランホームランを打たれ、更には次の打者にも2塁打を打たれ、交代されました。ただ、その際にYuri Gurrielがアメリカでよくアジア人が差別をされるときにやられるつりめのジェスチャーし、さらにこれもアジア人がラテンの国で差別される際に言われるCHINITO(小さい中国人)というようなことを言われたのです。アメリカでは人種問題に敏感になっているので、MLBではすぐにこの問題を取り上げ、Gurrielは来年5試合に参加停止、更にオフの間に人種関係のSensitivityに関するカウンセリングを受けなくなりました。Gurrielはすぐに謝罪し、ダルビッシュに直接謝罪したいと申し出ました。それに対してダルビッシュは、「そんなこと気にしていないよ。失敗から学ぼう」というような人間として模範的な対応をしていました。ただ、[...]



ロサンゼルス、メキシコ、そしてクルーズでのインターン募集中!

Mon, 23 Oct 2017 14:24:03 +0900

報酬:~30万円期間:2017年2月初旬~3月末場所:2月米国ロサンゼルス、3月上旬、メキシコ市、3月中旬米国ロサンゼルス及びメキシコへのクルーズ(終了後、ラスベガス、グランドキャニオンに打ち上げ旅行)募集人数4名受け入れ企業:米国カリフォルニア州NPO法人CVS Leadership Institute ビジネスで意味をなすのが、座学の知識ではなく、現場での力です。その現場での「仕事力」をアメリカで長年コンサルタントを育成した実績のある講師から学びましょう。この春、ロサンゼルス、メキシコに滞在しスタッフとしての給料・手当をもらいながら学び成長できるのがCVSスタッフプログラムです。CVSは今回で28回目を迎えます。優秀な参加を多数生み出しているプログラムを支えているのがスタッフです。CVSでは1000名に上る卒業生が出ていますが、スタッフの経験者も総勢100名を超えています。スタッフは「もうひとつのCVS」で、実際にかなりのリーダーシップが鍛えられます。スタッフは仕事で給与が出るだけでなく、リーダーとして成功をもたらすことができればMAGIとしてCVSの歴史に名前を残し、更には特別手当をもらうこともできます。オンラインの無料トレーニングもあり、そのトレーニングを終えるとボーナスも出ます。お金がもらえて学べる、それがCVSスタッフです。 1.       スタッフ給与・手当とトレーニングと指導:CVSスタッフは成果に応じて手当が出るので、それ以上のリターンも可能です。スタッフがインターンの指導などを担当すると、指導手当ても出ます。現場での「仕事力」にあわせて給与をもらうことをモチベーションにし、自分を成長させることができます。報酬は以下の期間とそれぞれの役職に応じて異なります。a.       訓練期間・選考期間:                                                              i.      期間:本日~2017年12月31日                                                             ii.      報酬:スタッフ選考はその訓練の結果により異なります。10月~11月の期間に訓練が行われ、課題と試験をパスし、必要とされる単位を獲得した段階で契約金が日本円にて支給されます。CVS卒業生の場合は、各課題の成果に応じて追加の手当てがもらえます(各セクション毎に最大3000円)。                                                           iii.      トレーニング内容:トレーニングはオンラインで自分のペ[...]



国際派就職の勧め:アメリカでの就職

Tue, 01 Aug 2017 10:43:34 +0900

私はUCLAでMBA取得後、直接アメリカの監査法人のデロイト&トウシュに就職し、そこでコンサルティングを社内ベンチャーとして始めました。その後、デロイトコンサルティングに移動となり、長年アメリカで働くことになりました。「日本人の若者がアメリカで働けるようになるようなトレーニングをしてほしい」といい熱烈な依頼を日本人の学生から受け、それでCVSをスタートしました。CVSは今回で27回目で900名に及ぶ卒業生を出しています。卒業生たちが作った会社がNHKの情熱大陸に出たり、卒業生の平均所得が日本人の平均所得の倍以上であったりと、それなりの実績は評価されています。ただ、その中で実際にアメリカ企業に就職し、働いてる人は1名、アメリカで起業した人は1名のみです。アメリカに日系企業の社長として働いている人は5名程いますが、アメリカの会社に就職させるという当初のビジョンの方向には向かっていません。原因としては、前例の少ない海外就職に対する恐れと、最近の若者特有の「日本が一番ええんちゃう」現象かと思います。確かに、日本でも起業するにしても隙間がたくさんあり、所得水準も高いので日本での方が活躍できるチャンスがあったのは事実です。ただ、今後日本の経済が衰退し続けることを想定すると、給与の面や家族を築く将来のことなどを考えるとアメリカで働いたほうが圧倒的に有利な時代も来ると思うので、アメリカで働く場を提供する働きは続けていこうかとも思っています。 アメリカで就職をしようと思ったきっかけ:中満泉さんとの出会い私が学生時代は、皆さん同様に私はアメリカで就職することは全く念頭にはありませんでした。特に当時の日本はバブル最盛期、Fortune 500世界のトップカンパニーでトップ10の約半数が日本の企業という時代です。更に売り手市場で、内定者を拘束するために海外旅行に連れていく企業もあったほどの時代です。私は大学3年で、ワシントンDCにあるジョージタウン大学に留学していたのですが、その当時アメリカで就職をするなどということはこれっぽちも思っていませんでした。ただ、当時、日本人の留学生で一緒にNHKワシントン支局でインターンをしていた学生が、いきなり国連に就職したのです。それに喚起されたのか、上智大学から交換留学で来ていた学生も現地で就職し、慶応大学から来ていた交換留学の学生はアメリカ人の彼氏と結婚してしまいました。アメリカ留学をアメリカでの就職のステップとするということは、発展途上国の学生などにはよく見られたのですが、まさか日本人がそのように、羽ばたいていくとはかなりの驚きでした。 当時国連に就職したジョージタウンの学生というのは中満泉さんという人で、彼女はなんと今年国連事務次長になられたようです。おめでとうございます。日本人女性として最初の事務次長というだけでなく、彼女は、ジョージタウンを出てからずっと国連で働き、まさに実力でスタッフから今のポジションまで登って行ったのだと思います。私が中満さんと会ったのは、ジョージタウン大学留学時代、1988年にロナルドレーガン大統領がジョージタウン[...]